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6月1日の日経記事、「合理性欠いた自粛要請」

2020.06.02(18:59) 2405



前回のブログ(5月31日)に新型コロナウイルス(武漢ウィルス)に関する「新しい生活様式」や、政府と専門家会議の対応について疑問を呈しました。

私的なブログとはいえ、世間の流れとは違う内容でしたので、投稿することは勇気がいることでした。

ところが、昨日6月1日の日経新聞の朝刊11面(科学技術)に、日経の編集委員の矢野寿彦さんという方が、私と同じような主張を書いていました。

私は批判を恐れるあまり、ぼやかしてブログに書いたのですけど(^^;)、この編集委員の矢野さんは明確に指摘されていましたね。

詳しい内容は、ぜひ記事を読んでいただけたらと思います。

その中で印象的だったのが、「コロナ専門家有志の会」のメンバーの一人が緊急事態宣言解除前に「感染者は確実に減ってきた。しかし、いったい何がこんなに効いたのか、よくわからない」という言葉です。

専門家の方も、なぜ感染が減っているのか、ウィルスを封じ込められたのかが、分からないということなんですよ。

なにが有効なのかが分からない人たちが会議をして(分からないものは仕方がないことだと思います)出した「新しい生活様式」を国民生活のルールとするのはおかしくないですか?

日経の記事でも、「新しい生活様式」は医学的助言とは程遠いものだと書いています。政府や自治体の首長が責任を回避するために専門家を使っているように思えて仕方がありません。

人との接触機会を何割減らしたら、どのような結果になったかを検証しなければいけないでしょう。少なくても、”8割削減は言い過ぎだった”ということは言えるでしょう。

今日、東京へ仕事で外出し、帰りに柏の葉キャンパスにある「ららぽーと柏の葉」によって食事をして帰りました。食事をする場所も、活気がなくなっていますね。声をあまり出せないし、仕切りがテーブルごとにありますし、メニューの種類も減っていますし。

日経の記事の見出しにある「合理性欠いた自粛要請」のツケは大きいです。



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いかになすべき仕事を見つけるか

2020.06.07(17:52) 2407



新型コロナウイルス(武漢ウィルス)が起こる前に、貴社で課題となっていたことは、吹っ飛んでいませんか?

2019年までは、「人手不足」だとか、「働き方改革」、「残業時間の抑制」だとか、「外国人の受け入れ」、「ダイバーシティ」だとか、「生産性の向上」や、「働かない中高年」などがあったでしょう。

あるいは、自社の製品やサービスをどのように売っていけば良いかという課題があったかと思います。どうすれば売上が増えるかという問題ですね。

ところが、新型コロナウイルスが起きてからは、そうした課題のことは、まったく関係がなく、ほとんどの企業は、根源的な問題を突き付けられていると思うのです。

それは何かというと、「わが社は、”何を”売っていけばいいのか」ということです。


「われわれは、何を事業にすればいいのか」

「われわれは今の事業のままでいいのか。今の製品やサービスでやっていけるのか」

「わが社は、どんな事業をすべきなのか」



こうした企業の「根本的な問い」を考えている経営者がたくさんいると私は感じています。


2019年までは、「いかに正しく仕事を行うか」だったものが、

現在は、「いかになすべき仕事を見つけるか」になってきているのですね。


ただし、ここで忘れてはいけないのが、コロナが起きようが起きまいが、「いかになすべき仕事を見つけるか」という方法論は体系的にすでにあるということです。

その方法は、今後実施するセミナーでお教えする予定です。



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考える材料になる知識を得ること

2020.06.08(23:24) 2408



前回のブログでは、現在の経済状況から、事業の根本的な問い、例えば「われわれは、何を事業にすればいいのか」といった問いに答えを出していかなければいけないと書きました。

新型コロナウイルス(武漢ウィルス)による大恐慌のような状況ですから、自分の会社や経営について、もう一度深く考えている社長はたくさんいらっしゃると思います。

ただ、ここで申し上げたいのは、事業戦略、マネジメント、マーケティング、イノベーション、経営など、いろいろなことをどうしていくか考えるとしても、「知らないことは、考えることができない」ということなんです。

人間は、何かを考えるときに、必ず言葉を使って考えています。

つまり、過去に、読んだり、聞いたりした情報を組み合わせて、それを知識にして考えているのです。


私には、「ひらめき」といいますか、インスピレーションが降りることがあります。

そのときは「考えのかたまり」のようなものが、ポンと降りてくる感じなのですけど、言葉にできるものだからこそ、降りてくるのだと思います。

つまり、私の中にある知識と情報で解読できるものしか降りてこないという感じですね。

ひらめきであっても、過去の知識の範囲でしか受けられないということです。


だから、何かを構想しようとしても、考えようとしても、情報にないこと、知識に無いことを、人間は構想したり、考えたりできないのですよね。

例を挙げると、楽譜を知らない人、音階を知らない人に、「楽譜を書け」と言っても書けないでしょ? それと同じです。

「知らないことは、できない」のです。

マネジメントに関する知識がなければ、マネジメントに関して考えることはできません。

事業戦略のことを知らなければ、いくら考えてもアイディアは出てこないでしょう。

それは、考える材料になる”過去の知識”がないからそうなります。

何か構想を練る、考える対象がありましたら、最初にすることは、その対象に関する知識を得ることです。

それも一定量を超えた知識を得ないと、考えることはできません。ある程度の量がないと、「考えているつもり」で終わります。

知識をしっかりと得ることがスタートです。



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新型コロナウイルスを達観する

2020.06.15(22:07) 2409



千葉県柏市では、ショッピングモールが営業を再開し、飲食店やスポーツジムも再開を始めています。2月15日のブログに、6月頃に新型コロナウイルスは終息すると書いておりましたが、そうした展開になりました(ただし、4月27日のブログでは、10月頃に第二波が来ることも予測しています)。

私が行きつけだったカフェが閉店したり、ショッピングモールに入っていたお店が閉店したりしています。

現在、営業を再開しているお店や、通常業務に戻した会社も、経営は芳しくないでしょう。

経営者も、そして社員も、先行きどうなるかという不安な日々を送っているのではないでしょうか。

経営者の方に私が言いたいのは、「コロナを自分より大きな問題だと見ないでほしい」のです。

新型コロナウイルスを、解決できない巨大な問題だと見るのではなく、”変化をもたらしているだけなのだ”と達観してほしいのです。
(「達観」(たっかん)の意味は、細かいことに迷わされず、どうなろうとも動じない心境になること)

新型コロナウイルスは、人々の生活様式を変え、産業構造を変えていっています。

企業にとって、変化は機会です。チャンスなのです。見ようによったら、宝の山です(笑)。

今回の変化はまだ始まったばかりですが、人々の価値観や生活を大きく変えるでしょうし、働き方も大きく変えていきます。

新型コロナウイルスが生み出した「すでに起こった未来」を見つけてください。

新しい現実を見ることです。

それが、貴社を変革し、貴社の経営を継続させることにつながります。

ただし、マスコミやその他の人が言っているような予測は当てになりませんから、あまり信じないように(笑)。

それらの人が言っているのは未来の予測ではなく、最近起こっていることを言っているだけですから(笑)。



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世界の命運は、トランプ大統領にかかっている

2020.06.16(22:51) 2406



北朝鮮は、開城の南北共同連絡事務所を爆破しました。金与正氏は爆破を予告しており、それを実行した模様です。

まぁ、北朝鮮は軍で成り立っている国ですから、強い指導力を軍に見せる必要があったのでしょう。ポイントは、誰も殺害していないということです。建物だけを破壊していますからね。

これで南北の緊張が高まることは、今のところないのかなと思います。

ただ、インドと中国国境で兵士が亡くなっていますし、人が絡むことは、小さなきっかけが大ごとに発展することはままあります。

世界情勢は予断を許さないでしょう。


ところで、先日、トランプ大統領は、国内の暴動に対し、軍を出動させることをほのめかしていました。それについて日本のマスメディアは、トランプ大統領のイメージが悪いように放送していました。

新型コロナウイルスの発生源をトランプ大統領が”中国だ”と指摘していたときも、NHKは「米中対立」という言い方をして、「今はウィルスの収束が先なのに、何をしているのだ」というニュアンスの報道をしていました。

私はあのウィルスは中国の細菌兵器が何らかのミスで漏れだしたものだと思っていますが、日経新聞の社説にあったように、中国が新型コロナウイルスのことを隠蔽していなかったら、世界の対応はもっと違ったものになったはずです。

NHKは、「変な対立軸」で報道して、中国の罪をごまかしていたような気がします。

まぁ、はっきり言いますけど、世界の命運は、トランプ大統領、この人一人にかかっています。

大抵の人は、とんでもない大統領だと思っているのでしょうね(笑)。

でも、トランプ大統領の登場が中国の覇権を止めて、中国が世界を侵略していくのを止めているのですよ。

今年の11月、トランプ大統領が再選しなかったら、世界はヤバイでしょうね。

私は前向きに考える方ですけど、トランプ大統領の再選ではなく、バイデン氏が大統領になったら、ほんと世界は終わると思いますよ。

バイデン氏になったら、何が起こるか、いやー、恐ろしいです。


経営的発想ができる政治家は貴重です。 まずいません。

この大恐慌時に、経済的リーダーシップと政治的リーダーシップのあるトランプ大統領がアメリカの大統領であることは、世界にとって救いなのですよね。

起きたことを良くした人は評価しやすいですが、「最悪の事態が起きないようにした」ケースは、起きなかったことを想像できなければ評価できないので、難しいところがあります。

何にせよ、11月のアメリカの大統領選挙は世界の命運を左右しますね。


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祝ブログ連載2200回  人生の生き方を高めていく大切さ

2020.06.21(23:57) 2410



今日のブログで、連載2200回を達成しました。そして、今日は父の日です。息子がパウンドケーキと花を買ってくれました。私は照れくさいので、「気をつかわなくていいぞ」と言っているのですけど、毎年何かお祝いをしてくれます。

それで、上の写真は私の子供ではありません(笑)。子供たちは成人していますが、結婚をしていませんので孫はいません(笑)。

フリーの写真から「赤ちゃんと子供の写真」を今回使わせてもらったのは、「次の世代、次の次の世代、そしてまだ生まれて来ていない子供たちのために、素晴らしい日本と世界を残してあげたい」という思いからです。

50代の後半になり自分の子供も成人したら、”もう自分の幸せを考えて生きるのではいけないな”と、最近思うのです。

自分の知識や強みを、世のため人のため、後の世の人々のために使っていきたいという気持ちですね。

現在、仕事をしていても、使命のために仕事をしているという感じがしています。

とは言っても、別に毎日が楽しいわけではありませんよ。楽でもありませんしね(笑)。


ただ、私が思うのは、ある程度の年齢を超えたら、「人生の生き方を高めていく」ことが大事なのではないでしょうか。

漫然と生きていくだけではなく、何となく会社に行って働くのではなく、欲のままに生きるのではなく、自分にできる”高貴なる義務を果たしていく生き方”が大事なのではないかと思うのです。

大変な時代ですけれども、そんな時だからこそ、一人ひとりの生き方に光が必要だと思うのです。

「あんな人が日本にいてくれたんだ」と、人々に希望をもたらしてくれるような人が、この世に光を灯すことになると思います。



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努力の方向性を間違えないこと

2020.06.27(14:31) 2411



Withコロナの時代には、経営において「自助努力」(じじょどりょく)の精神が大切です。

「自助努力」というと、死語のような響きですね。「自助努力」の意味は、自分の努力で道を切り拓いていくことですね。

Withコロナのような時には、どうしても政府や自治体などに頼りたくなります。

政府や自治体のような行政に支援してもらる部分は、支援を受けるといいと思います。

しかし、政府や自治体は経営の問題を解決してくれるわけではないので、そこは自分たちで道を切り拓いていく気概を持たなければなりません。

ただ、難しいことは、努力の方向性を間違えると、それは害にしかならないということです。

市場が大きく変化しているにもかかわらず、今までと同じことをやっていても、その努力は成果を生まないばかりか、資金と人材を使ってしまうので、会社を倒産させてしまうことになるのです。

今起こっている変化、すでに起こった未来を見て、それが自社や業界に及ぼす影響を書き出してみてください。

その変化の影響の中で、自社の強みをいかせる分野、製品、サービスがないかを徹底して考えてみましょう。

自社の強みを生かすこと、強みを基盤にすることがポイントです。流行りそうだからだとか、儲かりそうだからという理由ではなく、自社の強みが発揮できるものに焦点をしぼりましょう。



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2020年06月
  1. 6月1日の日経記事、「合理性欠いた自粛要請」(06/02)
  2. いかになすべき仕事を見つけるか(06/07)
  3. 考える材料になる知識を得ること(06/08)
  4. 新型コロナウイルスを達観する(06/15)
  5. 世界の命運は、トランプ大統領にかかっている(06/16)
  6. 祝ブログ連載2200回  人生の生き方を高めていく大切さ(06/21)
  7. 努力の方向性を間違えないこと(06/27)
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