中学校や高等学校で勉強すべきだと思うものに簿記があります。日商簿記3級(商店レベルの簿記)レベルは中学校で教え、日商簿記2級レベル(株式会社の商業簿記と工業簿記)は普通科の高校でも必須にすべきだと思っています。
なぜなら、簿記を勉強すると仕訳(しわけ)が分かるようになります。
仕訳とは、お金(モノもあり)の入りと出の状況を記録する作業のことです。別の言葉で言いますと、お金の源泉と使い道を記録することです。
例えば、会社が銀行からお金を借ります。
借りると負債が増えますが、同時に資産である現金が増えます(この流れを記帳するのが仕訳です)。借金をすると負債が増えますが、別にお金が無くなるわけではなく、資産が増えてお金が増えるんですよね。
逆に、借金を返しますと、負債が減りますが、同時に資産である現金が減ります。借金が減ると気持ちがいいでしょうけど、手持ちの現金も減ってしまうのですよね。
これらの取引を仕訳するようになりますと、ある商行為が、必ずある結果を生むことが分かります。全てのことがつながっていることがよく分かるんですよね。
物を売れば、売上は上がる。しかし、それが掛売りなら、お金の入金は後になって、売掛金が残る、というように原因と結果が論理的に分かります。
そして、こういう原因と結果の流れを簿記を通じて教えると、全ての物事には原因と結果が同じようにあるし、何らかの行為が、何らかの作用や反作用を生むことが分かるようになると思うんですね。
極端な言い方かもしれませんが、「人をいじめたら、相手は傷つくのだよ」ということを教える一つのよすがになるのではないかと。
そうした仕訳を学ぶこと以外に、簿記の知識があると、社会人になったときに貸借対照表や損益計算書を見ることができるので、だいぶプラスになります。部署別の会計資料が読めるのと読めないのとでは全然違いますからね。
会社で働いていない人であっても、家計はありますから、簿記は参考になるでしょうしね。
中学校や高等学校の授業内容は色々な面を見直さなければならないでしょう。
英語の授業を減らしても、簿記の授業を入れた方がよいと私は思いますね。
なぜなら、簿記を勉強すると仕訳(しわけ)が分かるようになります。
仕訳とは、お金(モノもあり)の入りと出の状況を記録する作業のことです。別の言葉で言いますと、お金の源泉と使い道を記録することです。
例えば、会社が銀行からお金を借ります。
借りると負債が増えますが、同時に資産である現金が増えます(この流れを記帳するのが仕訳です)。借金をすると負債が増えますが、別にお金が無くなるわけではなく、資産が増えてお金が増えるんですよね。
逆に、借金を返しますと、負債が減りますが、同時に資産である現金が減ります。借金が減ると気持ちがいいでしょうけど、手持ちの現金も減ってしまうのですよね。
これらの取引を仕訳するようになりますと、ある商行為が、必ずある結果を生むことが分かります。全てのことがつながっていることがよく分かるんですよね。
物を売れば、売上は上がる。しかし、それが掛売りなら、お金の入金は後になって、売掛金が残る、というように原因と結果が論理的に分かります。
そして、こういう原因と結果の流れを簿記を通じて教えると、全ての物事には原因と結果が同じようにあるし、何らかの行為が、何らかの作用や反作用を生むことが分かるようになると思うんですね。
極端な言い方かもしれませんが、「人をいじめたら、相手は傷つくのだよ」ということを教える一つのよすがになるのではないかと。
そうした仕訳を学ぶこと以外に、簿記の知識があると、社会人になったときに貸借対照表や損益計算書を見ることができるので、だいぶプラスになります。部署別の会計資料が読めるのと読めないのとでは全然違いますからね。
会社で働いていない人であっても、家計はありますから、簿記は参考になるでしょうしね。
中学校や高等学校の授業内容は色々な面を見直さなければならないでしょう。
英語の授業を減らしても、簿記の授業を入れた方がよいと私は思いますね。
- 関連記事