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正しい在庫管理について その1

2014.01.18(16:10) 1300

今回は経営者向けの商品の在庫管理についてお話しします。

在庫管理に会計ソフト(在庫管理システム)を使っている会社も多いでしょう。

ただ、私も今まで色々な会社を見てきましたが、有効に在庫管理をしている会社は少ないかと思います。


まず、在庫管理では、「総在庫金額」だけを見てはいけません。

なぜなら、死に筋商品、いわゆるデッド・ストックが必ず在庫には含まれているからです。

総在庫金額が多い理由で、単純に一律に在庫を減らすと、売れ筋商品の品切れを起こしかねません。


そこで、最初にデッド・ストックを処分してください。

これは現場に任せるだけではなく、経営トップの判断が必要なときもあります。

実地棚卸のときに経営トップは実棚を見に行って、不要なものを捨てるように明確に指示することです。ほっておくと、全く売れる予定のないものが倉庫に積みあがってしまいます。



デッド・ストックの廃棄処分ができましたら、有効在庫については個々に在庫基準を決定します。

ここで気を付けることは、在庫基準は締日現在の在庫だということです。

仕入先への支払が15日締めの翌月末日払いだったら、15日現在の在庫金額になります。

だから、在庫基準は高くはなりません。

なぜなら、15日現在の在庫は一日分が理想で、翌日16日に一か月分を仕入れるのがベストだからです。

一日の違いで、支払が(この場合は)45日違うので、支払締日前に売れない分まで大量に仕入れるようなことをしてはいけません。

これは、考えてみると当たり前のことなのですが、意識していない社員も結構います。

社員に任せっきりにしていると、資金繰りがマイナスに働くことがあります。

締日を意識して仕入するだけで資金繰り改善につながるので、社員にはきちんと意識させることが大切です。

明日は「累計式在庫管理」について説明します。


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