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戦後の成りすまし

2018.11.03(20:00) 2161

先日、出入国管理法の改正案が閣議決定されました。

熟練した技能を持つ「特定技能2号」の外国人は配偶者や子供の帯同も認められ、条件を満たせば永住することができます。

事実上の移民政策ですね。

日本という国の大きな転換点になりますよね。

特に地方でトラブルが多く発生するのではないかと危惧しています。


ところで、NHKの朝ドラ「まんぷく」をたまたま観ましたら、戦後の日本のシーンがありました。

空襲で家を失った人がたくさんいたのですけれども、自分がどこの誰かを証明するものが何も無くなって困っているというものです。

ドラマの中では自分を証明するものとしてハンコでもいいということで、ハンコを作る場面があったのです。

「ハンコで自分を証明か~」と思ったんですけど、あの戦後のどさくさだったら、『犬神家の一族』の「青沼静馬」(あおぬましずま)みたいに他人に成りすました者がたくさんいたんじゃないでしょうか。

本人であることを証明できないということは、本人ではないことも証明できない時代だったということですからね、戦後は。

だから焼け野原のあとに、「この場所の所有者だ。」と名乗られても、周りの人は違うと知っていても、それを否定する証拠もなかったでしょうね。人が亡くなり、写真も何もかも焼けているわけですから。

話は全く変わりますが、忠彦が戦地から帰ってきたときに、美容院に行った後みたいな髪型で帰ってきていました。あの髪型はいくらドラマでもありえないですよね(笑)。

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森岡毅さんの本『マーケティングとは「組織革命」である。』

2018.11.04(18:37) 2162

今年の6月23日のブログに森岡毅さんの本を紹介しました。

森岡毅さんは、ユニバーサルスタジオジャパンにハリーポッターを導入し、劇的なV字回復を達成した方です。

以前のブログで紹介した本の前に、森岡毅さんの別の本を読んでいたのですが、紹介していなかったので改めてご紹介したいと思いました。

『マーケティングとは「組織革命」である。』という本です。



本書の内容は、ユニバーサルスタジオジャパンという特殊な会社のお話のように思われるかもしれません。

ただし、この森岡毅さんの本は実践によって得られた知恵が書かれていますので、どのような会社、業界であっても参考になるところがあります。

特にマーケティングに関する考え方は、とても参考になるでしょう。

分厚い本ですけど、すんなりと読める本だと思います。

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伊藤肇『現代の帝王学』

2018.11.05(21:50) 2163

伊藤肇(いとうはじめ)さんが書かれた『現代の帝王学』(プレジデント社)という本があります。



この本の中で伊藤肇さんは、現代の帝王学に関し3つの柱を書かれています。

第一は、「原理原則を教えてもらう師をもつこと」です。

第二は、「直言してくれる側近を持つこと」

第三は、「よき幕賓(ばくひん)をもつこと」です。

幕賓とは、現代で例えると外部にいて直言してくれる「顧問、社外取締役、コンサルタント、アドバイザー」のようなものですね。

第二が内部に直言してくれる側近をもつこととあり、それを外部にももつことを薦めています。

それから、第一の原理原則とは、いついかなる時代にも、いかなる場所においても通用する「偉大なる常識」だということです。

この本にはいろいろな事例が書かれており、偉人の含蓄のある言葉などが書かれています。帝王学に興味のある方は読まれると参考になると思います。

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近藤宜之著 『社員を「大切にする」から黒字になる。「甘い」から赤字になる』

2018.11.06(22:07) 2164

最近のブログでは、本の紹介が多くて恐縮です(笑)。

最近、本をたくさん読んでいるわけではないんです(笑)。前に読んでいる本なのですけど、紹介していなかったので、紹介をしようかなと思ってブログに書いております。

今日の本は、近藤宜之さんの『社員を「大切にする」から黒字になる。「甘い」から赤字になる』です。



著者は、株式会社日本レーザーという会社の代表取締役会長の方で、25年間「社員第一主義」で黒字を続けている会社を経営してこられた方です。

なかなか参考になるところがある本だと思います。

私が興味深かったのは、「自分は何のために働くのか、どう生きるのか、自分自身の存在について根本的に考えさせる研修は、社員の動機づけや理念の共有にひじょうに役立ちます。」という言葉です。

また、巻末に日本レーザーさんで使われている実務資料が載っています。こちらも参考になるでしょうね。

何かは得られる本だと思いますね。

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近本光司選手は人相がいい!

2018.11.07(23:56) 2165

少し時間が経ちましたが、今年の阪神タイガースのドラフトについて今日は書いてみます。

今年のドラフトで矢野監督は抽選を2回外しましたね(笑)。

何だか矢野監督は「運が無い」という風に思ったかたも多いのではないでしょうか。

私はそう思っていました(笑)。

私は占いなどは信じないんですけど、運と人相は見るようにしています。

強い運を持っているだとか、人相が良いとかですね。


それで、外れ外れで指名権を得た近本光司選手の顔を見たときに、「彼は人相がいいな」と思ったんです。そして、近本光司選手は活躍するだろうなと思いました。

だから、矢野監督が抽選を外したのは「運が悪いということではないな」と考えたんです。

阪神タイガースはディフェンスを固めて、甲子園で走る野球ができれば、来年は面白いですよ!

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みんなが知っていることは

2018.11.10(20:39) 2166

先月読んだ本にウィリアム・A・コーエンの『ドラッカー全教え』という本があります。



タイトルは、「全教え」と書いてありますが、ドラッカーの教えが全部網羅されているわけではありません。

でも、中身は結構ためになる内容です。

ドラッカーのことは半分強くらいだと思います。ただし、ドラッカーのこと以外でも参考になるところは結構ある本です。

そして、この本には今までのドラッカーの本に書かれていない言葉が載っているんですよね。

ドラッカーが教室や私的な会話ではよく話していたにも関わらず、本にはなっていない言葉です。

それは、「みんなが知っていることは、たいがい間違っている」です。

ドラッカーはいつも「仮定はすべて疑ってかかれ」と言っていたそうですね。

自分の会社や業界で当たり前のこと、みなが当然「そうだ」と思うことは、疑ってかかるのが良いのです。なぜなら、たいていそれは間違っているからです。

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チームによって生産性に差異があるのはなぜか?

2018.11.11(21:30) 2167

能力が似たような社員が働いているのに、チームによって生産性に差異があるのは、どこにでもあることですよね。

グーグルはそれはなぜかを調べたそうなのです。

そこで出た結論は、成功し続けるチームの共通点はチーム内での共感や配慮、心遣いといったメンタルな要素の重要性でした。

「心理的な安全性」がチームの生産性を高くするということだったようですね。

これらの結果は、ホーソン実験と似ていますね。

チームの生産性を高めるのは、良好な職場の人間関係であり、社員同士の共感であるのです。

「社員がよく働かない!」と不満に思うマネージャーや経営陣はいらっしゃるでしょう。

でも、ポイントは社員への配慮で会ったり、共感することであったり、社員の気持ちが安定していることであったりするのです。

職場の人間関係を良くすることに一度焦点を絞ってみてはいかがでしょうか。

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2018年11月
  1. 戦後の成りすまし(11/03)
  2. 森岡毅さんの本『マーケティングとは「組織革命」である。』(11/04)
  3. 伊藤肇『現代の帝王学』(11/05)
  4. 近藤宜之著 『社員を「大切にする」から黒字になる。「甘い」から赤字になる』(11/06)
  5. 近本光司選手は人相がいい!(11/07)
  6. みんなが知っていることは(11/10)
  7. チームによって生産性に差異があるのはなぜか?(11/11)
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