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韓国船沈没事故と『坂の上の雲』

2014.05.19(11:44) 1354

司馬遼太郎さんの『坂の上の雲』は、20代に読んだ本だと思います。韓国の船沈没の事故を見て、もう一度『坂の上の雲』を読もうと思いました。

なぜそう思ったかを説明するのは難しいのですが、韓国の沈没事故を見ていて、明らかに日本とは違うなと感じたのです。

最近は「嫌韓」という風潮がありますが、その”ほんの少し前”までは、韓流・K-POPだとか、「韓国を見習え」だとか、「サムソン最高益!」などと韓国に関することは、もてはやされていました。

ちょうど日本人が自信を失いかけていたときだったのかもしれませんが、近い国の韓国を「眩しく」感じた人も結構いたかもしれませんね。


私は李明博元韓国大統領の竹島上陸がターニングポイントだったと思っているのですが、あの事件が「嫌韓」の流れを作ってしまったように思います。

そうしたゆったりとした流れの中、今回の痛ましい事故がありました。

私はあの船の事件を見たときに、東郷平八郎さんのことを思い出したんですね。

なぜ東郷平八郎さんなのかは別の機会に書くとして、私は率直に「日本や日本人って素晴らしいんだな」と思ったんです。

そして、日本人の精神性や民度など、どこから来ているのかなと思ったときに、『坂の上の雲』にそのヒントがあるのではないかと考えました。

それで少しずつですが、読み始めたんです。

坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)坂の上の雲〈1〉 (文春文庫)
(1999/01/10)
司馬 遼太郎

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すると第一巻に興味深いことが書いてありました。

「徳川時代の特殊さは、知識階級が都会におらず地方にいたことであった。 -中略-  
幕末の政治と思想のエネルギーが三百諸侯の城下町から噴き出てきたとい点で、欧米の他の国家といちじるしく事情が異なっている。」
(P26)

要は、各藩が学問を奨励し地方に賢い人が一杯いて、逆に江戸、京都、大坂には知識人が少なかったということです。

秋山好古(よしふる)が大坂に行ったときに、松山では自分より賢い人がごろごろいるのに、大坂では自分みたいなレベルのものが教師をできるなんて、松山の士族がかわいそうだと述懐しているところがあります。

それだけ江戸時代の日本全国の教育レベルは高かったということですね。

その教育の力が明治維新の力になっているというのは、やはり驚嘆すべきことだと思います。

日本を復活させようと政治家が考えるなら、教育を立て直さないといけないでしょうね。

長くなりましたので、続きは別の機会に。

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