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スマホの顧客は何を買っているのでしょう?

2014.09.18(12:18) 1432

ソニーが上場以来初の無配というニュースが入ってきましたね。27年3月期が2300億円の赤字予想だとか。

ソニーについては過去に何度かブログで触れました。スマホを残すことはどうかなと書いたこともあります。

ソニー、最後は金融だけが残るのか?

今回の発表でも、ソニーはスマホなどのモバイル事業を強化すると言っていました。

ウルトラセブンの「ウルトラ警備隊」が使っていた時計のような「ウェアラブル端末」などが、今後ポストスマホの土台になるためにモバイル事業を残しておきたいようです。

そして、スマホは販売増の戦略から、高価格モデルへシフトするとか。

それはいいことだと思いますけど、それでもスマホは収益にあまり寄与しないでしょうね。


ところで、スマホは今年の3月末で5,700万件で端末契約数の47%になっています。

さて、スマホの顧客は何を買っているのでしょう? 何を価値あるものと考えているのでしょう?

これは重要な問いだと思います。


この問いについて、ドラッカーは『現代の経営』(ダイヤモンド社)で車のキャデラックの例を挙げています。

4,000ドルのキャデラックを買う人は、交通手段を買っているのか、それとも富のシンボルを買っているのか?

キャデラックはシボレーやフォードと競争しているのか、それともダイヤモンドやミンクのコートと競争しているのか?といった問いを投げかけています。

高級車を買っている人は、単に交通手段を買っているのではなく、富のシンボルを買っているのですよね。


では、スマホの場合は何ですかね。便利さでしょうか? 情報を得るためでしょうか? 顧客は情報を価値あるものと思っているのでしょうか?


アンケートを取ったわけではないので、これは私の想像です。

顧客は、暇をつぶしてくれるものを買っていると思っています。

何か強い目的意識があってスマホを利用しているのではなく、空いた時間の長短に関わりなく、暇をつぶせる面が大きいのではないでしょうか。

あくまで仮説です(笑)

もしこの仮説が正しいとするならば、簡単に、スマートに、暇をつぶしてくれるものを求めている人はかなりの人数がいることになります。

時間は貴重だという発想ではなく、努力なしに時間の隙間を埋めてくれるものを求めているのではないでしょうか。


これが正しい見解かどうかは別にしまして、なぜこの話をしたかと言いますと、ソニーが顧客をどう見ているかということなんです。

私が学生時代にはソニーにブランド力がありました。

オーディオ機器などは音質がよく、デザインもかっこいいものでしたし、ソニーというブランドを買う喜びもありました。

今の若い世代にソニーブランドを買う喜びはあるでしょうか?

おそらくないでしょうね。

今の社長が悪いわけではなく、ずっと前からソニーのブランド力が低下しているのが大きな問題だと思います。


最後に、ソニーのスマホの高価格モデルへの提案です。

本物の木を使ったスマホなんていいのではないでしょうか?

背面に木を使ったギターやバイオリンのような木目が入ったスマホです(笑)

中高年にも使いやすくシンプルだけど、デザインはおしゃれなものです。

そんなのもいいかなと思いました。

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