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物価上昇率の見通しと韓国のこと

2015.05.01(22:35) 1504

日銀が平成27年度の物価上昇率の見通しを1%から、0.8%に引き下げました。

日銀は2年前から、2年程度を念頭に2%の物価上昇率を達成すると言ってきたのですが、現実には達成できないことになりましたね。


ゆるやかなインフレが経済にとっても、生活している人にとってもいいのでしょうけど、結局はデフレの方向へ向かっていくのではないでしょうか。

大規模な戦争が日本で起きたら話は別ですけど、東日本大震災が起きても、日本はインフレにならない国です。

技術力は進歩しますし、生産性も時間が経てば上がっていきます。

そうすると過去よりも効率よく物が生産されますし、サービスのスピードも上がっていくので、物の値段が下がっていくでしょう。

輸入品の値段が上がって、一部商品の値上げが起きていますけど、企業は工夫をしますので、より安く仕入れるルートを探すか、代替品を創り出すので、長期的にはデフレになっていくだろうと思われます。



ところで、安倍総理がアメリカを訪問しています。

様々な意見はあるかと思いますけど、「やっと日米の戦争が終わり、本当の戦後になったのかな」というのが私の感想です。

また、日米ガイドラインは思い切ったことをしましたね。世界の警察の一部ですか。国民は支持するのでしょうか。

私は、中国は5年以内に省単位に分裂するか、革命が起きて政権が変わると思っていますので、中国が倒れ、北朝鮮や韓国が倒れた後、アメリカは日本を敵にするのではないかと心配しています(笑)。


それにしても、不思議なのは、最近のマスコミでは「中韓」と、中国と韓国が一括りに報じられることです。

反日の国として「中韓」で一つになっていますよね。

韓流ブームに沸いたのはそんな昔ではないですよね。

「韓国に学べ!」とか、「サムソン絶好調!」とか言って絶賛していたのは、つい最近ですよ。

それが今や中国と一緒の反日の国と報じられています。

そして、アメリカは韓国を見捨てたようです。

今年、アメリカ軍が韓国から撤退する予定ですが、来年韓国はどうなるのでしょう?

大変なことが起きそうですね。

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ニューヨーク白熱教室は知的刺激があります

2015.05.05(00:37) 1505

NHKのEテレで、「白熱教室」というシリーズがあります。今年の4月から「ニューヨーク白熱教室」というのが4回に渡って放送されました。

ここでは、ニューヨーク市立大学のミチオ・カク教授が登場しています。最先端の物理学がどこまでいっているのか、未来はどうなるのか、とても興味深い話を聴くことができます。

Youtubeでもアップされていますので、ぜひ4回のうちの一つでもご覧いただけると、きっと何らかの知的刺激を受けることができるはずです。

一部を紹介しましょう。

「夜空はなぜ黒なのか?」

夜は暗いから当たり前のように思うかもしれませんが、宇宙が無限であったら、太陽系外のあらゆる空間に星が見えるはずなんです。

そうなると、夜空は眩いくらい白くなるはずです。

この天文学上の最大のなぞは、百年以上も分からなかったそうですが、作家でもあり、天文学者でもあったエドガー・アラン・ポーが、この謎を解き明かしました。

ポーは、「宇宙は時間的にも空間的にも有限の存在である」と考えたのです。それは宇宙には始まりがあるという考えにつながりました。

そして、ビッグバンの三つの証拠の説明や、宇宙は並行宇宙といって、超空間にいくつも宇宙が浮いているといった話があります。


第三回目の講義では、未来についてのお話があります。

未来の鍵を握る技術は、「人工知能の発達」、「ナノテクノロジー」、「バイオテクノロジー」だそうです。コンピュータは電気のように当たり前のものになり、コンピュータという言葉はなくなるかもしれないということでした。

インターネットはメガネに組み込まれていますが、その次はコンタクトレンズにインターネットが組み込まれるとか。

そして、将来は感情そのものをインターネットを通じてやり取りできるようになるそうです(この内容は第四回です。現在は感情を顔文字で送っていますけど、そうではなく感情や、においを送れるようになるんですね)。

「不老不死は可能なのか?」という話も出ています。老化はDNAのコピーミスの蓄積が原因だそうで、不老不死に近いことは実現する可能性があるということでしたね。


次に、未来の仕事はどうなるのか?

反復するような仕事はロボットに代わり、仲介するような仕事は無くなっていくようですね。

反復作業ではない仕事の人は勝者となるようですね。例として建築作業者や庭師が挙げられていました。仕事の内容が一回一回変わるので、人間にしかできないからですね。

創造力、分析力、独創性、芸術性を持っている人も勝者になるようですね。

また、「意識を録画することができるのか?」という問いがあります。

答えはイエスで、カリフォルニア大学バークレー校では、MRIを使って血流を分析し、被験者が見たものを映像化することに成功しています。未来では、夢の内容を映像化できるようですね。


そして、将来、人は二枚のディスクを持つことになるそうです。一枚は遺伝情報が入ったディスク。もう一枚は、ヒトコネクトーム(人間の神経回路の全体図で、記憶や感情が入っています。まるで『ジョジョの奇妙な冒険 Part6 ストーンオーシャン』ですね)のディスクです。

これは「魂の図書館」と言われていて、そのディスクがあれば、ヒトコネクトームからホログラムを作って、会話することが可能になるそうです。


ここでは書ききれませんので、ぜひ一度見ていただけたらと思います。

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阪神タイガースのほころびは去年から始まっていた

2015.05.11(18:55) 1506

阪神タイガースの低迷は、思えば4月22日のベイスターズ戦、メッセンジャーが全く打つ気のない姿を見せたときに始まったのでしょうか。。。

いえ、阪神タイガースのほころびは、昨年のクライマックスシリーズにジャイアンツに4連勝してしまったことと、外国人4名全員がタイトルを獲得したときから始まっていたのでしょう。

まず、クライマックスシリーズに奇跡的に勝ってしまったことで、黒田ヘッド以外の首脳陣が残ってしまいました。首位のジャイアンツに7ゲームという大差が開いての2位だったのに、黒田ヘッドだけが責任を取る形で、他の首脳陣が生き残りました。これが最初のつまづきでした。

次に外国人です。オ・スンファンは活躍しているので例外です。

マートン、ゴメス、メッセンジャーの3人はタイトルを取ったことで慢心しましたね。

タイトルを取ったことで、完全に阪神タイガースは外国人の4人が柱になっているチームだということがはっきりとしました。

だから、彼らは(呉を除く)日本の野球をなめたし、阪神というチームと首脳陣をなめたのだと思います(舐められる方も悪いんですがね)。

メッセンジャーなんて、キャンプの姿見てびっきりしました。お腹がぽっこりとしていましたもん。「あ~、全然自主トレちゃんとやってないな」と思いました。

ゴメスも来日が遅れましたよね。そして和田監督に「今年は40本ホームランを打つ!」なんて、豪語してました。

マートンは5月10日のカープ戦で先発を外れましたが、ほんとならファーム行でしょう。それが毎日先発なんですから、他の選手はアホらしくなりますわ。


和田監督!調子が悪かろうが、態度が悪かろうがレギュラー与えてたら、チームが腐りまっせ!!

ちゃんと競争させて、調子がいい選手を使いましょうや。

みんな生活がかかっているんでっせ!

今の阪神タイガース、組織が機能しなくなる悪い見本ですわ(笑)。


追伸

 藤浪もファームに行って、ちゃんと投球フォームを作った方がいいんとちゃいますか。元ジャイアンツの桑田真澄さんが言ってましたけど、「3年目だし技術的な面をもっと高めてほしい」って。

脱力投法がいいのかどうか分かりませんが、野茂投手みたいに大きく振りかぶって、ズドーンと投げるようなピッチャーになってもらいたいですわ。

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底のときと有頂天のときは要注意!

2015.05.12(21:53) 1507

オレオレ詐欺などの「特殊詐欺」って、昨年1年間で、どれくらいあったかご存知ですか?

559億円です! 1日に換算すると、1日に1億5300万円がだまし取られているのです(1日平均310人が被害に遭っています)。

信じられない数字ですよね。

被害に遭われた方は、経済的だけではなく、精神的にも相当悔しい思いをして、ダメージを受けてしまうのではないでしょうか。

本当に卑劣な犯罪だと思います。ゆるせないですね。

こういうことを聞くと、人間の善性を信じたいと思うんですけど、積極的に悪を犯す者というのはかなりいるのだなと思わざるを得ません。

これは国家でも同じですよね。

他の国を信じたいですけど、積極的に悪を考えている国もあると思ったほうがいいでしょう。


ビジネスの場でも気をつけた方がいいですね。

弱り目に祟り目じゃないですが、うまくいっていないときに出費が重なることってありますし、絶好調のときに詐欺師みたいなのが近づいてくることもあります。

底のときと、有頂天のときは要注意です。

皆様も気をつけてください。

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日銀の政策と新たな産業とは

2015.05.13(12:08) 1508

アベノミクスの流れの一つに2%の物価上昇率というのがあります。日銀の黒田総裁は2年間で、その目標を達成するということを掲げていました。

この目標については達成は不可能ということで、見通しの下方修正があったことを以前のブログに書きました。

これは方法を誤っているのかもしれませんね。

例えば、好ましいインフレとは、どういった流れで進むものでしょうか?

まず、産業が成長することによって、雇用者の賃金が上がります。
すると、雇用者や企業は物をたくさん購入します(需要の増加ですね)。
そして、物がどんどん売れるので、物が足りなくなり、物の価値が上がります。

賃金上昇 → 需要の増加 → 物の不足 → インフレ

こんな流れですね。

ここでのポイントは二つあります。

先に賃金が上がり、賃金の上昇率が物価上昇率を上回っていることです。

賃金の上昇率>物価上昇率

物価が上がるよりも、給与が増える状態です。これが望ましい姿ですよね。


ところで、今の日銀の政策はどうでしょうか?

大規模な金融緩和をして、市場にお金を大量に流すことをしています。
それによって、円安を誘導し、海外に物を売って国内の雇用者を増やし、豊かにする方法です。

円安になると、輸入物価やエネルギー価格が上昇します。

賃金より先に物価を上げる方法です。

物価上昇(インフレ) → 賃金の上昇 → 需要の増加(?)

ところが現実は、物価の上昇率の方が賃金の上昇率を上回っています。

物価上昇率>賃金上昇率

給与がいくら上がっても、それ以上に物価が上がっているので、豊かさを実感できないわけです。

金融政策によって物価を引き上げようとしているので、実需が伴わないために、賃金があまり上昇しないのではないかと思います。


ただし、今の日本経済にそれほど悪い感じがしないのは、株価が上昇して心理面でプラスになっていることと、石油価格が下がって物価上昇を防いでいることが要因でしょう。


結局、人が物をたくさん買ったり、企業が設備投資をしたりするような新たな産業を起していかないと、悪いインフレになってしまいますね。

新たな産業の候補としては、バイオテクノロジー(農業)やナノテクノロジー(医療)、ロボットがありますし、既存の産業もまだまだイノベーションの余地があります。

観光や物流なんかそうでしょう。

また、私は、人間の創造力を開発するようなビジネスが発展した方がいいと思います。

この世を発展させてきたものは創造力なので、人間が創造力を発揮できるような教育、システム、仕組みを創り出せば、ものすごい富を生むと思うんですね。

そのシステムは、誰もが再現できて、誰もが簡単に理解できるようなものですね。

人が持っている力を伸ばすような産業は、今後の世界の鍵になるような気がしています。

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会社のお金の流れがよく分からない悩みを解決する方法

2015.05.16(21:12) 1509

経営者の中には、「儲かっているはずなのに、なぜか分からないがお金がない」という疑問を持っている人や、「税理士に試算表や決算書を見せてもらっても、会社のお金の流れがさっぱり分からない」という悩みを持たれている人もいるでしょう。

あるいは、「人を雇おうと思うが、何人増やせるのかが漠然としている」といった問題や、「借入をどれだけできるのだろう」といったことなど、お金に関する「よくわからん」悩みは、ほとんどの会社にあると思います。

これは儲かっている会社、儲かっていない会社に関わらず、どれだけお金が入って、どれだけ出ていくのかが分からないことはよくあることなのです。

こういう場合の解決方法の一つは、キャッシュフロー予実計画表というものを作ると、一枚の紙で会社のお金の流れが分かるようになります。

表の名前は何でもいいのですが、キャッシュフロー計算書と損益計算書と予算実績管理表を合わせたものを1枚のシートにまとめるといいのです。

イメージとしては、損益計算書の形式で月ごとに予算を立てます。それを横軸に一年分を取るのです。そして、毎月の実績を入力して、予算(目標)との差を見るようにします。

また、表の下部分にキャッシュフロー計算書を同じく月ごとに策定します。これで単月の収支が分かるようになります。

言葉で書くと分かりにくいと思いますが、一言で説明すると、「損益計算書にキャッシュフロー計算書を連結させ、月毎の数字を予算と実績で管理する」ということです。

この表を作れば、お金の流れがものすごく分かるようになりますよ。

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『荒木飛呂彦の漫画術』

2015.05.24(18:59) 1510

『ジョジョの奇妙な冒険』の作者である荒木飛呂彦先生の『荒木飛呂彦の漫画術』を読みました。




中身は「王道漫画の描き方」なんですけど、とても奥が深く、興味深い内容です。

キャラクターの作り方は面白いですし、『少年ジャンプ』の三大原則が「友情・努力・勝利」であることは初めて知りました。

漫画を描かない人にも何か参考になるところがある本です。ご興味のある方は読まれるといいですよ。


さて、この本のはじめに、荒木飛呂彦先生が次のような言葉を述べておられます。

「厳しい編集者から様々指摘されて心が折れなかったのは、「自分はこういう漫画を描きたい」という明確な目標があり、『映画術』のような「地図」のおかげで、その目標に到達するための、自分なりの道筋が見えていたからです。」(『映画術』とは、ヒッチコックにインタビューした映画の教科書)

ここでは、明確な目標と地図の大切さが述べられています。

これは漫画家の世界だけに当てはまるのではなく、一般の事業経営においても当てはまりますよね。

会社のミッションやビジョンを持って、自分はこういう経営がしたい、こういう事業をしていきたいという明確な目標が必要です。

では、地図は何でしょう?

色々な考え方がありますけど、経営計画書と捉えるといいと思います。

経営計画書には、社長の方針が書かれていて、今後進むべき方向が明確に書かれています。

長くなりましたので、次回も経営計画書について書かせていただきます。

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2015年05月
  1. 物価上昇率の見通しと韓国のこと(05/01)
  2. ニューヨーク白熱教室は知的刺激があります(05/05)
  3. 阪神タイガースのほころびは去年から始まっていた(05/11)
  4. 底のときと有頂天のときは要注意!(05/12)
  5. 日銀の政策と新たな産業とは(05/13)
  6. 会社のお金の流れがよく分からない悩みを解決する方法(05/16)
  7. 『荒木飛呂彦の漫画術』(05/24)
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