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社員研修の目的は何でしょうか?

2014.07.20(22:20) 1386

最近、社員の育成や教育が課題になっていると以前のブログで述べました。

ところで、経営者の皆様、社員研修の目的は何でしょうか?どのような目的で研修を社員に受けさせようと思っておられますか?


「会社で成果を上げるようになってほしい」とか、「社会人としての常識を学んで、コミュニケーションが取れるようになって欲しい」とか、「仕事にやる気をもって欲しい」とか、会社によって色々な理由があると思います。


ここで一点考えていただきたいことは、発想が「会社のために」というところから始まっていないかどうかです。

「当たり前だろう。会社のお金で、勤務時間中に研修に行くのだから、会社にとってプラスになるものでないと困る」と思われるでしょうね。


少しきつい言い方ですが、これは「会社にとって都合の良い人材になって欲しい」という発想なのではないでしょうか。

「会社(上司)にとって使いやすい人材、会社にプラスをもたらす人材」になって欲しいという願いです。

私はこうした感情を全て否定する気はありません。


ただ、「会社のための研修」という発想をしている限り、若い世代、ゆとり世代の共感を得るのは難しいと思います。

会社のための研修という発想の前に、社員の「公私両面の幸せのために研修」を受けてもらいたいという考え方が大切です。

これを砕けた言い方で説明をすると、「研修に行って人間的に成長して、プライベートでも幸せになって欲しいのだ」という感じですね。


別の言い方なら、次のように言えるでしょう。

「研修を受けて、それを自分の糧にしてほしい。学びがプラスだったら、会社に恩を返してくれてもいいし、万が一転職することになったら、次の職場で活かしてくれても構わない。あるいは定年後の第二の人生にもそれが活かされてもいいと思う。当社はあなたが成長して、あなたの人生が幸せになることを願って研修に行ってもらいたいと考えている」


このようにですね、「社員の人生をトータルに考えて、ビジネスマンとしての成功だけではなく、一人の人としての幸せにつながるお手伝いをしたいと思っているのだ」ということを伝えるのが大事かと思います。


会社は社員の人生を本気で思っていることをメッセージとして伝えることです。

社員の人間性、人間力の成長を願い、その成長に伴う幸せを味わってほしいと伝えることです。
(成長すれば、必ず喜びが伴います)

そして、そのメッセージを伝えると同時に、会社は襟を正し、本気で社員のことを考えるようにします。

結局、それが遠回りのようでも、会社も社員も幸せに繁栄する道だと私は思っています。


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