
武漢コロナ(新型コロナウイルス)によって、売上が2割も、3割も減っている会社は多いかと思います。
売上が減ると、なんとか粗利を今まで通りにしようと考えて、原価を下げる経営者も多いでしょうね。
しかし、これも要注意ですよ。特に飲食店は要注意です。
それは何かと言いますと、原価を安くしようとして、今までより食材の質を落とすと味が落ちるからです。
味が悪くなったら、お客様はすぐに分かるので、行かなくなります。
そうしたら、今は粗利が出ていても、そのうち売上がさらに減り、結局うまくいかなくなります。
私も「キャッシュフローが大事だ」と言いますし、「粗利に注目してください」と言います。
でも、キャッシュフローや粗利を見ていても、お客様を見ていなかったら、結局はお金が尽きたとき、潰れるのです。
粗利の前に、マーケット思考、お客様の視点を忘れてはいけません。
キャッシュフロー指導を推奨しているコンサルタントや税理士は、「原価低減やコストダウン」をアドバイスするかもしれません。
しかしですね、お客様に逃げられたら終わりなのですよ。
粗利の前に、マーケット思考です。お客様を見てください。お客様の喜ばないサービス(飲食店なら味など)をやっていたら、手痛いしっぺ返しをくらうでしょう。
「売上が下がっている、じゃあ、原価を下げよう!」 気持ちは分かります。
でも、美味しくない料理、美味しくない飲み物、美味しくないコーヒー、悪いサービス、良くない製品を提供していたら、お客様が離れますよ。
お客様に支持されない製品、料理、飲み物、サービスではダメなのだということを忘れないでください。
コロナで苦しい時期だからこそ、お客様に喜ばれるサービス、商売をしてください。
「お客様の心を明るくしてやるぞ!」という気持ちをもつくらいの気概をもってくださいね。

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