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成功体験を捨てることを、織田信長から学ぶ 

2009.09.10(00:01) 121

今日は、日本の戦国時代のお話しです。魔王織田信長です。

私はあまり人を天才だという風に称さないのですが、織田信長は天才だと思います。

長篠の戦いにおける1,000丁の鉄砲の使い方に見られるように戦いの方法を革命的に変革しています。世界的にはアレキサンダー大王、ハンニバル、ナポレオンのような軍事的天才だったのでしょうね。

さて、その信長ですが、意外な面があります。

桶狭間の戦いで今川義元を破りましたが、このときの信長は、一か八かの賭けに出ました。今川軍は2万人とも4万人とも号する大軍です。一方、信長軍は5千人ほどしかいません。どうみても勝ち目はないのですが、細い山道で今川軍が長く伸びきっているところを局地戦でかつ大将の首を打つことに集中して破っています。

これ自体がすごいことなのですが、信長はその後、こうした一か八かの戦いを一切していません。

相手の勢力の2倍以上になるまで決して戦をしていないのですね。あらゆる手を使って、相手が弱まったり、自軍に戦力が整うまでじっと待っているのです。勝つべくして勝つ戦い方ですね。

凡人でしたら、桶狭間の戦いで天才的に奇跡的に勝っているのですから、「俺は敵の10分の1の戦力でも勝てるのだ」と吹聴して同じ轍を踏むのでしょうが、信長はやらないんですね。

恐らく、恐らくですけど、桶狭間のときに信長は死を覚悟していたでしょうし、相当の恐怖感も持ったんでしょう。そして、こんなことは二度とやってはならんと骨の髄までしみ込ませたんでしょうね。

ま、いくら恐怖感を持ったとはいえ、成功したら、そんなことも忘れて図に乗るのが凡人の姿ですが、信長は自分の奇跡の成功体験を吹聴することもなく捨てることができた人物だったんですね。

成功体験も奇跡的なものであればあるほど、次に再現することが難しくなります。次からは勝てるべくして勝つ戦いをするべきです。

信長からは、「成功体験を捨て新たなイノベーションをするところ」を見習いたいと思います。

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【2009/09/10 15:22】 | センバツ #- | [edit]
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