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「和をもって戦う経営」のすすめ 4

2014.07.17(20:53) 1382

「和をもって戦う経営」のすすめ 4です。

3.共通の価値観を持った人材を集め、共通の大きな目標を持つこと。 そして、和の力を使って、人々を幸福にすること。【義】


人材について教育が大事なことは元よりですが、入口のところ、すなわち採用に力を入れることも重要なポイントです。

人を採用するときには、貴社の大切にしている価値観を応募者に提示し、その価値観に共感できる人を採用すべきです。

考え方や思想を「全く同じくする人」を集めよということではありません。

あくまで、価値観や仕事観などで一致する部分をもっている人を採用するということです。


貴社には貴社のゆずれない価値観や仕事観があると思います。

貴社の価値観を、面接時や会社説明会の時に正しく説明をして、それに本音で共感できる人を迎え入れると良いでしょう。


そして、入社してからは、共通の大きな目標を持つことです。

まずは全社の目標。そして部門の目標という形で、全社員が共有する目標と、部門メンバーが共有する目標を持つようにします。


会社はチーム、組織による勝負事です。

野球でも同じでしょうが、個人の成績だけではなく、チームとしての優勝という目標があるから、より高みを目指しやすいということもあります。


また目標は大きいものほど社内が明るくなります。中途半端な目標だと、社内は得てして暗くなります。

社員が夢を持てるような、明確で、やりがいのある大胆な目標を掲げてみましょう。


私は「和の経営」をすすめる中で、「戦う」という言葉を入れています。

その理由は、和という言葉にとらわれて、内向きにならないようにするためです。

組織の和を意識して、事なかれ主義になるのではありません。

企業経営は真剣勝負ですから、議論すべきことはきちんと議論をしたほうが良いです。喧嘩に近いことも起こるかもしれません。

ただ、そこに、仁の心や礼が必要だと考えています。


そして目標です。

内にこもるのではなく、大きな目標を持って、和の力を「外に活かしていただきたい」のです。

発展のための和であってほしいし、社会に貢献するための和であってほしいと思います。

組織の和の力を使って、関係する人々を幸福にしていってほしいと願っています。


儒教の五常の徳に例えると、この3は「義」に当たると考えてます。

「義は利欲にとらわれず、なすべきことをすること」と聞いています。


大きな目標は、利欲にとらわれていると浮かびません。

経営者が、どこかのタイミングで、突き抜けたときに「本当に高い目標」は生まれます。

そのときは、利欲の気持ちが薄れ、自分のなすべきこと(ミッション)は、”これだ”と気づいたときだと思います。

そうしたレベルで起こるものが、この3つ目の内容なのです。


<続く>

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根性と、そこから生まれた智慧で困難を乗り越えてきた古賀光昭の公式サイトです(笑)。

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