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「和をもって戦う経営」のすすめ 8

2014.07.23(15:17) 1388

「和をもって戦う経営」を以前7回に渡って連載しましたが、1点追加したいことがあります。

それは、儒教の五常を実際の行動に移す考え方として「勇(勇気)」を入れたいと思ったからです。


6.五つの徳目の行動原理は勇気である。交渉する勇気、断る勇気、信じる勇気、行動する勇気。
  刀折れ矢尽きたときには、勇気という武器を使え。【勇】


学んだことを実践するには勇気が必要です。行動の原理になるのは、勇という徳目です。

ビジネスは厳しい競争の中にあるので、物おじしたり、おっくうになったりして、前に進めないこともあると思います。

右に行くべきか、左に行くべきか、結論が出ないこともあるでしょう。

そういうときに力を発揮するのは、勇気ある行動です。

勇気が前に進む力を与えてくれます。


また、仕事をしていますと、何度か勇気を試される時があると思います。

大きな仕事を任せられたときや、その仕事に自信が持てないときなど、最後は勇気を振り絞って「やるしかない」こともあります。


私が好きな漫画『サイボーグ009』(石ノ森章太郎著)で、主人公の島村ジョーこと009が、敵(たぶんアポロン)に、銃で撃ち合うのではなく、サイボーグに備わっている体の武器で戦おうではないかと言われるシーンがあります。

確か近距離で撃ち合っても両方死ぬから、無駄な戦いは辞めようということだったと思います。

そして、敵は銃を捨てて「お前の能力(体の武器)は?」と問いかけるのです。

009には「加速装置」があるのですが、それ以外に身体に武器はありません。

敵は「まさか加速装置だけではあるまい」と思って挑発的な質問をしてくるのですが、009は「あとは勇気だけだ!」と答えて戦うのです。

相手は「何!」と驚くんですけど、とても印象的なシーンなのですね。

小学生のときに、このシーンを見たときに凄く感動しました。


別に009に限らず、最後には勇気という武器を使うしかない場面はあると思います。

努力はした、準備もした、もう全てやりつくした。でも、恐怖感だけは残ってしまうことはあるでしょう。

そういうときには勇気が最後で最大の武器になります。


色々と勉強したけれども、現状がうまく突破できないときがあるかもしれません。

そのときは、勇気という言葉、勇気という考え方を思い出してください。

ビジネスの実践において、大事な考え方だと思うので、勇を追加したいと思います。

儒教の五常と「サイボーグ009」の組み合わせが奇妙(笑)かもしれませんが、これで「和をもって戦う経営」の体系化が一応完成しました。

「仁・礼・義・智・信・勇」の6つの徳目です。
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コメント
元食堂のおばちゃんさん、コメントありがとうございます。

なるほどと思ったのは、勇気がパッケージものだということですね。
どれが欠けても無分別になるんですね。匹夫の勇というものかもしれませんね。

それと、「またちから」ですか。面白いですね。(笑)
「またちから」があったら、高校時代はもっと明るかったかなと思いました(笑)。
【2014/07/25 17:59】 | 古賀光昭 #- | [edit]
これは、本当にそうだと思います!
009の「あとは勇気だけだ!」には私も感動したのを覚えてます。

勇気って得意なことにどんどん挑んでいったり、力を発揮したりするだけじゃなく、
立ち止まり、引き返す、あるいは間違いを認めることでもあると思います。

勇気ある、というのは、忍耐力、計画力、行動力、責任感、それと底知れない努力のパッケージものだと思ってます。

そのどれが欠けても、それは、無分別になる、と、たしか小学校の担任の先生が教えてくれました。2年生の時です。
勇気と、無分別。
あれ、すこし、それましたね!

その先生は、勇気の「勇」の漢字の書き方を、「またちから!(上からマ+田+力)とも、教えてくれました。(笑)
【2014/07/25 07:09】 | 元食堂のおばちゃん #QyMQPslQ | [edit]
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