
前回に引き続き、『自分を成長させる極意』(ダイヤモンド社)のダイアン・L・クーツという方の論考を参考に「レジリエンス」(精神的回復力、困難に負けない力)について考えてみようと思います。
「レジリエンス」の高い人の二つ目の能力は、「人生には何らかの意味がある」という強い価値観によって支えられた確固たる信念があるということです。
普通は、大きな困難に遭遇した時、「何で自分にこんなことが起きたのだろう」と嘆き、あきらめてしまいます。
ところが、「レジリエンス」の高い人は、困難な状況が自分や他人に意味するところを見つけ、困難な状況の構造を捉えられるのだそうです。
起きていることに積極的な意味を見出すことによって、前進していくことができるということですね。
私も父親を交通事故で突然亡くしたとき、なかなかその意味するところを見つけることはできませんでした。
今でも意味を見つけられたのかどうかは分かりません。
結局は「父親に依存しない、自立した生き方をしていきなさい」ということだったのかなと思っています。親に頼らずに、自分自身で生きていけということだったのかなと思いました。
あとは、人生には突然の不幸がやってくるのだと。
ただ、そうしたことがあっても人は前を向いて生きていかなければならないし、誰もがそういうことに出会うかもしれないから、人の悲しみを理解しておくのだということだったのかなと思っています。
困難や苦しみや悲しみを、自分に襲ってきたものだとマイナスにだけとらえると、なかなかリカバーできません。
しかし、そこに何らかの意味を見つけられれば、進んでいくこともできます。
今、大変な苦しみを感じている人は、そこには必ず人生の意味があると思うので、その意味を考え、それを学びに変えることによって、プラスの人生に変えていくことができます。
人生には決して無駄なことはないので、困難からも学びをえて、成長して、ドンドン幸せになっていきましょうね!
< 続く >

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