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ポストドラッカーの時代 その3

2017.02.24(20:31) 1767

前回のブログでは、

A < 一倉定 < ドラッカー <   ☜ ココ

Dの部分ここに入る経営理論が今求められているということを述べました。

このDの部分に入る経営理論(マネジメント)、ポストドラッカーの経営理論は、まだ現れていません。

ただ、言えることが一つあります。

それは、ポストドラッカーの経営理論は、「反ドラッカーではないし、非ドラッカーでもない」ことです。

ドラッカー教授の経営理論を体系の軸にすえながら、それを発展させたものである
ことです。


では、ポストドラッカーの時代、ポスト資本主義社会、知識社会はどのような特徴があるでしょうか?

一つ目は、顧客(消費者)の価値観によって、企業が揺さぶられる時代です。そして、企業が発する広告宣伝の影響力が小さくなっていくでしょう。

ソーシャルメディアの発展によって、価値観や欲求を共有する消費者が、”ゆるいけど、決して侮れない”つながり(コミュニティ)を持っています。

何らかの理由で不評を買った企業の製品やサービスに対し、消費者がソーシャルメディアで不買を呼びかけて、実際に不買運動をしているというケースがありますよね。

そうしたソーシャルメディアによる意図的な呼びかけがだけではなく、”何にも考えていない”単なるつぶやきや写真投稿が、企業の業績に影響を与える時代になっています。

この呼びかけや、単なる発信が大きな力を持つ時には、共通の価値観を持った人の共感の連鎖というものがあります。

特に価値観に反することは、怒りを呼び、人の感情をかきたてるので、いっきに広がります。

それゆえ、企業は法律に違反しないことはもとより、道徳的、倫理的に反していないことも大切になりますし、身勝手なこと、汚いこと、コソコソと卑怯なことをしてもいけなくなるのです。

つまり、当たり前の正しさを実直に実行している企業が評価される時代なわけです。

裏表なく誠実で、綺麗な(笑)企業が勝ち残っていく時代なのです。

<続く>

世界を変える若き企業家たちへ



2017年02月24日
  1. ポストドラッカーの時代 その3(02/24)