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スペイン敗退と米西戦争

2014.06.20(17:45) 1361

サッカー日本代表のギリシャ戦、大変残念な結果でした。見ていた私でも悔しかったので、やっていた選手やサブのメンバーはもっと悔しい思いをしたでしょうね。

やはり勝負事というのは難しいものです。

前の日には前回王者のスペインが1次リーグ敗退となっていました。

スペインというと、サッカーではなく実際の戦争でアメリカと戦ったことがあります。日露戦争前の米西戦争ですね。司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』第二巻に詳しい説明が書かれています。

坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)坂の上の雲〈2〉 (文春文庫)
(1999/01/10)
司馬 遼太郎

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アメリカの艦隊とスペインの艦隊が打ち合っているんですけど、興味深いことは、スペインの艦隊は戦闘力を失うような砲撃を受けていないのに敗北していることです(戦争はアメリカの勝ちで終わっています)。

スペイン艦隊は、戦意喪失して自ら岸へのりあげたのだろうと、秋山真之は推測しています。

日露戦争で日本海海戦の作戦を立てたと言われる秋山真之は、この米西戦争を観戦武官として、実際の戦争を見て、詳細な記録を残しています。

勝敗を決した様々な要因を分析をしているのですが、その中で”士気”について書いています。


「スペイン軍人は風紀敗頽(はいたい)して、開戦のときにはすでに元気が衰耗していた。さらにスペイン人の固有の気質として、ラテン人種の民族的遺伝によるものか、一時に熱中してもただちに冷えるというこまった性質を共有している」と記しています(司馬遼太郎著、『坂の上の雲』 第二巻、文春文庫)。


スペインの艦隊はたいして砲弾が当たっていたわけではないのに、簡単に負けてしまったのは、こうした士気が大きく影響したのでしょうね。

戦争は勝ち負けがはっきりと出るので、戦争の教訓というのは経営においても参考になりますし、サッカーのようなスポーツにも通じるものがあると思います。

(秋山真之の米西戦争の分析は、ランチェスター戦略のさきがけとなるような理論だと思います。ランチェスター戦略より15年ほど前に書かれているところも凄いところです)

やはり士気は大事です。

組織の士気を自由自在に操れるような人をカリスマというのでしょうが、誰もがカリスマにはなれないので、経営者はどのようにすれば士気を高められるか、組織のベクトルを一致させられるかを考えなければいけませんね。


とにもかくにも、サッカー日本代表は、まだ終わっていませんよね。

体力的にも精神的にもつらいでしょうが、最後の最後まであきらめないで戦ってほしいと思います。

戦いは、あきらめた方が簡単に負けるものですから。

頑張れ!!日本代表!!

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