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キリンビールが独り負けしている理由とは?

2014.07.24(22:27) 1390

東洋経済オンラインで、ビール会社、アサヒとキリンの二強で明暗があり、アサヒが好調なのですが、キリンが独り負けという記事が出ていました。

二強で明暗、好調アサヒとキリンの誤算

詳細は記事に譲るとして、簡単に触れますとアサヒは売上高、営業利益とも上半期過去最高を更新、対しキリンは大手ビール4社中唯一出荷数量前年割れだった模様。


東洋経済の記事では、キリンの不振の原因を次の三つを上げています。

1.増税後の反動減は業務用より、家庭用が大きかった。キリンは発泡酒等の割合が65%で、内家庭用が9割以上で、増税の影響をまともに受けた。

2.販売戦略の誤算。キリンは既存ブランドの強化をしたが、他社は新製品を出してシェアを奪った。

3.居酒屋チムニーという大口顧客の喪失。


まぁ、色々と理由はあるのでしょうけど、私は全然違う理由だと思っています。

それは、美味しいビールを作っていない、これに尽きていると思います。


ちなみに、私はお酒に弱いので、ほとんどビールを飲むことはありません。

でも、アサヒのドライは美味しいので、飲むことができました。おそらく、世の中にあるビールがキリンビールだけだったら、私はビールをほとんど飲むことがなかったと思います。


ドライが出たころに、知人の人が私に言いました。

「ドライは飲みやすい」

その人もアルコールを飲まない人だったのですが、その人は「ドライだったら飲める」と言ってました。

私も同じ意見で、キリンビールやサッポロビールは苦手でしたけど、ドライなら飲めると思いましたね。

お酒好きな人の意見は分かりませんが、お酒に強くない人間が口を合わせるかのように、「ドライなら飲める」と言ったところに大きなヒントがあると思うんですね。


「ドライがそれだけ美味しかった」ということですよね。


ただですね、私はサッカー日本代表を応援したいので、美味しくないんですけど、ビールを飲むときは「一番搾り」や「のどごし生」を無理して飲むようにしています。

キリンが日本代表を応援していなかったら、申し訳ないですけど飲まないでしょうね。


やっぱり、アサヒのドライやドライプレミアムは美味しいと思いますもん。

だから、キリンに関して不思議なのは、なぜドライと同じレベル、あるいはドライ以上の味のビールを開発しないかということなんですよね。

ドライプレミアムのような味を作っていたら、充分盛り返せたと思うんです。

ドライと同じ味のビールを作ることは、キリンのプライドが許さないのでしょうか?


販売戦略だの、大口顧客だの、失敗の理由は色々とあげられるでしょうが、一番は美味しいビールを作っていないから、ブランド力が落ちているということだと思います。

分かりやすくするために、極端に表現しますと、消費者は「アサヒは旨いけど、キリンは、まずい」というブランドイメージになろうとしているということです。


枝葉ばかり見ていたら、幹を見失ってしまいます。

どこよりも「美味しくて安全なビール」を創ることです。

それとアサヒに関する研究(ライバルの研究)をもっとするべきでしょうね。

キリンはイノベーションをしないと、落ちていくだけでしょうね。ビールを飲む人口は毎年減って行っているわけですから。

日本代表を応援するだけではなく、キリン自体が頑張らないといけないでしょうね。


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