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日本繁栄の元になった近江商人

2013.03.22(15:22) 1271

過日、「近江(おうみ)商人を勉強しなさい」というインスピレーションがあって、本を読んでいるということをお話したかと思います。

本は5冊読み終わっていたのですが、ブログに書く段階でWBCに気を取られたり(笑)、別のことを考えることがあったものですから、皆様へのご紹介が遅れました。

体系的にはまだお話はできませんが、そのうち近江商人の考え方をブレンドした経営理論をまとめたいと思っています。


近江商人に思想的な影響を与えたのは、中江藤樹だと童門冬二さんは述べています。中江藤樹は「近江聖人」と言われた人で、中江藤樹が教えていた「日本の心」を行商という方法で全国へ広げていったのが、近江商人であるというのが童門冬二さんの説です。

また、植西聡さんは近江商人は仏教を積極的に取り入れたと言っています。仏教と商売は結びつかないような気がしますが、近江商人の商売心得には仏教を影響が強く表れていますね。

「おかげ様で」という言葉は、近江商人が使い出した言葉らしいのですが、これは仏教の他力本願から来ているそうです。

他力本願とは、私たちは自分の力で悟りを得るのではなく、阿弥陀仏の力によって救われている。転じて、私たちは一人で生きているのではなく、多くの人々のおかげで生きているのである。だから傲慢にならず、他の人々に感謝していきなければならないという意味です。この意味を近江商人は商売に応用したのですね。

あるいは、近江商人には三方(さんぽう)よし」の考え方があります。

「三方よし」とは「売り手よし、買い手よし、世間よし」のことです。

仏教では自利利他(じりりた)という考えがあります。自利利他は、仏道修行によって得た功徳を自分が受け取ると共に、他の人の救済に尽くすことです。自分だけがよかれではなく、他の人をも幸せにしようとする考え方ですね。

私はこの自利利他が「三方よし」の考え方に繋がったのではないかと思っています。


近江商人が作った会社は三井グループ、伊藤忠、丸紅、高島屋、大丸、西川産業など現在まで発展している会社もありますし、思想的、ビジネス的影響を考えましたら、日本経済の繁栄の元になった部分ともいえるしょう。

しかし、中には潰れてしまった店も残念ながらあります。

次回は潰れてしまったお店の話をしたいと思います。


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