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大塚家具はヤバイですね

2017.11.07(22:59) 1909

大塚家具はヤバイですね。2016年12月期は45億円の赤字で、2017年12月期は43億円の赤字見通しらしいです。

何よりも良くないのが、現預金の減り具合です。2015年末に109億円あった現預金が2017年9月末には20億円強に急減しています。これはひどい状態ですね。このままいくと来年度にも資金ショートになります。

日経新聞によると、貸会議室のVBから10億円の出資を受け、店舗の一部を貸会議室として有効活用しようとしています。

これはうまくいかないでしょう。なぜなら、家具を売ることと貸会議室のシナジーがありませんから。

それに万が一、貸会議室がうまくいったら、「家具を売るのを辞めましょう。」ということになりますよね。
会議室なら仕入も製造費用も不要なので、家具を売るのが馬鹿らしくなるはずです。

貸会議室が利益を出して家具の赤字を補てんしたら、「もう家具を売る必要はない。」となりますし、貸会議室が赤黒トントンだったら「何で貸会議室をやるんだ。」という批判になるし、これはうまくいきませんよね。


あくまで推測ですが、大塚久美子社長は他人の言うことを聞かないタイプなのでしょう。

自分が会社で一番頭がいい、あるいは一番経営能力があるから、自分以外の判断は”自分の判断より劣る”と考えているのかもしれません。

これだけ売上高が下がり、現預金が減っているのですから、さすがに誰かはアドバイスしたでしょうけど、聞かなかったのでしょうね。


それから、マーケティングの視点だと、今の大塚家具は、お客様が欲しいと思うものではなく、「大塚久美子社長が売れると思っているものを売ろうとしている」のでしょう。

経営者が”売れる”と思っているものを、お客様が”欲しがる”という可能性はとても低いです。

経営した人なら、こうした失敗を一度や二度経験されていると思います。

大塚家具は早く変化対応しないと、イエスマンと「会社にしがみつく社員」だけになるのでしょうね。

まぁ、すべては大塚久美子社長が考え方をどこまで変えられるかが勝負ですね。

古賀光昭のビジネス相談



2017年11月07日
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