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「和をもって戦う経営」のすすめ 7

2014.07.20(01:11) 1385

6回に渡って「和をもって戦う経営のすすめ」をお話してきました。今日が最終回です。

全体をまとめます。

「和をもって戦う経営」とは日本的精神である”和”を元にした経営です。

その内容を儒教の五常に関連させながら体系化すると次の五つの柱があります。


1.上司は、部下に対する愛があり、優しさと厳しさを兼ね備えた人物であること。【仁】

2.部下は、上司に敬意を払う。又、職位の上下を問わず、相手には敬意を持つこと。【礼】

3.共通の価値観を持った人材を集め、共通の大きな目標を持つこと。
  そして、和の力を使って、人々を幸福にすること。【義】

4.常に学ぶ姿勢を持ち、組織全体に学習を習慣化させること。そして悪の知見も持っておくこと。【智】

5.誠心誠意、熱意をもって仕事をすること。存在自体が、その時代の光であるような企業を目指すこと。【信】


これら5つの柱には、それぞれに細目があるのですが、それは本文に譲り、ここでは省略します。

「1.仁と2.礼」が、個人単位での考え方の方向性を打ち出しています。

「3.義と4.智」が、組織単位での戦略と戦術に関して述べています。

「5.信」が、全体の基礎(基本、底で支えているようなイメージ)となる考え方と、到達すべき最終目標となっています。


これらが私が”現段階で考える”「和をもって戦う経営」なのですが、今後、文言はより良いものが出てくれば変わっていくと思います。

その理由の説明が難しいのですけれども、どうやってこの「和の経営」ということを書いているのかに、実は関係してくる話なんです。


これからの経営のキーワードは「和の経営」という”結論”はつかめているのですが、その結論は目に見えるものでも、言語化されたものでもありません。インスピレーションや直観でつかんでいるものなんですね。


その概念のようなものを、単に言語化するだけではなく、ビジネスで”実際に使える言葉”にできるだけ変換しようとして書いています。

この変換の作業は能力が上がれば、今より良いものに変換できるはずなんです。

それゆえ、根本の概念が不変であっても、それを表現する言葉は変わってくる可能性があるということなんですね。


つまらない言い訳(笑)はこれくらいにしまして、最後に結論めいたことを一つ書きます。

「和をもって戦う経営」を行いましたら、外に現れる姿は、”美”(び)になると思います。

和は調和を表しています。調和から発せられるものは、美になっていくはずです。


企業経営で美と言うと不思議な感覚を持たれるでしょう。

でも、仕事ぶりに美が現れたり、商品やサービスに美が現れたり、社内に美が現れたりすると思います。

もし美が現れていなかったら、経営に不調和なものがあるということかもしれませんね。


色々と書きましたが、皆様の参考になりましたら本当に幸いです。


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