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ゲーム機不振の原因とエール

2014.01.24(10:11) 1305

任天堂の下方修正を受け、ゲーマーとしてのエールを送る意味で、昨日は据え置き型ゲーム機の不振について意見を述べました。

今日はその続きです。

据え置き型ゲーム機の課題は「グラフィックに偏って、ゲーム性が落ちている」ということを述べました。

ゲーム機不振の原因二点目は、ソフトの互換性のないハードを作っていることです。

これもソニー・コンピュータエンタテインメントなんですけど、PS2(プレイステーションツー)とPS3とPS4のソフトの互換性がありません。

例えばPS2が壊れてPS3を新たに買うとします(実際、ソニー・コンピュータエンタテインメントのハードはよく壊れます)。すると、PS2のソフトはPS3で動かないので、持っているPS2のゲームは遊べません。

ファミリー・コンピュータの時代は、ファミコン一台を買うと、大量のソフトを1台のハードで長く遊べました。

ところが、最近のハードはソフトが十分に揃う前に新しいハードが出るという流れになっています。


任天堂の場合は、ゲーム・キューブのソフトがWii(ウィー)で遊べるので、「さすが任天堂だ」と思いました。

ただ、次のWiiUが出たときには、既にWiiを持っているユーザーからすれば、タッチパネルディスプレイ付きのコントローラのために35,000円を出すのは「きついな」と思ったのではないでしょうか?

35,000円はゲーム機の買い物としては割高感があるので、それだったら、3DSLL(スリーディーエスエルエル)を買うか、ソフトを買うという選択をするのかなと思います(3DSが出て、それほど間があかずに3DSLLが出ています)。


これらがゲーム機不振の原因三点目になりますが、ハードの種類が多すぎることです。

ユーザーそれぞれに買いたいものは色々あるわけで、ゲーム関連だけでも、携帯型ゲーム機がPSP、プレイステーション・ヴィータ、3DSLLがありますし、据え置き型ゲーム機のハードを次々出されたり、互換性がなかったりすると、ユーザーからすれば、どうしても絞り込んで買わざるを得なくなりますよね。

そうしたら、WiiUやPS4は「今は、いいや」という選択になると思います(日本ではPS4は大苦戦するでしょう)。


ただ、タッチパネルディスプレイ付きのコントローラを考えた任天堂の試みは面白いと思います。

「任天堂ショック」を書いていた産経新聞のコラムでは、3Dについても「ユーザーは3Dをオフにしている」と批判的でしたが、私は試み自体は面白いと思っています。

確かに3Dは目が疲れますし、充電池の消耗が早いので私もオフにしていましたが(笑)、任天堂のチャレンジ精神は素晴らしいと思います。



色々と述べましたけれども、結論とすれば、多種類のハードを出すのではなくて、一つのハードで長く遊べるような戦略を取ってほしいということです。


据え置き型ゲーム機は、面白いゲームをたくさん提供してくれました。今は携帯型ゲーム機にソフトの主流は移っていますけれども、ソフトの主流は据え置き型ゲーム機であってほしいと思います。

なぜなら、据え置き型ゲーム機用にしっかりとしたソフトを作って、それを携帯型にコンパクトにして移管するのが本来の流れだと思うからです。


日本のゲームメーカーはユーザーの視点を忘れずに、チャレンジングなゲーム創りをしていただきたいと切に願っています。

まだまだ面白いソフトを創れるはずです。 ネタはいっぱいあると思いますよ。

(例えば、ビートルズのメンバーの一人になってみるようなゲーム)


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