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ひらめきを当てにし過ぎない

2017.10.01(20:17) 1880

今日もスピリチュアルな人が気をつけた方がいい点について、書いてみたいと思います。

それは、ひらめきを当てにし過ぎないことです。

私は、インスピレーションといいますか、ひらめきを大切にしている方です。しかし、ひらめきが全部正しいというのは、それは違うのではないかなとも思っています。

スピリチュアルなことに関心のない方は驚かれるかもしれませんが、スピリチュアルなことが好きな人は”ひらめき”(何らかの霊的存在によるアドバイス)によって、人生の重大な判断をすることが往々にしてあります。

重大な判断とは、例えば結婚相手だとか、就職、転職、経営者として独立すること、経営判断などです。

ただどうなんでしょうか。そうした”ひらめき”によって人生の選択をしたパターンで、うまくいった例を、私はあまり知りません。

ところが、意外なことに、嫌々でも「なぜかそうなってしまった」ような境遇に身を置いて、頑張っていると不思議と道が開けてうまくいくのです。

ポイントは、その時はその選択をするのがすごく嫌なんです。

でも、今の状況では、その選択をせざるを得ないのです。あるいは、周りの”人間”からの強い押しがあって、そちらの道へ行かざるを得ないように持っていかれるのです。

しかし、そこで投げ出さずに継続して努力していると、次の成功や幸福の布石になっているんですね。

自分の希望ではなかったけど、トントンと、あっという間に話が進んで「こうなった」という環境は、行くべき環境なのだと思います。

嫌な予感がしていても、それを経験すべきといいますか、そこで出会う人がいたり、知識を学ぶ機会があったり、その場所に行くべきことがあったりするんですよね。

だから、むしろそうした流れがきた時には素直に受け入れたらいいと思うんです。

「天啓が来た!」みたいなことで自分の進路を決定するのではなく、周りの”人間”の「言葉」や「自分の立ち位置の変化」を注意しておくとよいでしょう。


ひらめきはあります。それが正しいこともあります。

しかし、その精度は分かりません(笑)。思い込みもあります。ネガティブな気持ちに引っ張られていることもあります。

道を正しく選択するヒントは、自分の身近な人の言葉にあるんだと思います。

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本の紹介『統計学が日本を救う』西内啓著

2017.10.02(23:37) 1881

自民党は消費税増税を選挙公約に入れるようです。自民党はダメですね。

2年後に消費税を増税したら、また大きな景気停滞が来ますよ。

希望の党が消費税増税を凍結することを公約にしたら、自民党にかなり肉薄した結果を出すのではないでしょうか。

自民党が公約にしている教育の無償化は、少子化対策として有効な「育児にかかる経済的負担の軽減」になるのでいいかもしれません。でも、公約としてはインパクトに欠けています。

ところで、今までの自民党政治が良くなかったのは、団塊の世代が定年になる前に年金の支給年齢を70歳以上に引き上げなかったことです。

日本の政治の特徴として、課題を先延ばしにし、傷を深くする面がありますが、憲法改正、防衛問題と年金支給がその代表でしょう(私は財政健全化はまったく考えていません)。

面白い本があります。『統計学が日本を救う』(西内啓著、中公新書ラクレ)という本です。



統計学から日本の少子高齢化、貧困、医療、経済成長を考えた本です。

統計からの判断が、すべて正しいかどうかは読書にお任せしますが、一読されると、新しい視点を得られると思います。

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人は事実を知るまでは印象で判断する

2017.10.03(20:22) 1882

田中龍作さんという方のブログに小池新党の踏み絵として、政策協定書がアップされていました。

田中龍作氏のブログ

これは、小池百合子氏が希望の党の立候補希望者に迫る踏み絵です。

見てみると、まともな内容なんですね。ある意味、これを踏めない政治家って、どんな人?って気がします(笑)。

最近、「リベラル」という言葉がやたらと出ていますが、日本のリベラルは自由主義でもなんでもなく、”反日”だと思いますけどね。

私はいろいろな考えはあってもいいという立場なのですが、政治において反日はダメですね。反日は国を滅ぼす考え方ですから。

国をよくすることを目的にして、いろいろな方法論があるのはいいです。

しかし、日本が外国に滅ぼされて”違う体制になること”を狙っているような政治家は問題だと思います。リベラルという”本質を全く隠している言葉”にだまされないようにしないといけないですね。


ところで、希望の党の政策協定書の政策で自民党と違うのは、”消費税10%への引き上げ凍結の容認”ですかね。他は、自民党と同じ政策だと思います。

でも、希望の党が自民党に肉薄するような得票をすれば、消費税の凍結は現実味を帯びるでしょう。

このままいくと、希望の党は結構議席を取るでしょうね。政権交代までは無理だとしても、100議席くらいいくのではないでしょうか。

そういえば、最近の安倍総理の顔は暗いですね。あんな顔をしていたら、国民からしたら別の人に総理になってもらおうと考えてしまうんじゃないでしょうか。民主主義政治では、外見のインパクトは大きいので、明るい服を着て(笑)、笑顔を作っている小池百合子さんに政治を任せようと思う人がたくさんいてもおかしくはありません。

人は事実を知るまでは、印象で相手を判断します。

不倫が典型的な例です(笑)。良い印象を持っていた芸能人や政治家が、実は不倫をしていたという事実を知ったら、とんでもない悪人になりますよね。

でも、不倫していたことを知らなかったときには、その人に対して良い印象を持っているのです。その間、事実は不倫をしているんですけどね(笑)。

不倫していた芸人や政治家は、何も変わっていません。事実を知ったから、人が評価を変えるだけなんです。

新聞テレビなどのマスコミは事実を隠すのが趣味ですが、ネットは事実を暴露するのが得意です(笑)。

事実を上手に扱える人が、イメージ選挙に勝てる人なんでしょう。

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法人税申告書も税の体系もシンプルにすべき

2017.10.04(23:47) 1883

ほとんどの方は経験がないと思いますけど、私は税理士ではないんですけど、法人税申告書を手書きで作成したことがあります(笑)。

日商簿記2級は、学校に行って勉強しました。しかし、それ以外は独学でやりました。

その上、会計ソフトを使わずに、ただのエクセルで全部やりました(笑)。

エクセルの中で仕訳をし、毎月残高試算表を作って、あっているかどうかを確認して、通帳の数字とチェックし決算までやってしまいました。

知らない人が多いと思いますけど、消費税以外で確定申告後に支払う税金は次のものがあります。(東京都の場合)

1 法人税
2 地方法人税(国税)
3 法人事業税
4 地方法人特別税
5 法人都民税
6 均等割額


6つもあるんですよね。驚きませんか?
私は申告書を作るときにびっくりしました。「まだあるの!?」って(笑)。

均等割り額以外は全部計算して出さなければいけないので、とても手間がかかります。

そして、申告書には別表があって、何枚もあるんですけど、それを書くのがとても面倒で複雑なんです(苦笑)。
あの別表を見ると、税理士の仕事を作るためにあるんじゃないかなと思ってしまいますね(税理士の方には申し訳ないですが)。
こういうのは自分で体験してみると、ほんとよく分かります。

とにかく、税金は、申告書の書き方を含めシンプルにすべきです。

例えば、6種類も税金を分けて計算させるのではなく、法人として1本の税金を徴収して、国がそれを適切に都道府県に配布すればいいんですよ。そうすれば、申告する方は計算も楽だし、都道府県や市に申告書を提出する手間も不要になります。

別表もとても複雑で分かりにくいので、もっと簡潔に提出できるように工夫すべきですよね。そのためには、税の体系をシンプルにしないといけないでしょうけどね。

結局、政治家にとっては、申告書のことや税の体系は票に関係しないので、手を付けないのでしょうね。おまけに税理士さんの仕事を減らすことにもつながりますからね。

まぁ、行政にはいろいろと事情はあるのでしょうけど、税が複雑なので企業は余分なコスト(時間を含め)を払っているんですね。

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本の紹介『ジョブ理論』 クリステンセン教授著

2017.10.05(23:51) 1884

今日は本の紹介です。『ジョブ理論』という本です。『イノベーションのジレンマ』のクレイトン・M・クリステンセンとその他3名の方の共著書です。



この本の内容は、イノベーションを成功に導く方法論(ジョブ理論)が書いてあります。

企業にとって最重要な課題はイノベーションなのですが、なかなか成功するイノベーションを生み出せないのが経営者にとっての悩みの種です。

そこで、この本ではジョブ理論というものを提示し、ジョブ理論を使えば、イノベーションは運任せではなく、その成功の確率を上げていけると述べています。

著者はかなり自信作のようですが、私が読んだ感想としては、新しい感覚はありませんでした。どちらかというとドラッカーが言っていたことを、具体的に細かく体系化して例を挙げているなという感じでしょうか。

この理論を使う企業がどれくらいイノベーションを成功できるか分かりませんが、私はそんなにイノベーションが成功するようには思いませんでしたね。

やはりイノベーションについては、ドラッカーの『イノベーションと企業家精神』を精読されて、イノベーションの7つの機会を体系的に追いかけながら、非顧客の声を聞いていくのがいいと私は思います。

クリステンセン教授は、世界の経営思想家で連続1位になっている方ですから、そうした人がどういうレベルの本を書くのかを知ることができる機会でもあります。

そうした知的な方法での本との接触も、面白いかと思いますよ。

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紳士服の業界はマーケティングが難しい

2017.10.06(22:35) 1885

私の家の近所にモラージュ柏というショッピングモールがあります。その中に、紳士服のオリヒカというお店があったのですが、9月末で閉店してしまいました。

閉店前にお店に寄って買い物をしましたが、閉店セールを狙って(笑)、結構賑わっていました。

それにしても、これからの紳士服の企業って、経営が難しいですよね。

若い人たちは、スーツをあまり買わないでしょうし、スーツに高いお金を払おうともしないでしょう。スーツ自体は縮小していく市場ですよね。

芸能人でもないかぎり、カラフルなスーツ、ジャケットを着こなすのは難しいですから、普通の人は、どうしても無難な紺色だとか、黒だとかを選ぶようになります。

そうすると、紳士服の店も、黒や紺のスーツばかりを製造し、同じようなものが店に並んで面白味がないんですよね。あとは、ネクタイで色々な色を楽しむということになりますが。

ところが、ネクタイも最近はつけない人も多いです(笑)。私も仕事であってもカジュアルぽい服を着るときもありますし、ネクタイをつけないことも増えました。

まぁ、こんな感じだとスーツやネクタイが売れないですよね。非常にマーケティングが難しい業界だと思います。

着たら加齢臭がしなくなるスーツだとか(笑)、ダウンジャケットを着ているように暖かいスーツだとか、とにかく軽くて肩がこらないスーツだとか、なんか開発しないといけませんよね。

3Dプリンタのように、オーダーメイド製品を格安でできる機械を開発するなんていいかもですね。

何かイノベーションしないと難しい業界だなとつくづく思いました。

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厚かましいくらいの自信を持て!

2017.10.07(13:57) 1886

この季節になりますと、プロ野球選手の引退や戦力外通告があり、寂しい気持ちがします。

プロ野球に選ばれる人たちなのですから、普通の人よりはるかに強く、運動ができ、厳しい練習をしていると思います。

なぜ成功する選手と短い期間で戦力外になる人がいるのでしょうか?

この答えを出せるチームがあれば、育成は100%に近づくことになります。

ただ、完全な答えではないけれども、要素のいくつかは挙げることができるかもしれません。

私は、一つは自信だと思うのです。

自分自身を信じれることですね。運でも、体力でも、センスでもいいので、何か自信を持つことだと思います。

そして、その自信は、厚かましいくらいの自信でないといけないのでしょう。

プロ野球に限らず、実力がものをいう世界では、厚かましいくらいの自信がなければ、なかなか成功できませんよね。

経営している人、独立自営をしている人ならよくご存知でしょうが、自分のライバルなんて、無茶苦茶いますよね?

それに今の時代は、どこからどんなライバルが出てくるか見当もつきません(笑)。

イモ洗いのプールのように(笑)、さまざまな会社や個人が混ざり合いながら、競い合って成功を目指しているように私には見えます。

だから、ちょっとくらいの自信じゃ、ダメなんです(笑)。「その自信、厚かましすぎるやろ。」と思われるくらいで目立つんです(笑)。

でも、嫌われたらダメですよ。そこが難しいんですけどね。「人から愛されるキャラであること」も大事なんです。

そのためには、人が嫌がることを率先してやるとか、心を込めて仕事をするとか、相手が思っている以上のサービスをするとかですかね。

それと、しんどい経験をしたことがあることはプラスになるでしょう。

いつも日の当たる場所だけを歩いていたわけではないということですよね。

それは、内容を具体的に人へ言う必要はありませんが、地べたを這うような経験をしていれば、相手を思いやれるはずです。

そうした経験が優しさになります。

厚かましいくらいの自信と人に好かれるキャラが大事だと思います。

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2017年10月
  1. ひらめきを当てにし過ぎない(10/01)
  2. 本の紹介『統計学が日本を救う』西内啓著(10/02)
  3. 人は事実を知るまでは印象で判断する(10/03)
  4. 法人税申告書も税の体系もシンプルにすべき(10/04)
  5. 本の紹介『ジョブ理論』 クリステンセン教授著(10/05)
  6. 紳士服の業界はマーケティングが難しい(10/06)
  7. 厚かましいくらいの自信を持て!(10/07)
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