
「レジリエンス」という言葉をご存知でしょうか。
日本語では、「精神的回復力、困難に負けない力」という意味になります。
現在はコロナで苦しんでいる方が多いと思うので、この「レジリエンス」についてお話をしたいと思います。
「レジリエンス」に関し、私が参考にしたのは、『自分を成長させる極意』(ダイヤモンド社)のダイアン・L・クーツという方の論考です。
「レジリエンス」の高い人には三つの能力を宿しているという仮説があるそうです。
一つ一つ説明しましょう。
第一点目は、「現実をしっかりと受け止める力」です。
この本の中でベトナム戦争で捕虜になって8年間、虐待を受けた将軍のことが出ています。
ベトコンの虐待に最後まで耐えられなかった人はどういう人でしたかという問いに、その将軍は「楽観主義者です」と答えています。
例えば、「クリスマスには外に出られる」と考える人たちだそうです。クリスマスになって出られないと、復活祭になったら出られると考える人たちだそうです。
将軍は、「失望が重なると死んでいくのではないでしょうか」という言葉で結んでいます。
つまり、「レジリエンス」の高い人は、生死に関わる現状について、冷静かつ現実的な見解を持っているのだそうです。
現実を直視し、それに向き合うのは難しいですが、本当に現実を直視することができたら、困難を耐え、生き延びる術ができるようです。
コロナで大変な時期ですが、私たちはまず現実を直視することから、スタートしなければならないということですね。
冷静に現実を受け止めてみる。すると、そこから精神的な回復力が出てくると思われます。
< 続く >

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