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名将マカロフに学ぶモチベーションを上げる方法

2014.08.13(14:49) 1406

今日はモチベーションを上げる方法について述べたいと思います。

このブログのカテゴリーで、「モチベーション」のところに、以前いくつかの方法を書いていました。

意欲を高める方法
マネージャーの仕事とは

また、少し前に書いた「和をもって戦う経営のすすめ」は、従業員のモチベーションを上げる方法に繋がるように書いていました。

今回は、これらの方法とは違う方法を考えてみたいと思います。

「名将というのは、士気を一変させて集団の奇蹟をとげる者をいうのであろう」

これは『坂の上の雲 三』で、司馬遼太郎が、ロシア軍のマカロフ中将を称して書いたものです。

坂の上の雲〈3〉 (文春文庫)坂の上の雲〈3〉 (文春文庫)
(1999/01/10)
司馬 遼太郎

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戦争では司令官の戦略戦術や方針というものは、水兵に知らされることはなかったようです。特にロシア軍隊にあってはそうだったようです。


ところが、マカロフは自分の方針や軍の戦略戦術を水兵にまで教えているのですね。

水兵たちはマカロフの大戦略に昂奮して、戦意が上がっていたようです。

ここにモチベーションを上げるヒントがあると思います。


第一は、トップの考え、方針、戦略戦術を全員に教えていることです。

会社でもよくあることなんですが、役職者だけで会議をして、その内容が部下に伝わらないことがあります。

だから部下は部署の役割が分からなかったり、自分の仕事が会社全体の方針とどうつながっていくのかが分からなかったりするのです。

機械的に部下に仕事をさせていたら、やる気は起きないでしょう。

社長の方針や会社の方向性は明確に従業員に教えるようにしたほうがいいですね。

具体的には、経営計画書を策定して、社長の言葉を書面で伝えることです。

また、従業員と話す機会を意識的に作って、何度も方針や経営理念などを話すことだと思います。10回、20回ではなく、1000回くり返す気持ちくらいでちょうどいいと思います。


二番目は、トップの話が、具体的で、かつ理にかなっており、成果が大きいことです。

詳しくは書きませんが、マカロフは東郷艦隊をこうやって全滅させるんだという作戦を水兵に教えています。その作戦が具体的で、かつ理にかなっており、もたらす結果が大きいので士気が上がるんですね。

マカロフの作戦は、「なるほど、それなら勝てるな」というものだったのです。


ここがポイントで、遠大な計画や目標を掲げても、実現が不可能だと部下に思われたらパーです。そうではなく、具体的に、これをやって、こうすれば勝てるんだと、理論的にも説明できると説得力が違うんです。

特に男性が多い職場では、論理的に勝利への道筋が説明できないと、うまくいかないでしょうね。


それと、作戦途中の失敗をトップがどう処理するかも大事です。

どんな作戦でも勝ち続けることはないわけでして、目標に達するまでの途中の失敗(敗戦)にどう対応するか、そこを考えておかなければいけません。

長くなりましたので、対応の仕方は次回に。

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