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3年で売上を倍増する方法 8

2014.03.01(18:19) 1338

今日が8回目になります。今日は社員教育についてお話をします。

社員教育を外部研修に任せている会社も多いかと思います。

ただ中小企業の場合は、社長自らが経営理念や方針について教育をしてください。

マナーやコミュニケーションのような一般的な教育は外部でもいいでしょう。しかし、理念や方針は社長の信念が言語化されたものですから、他の人に任せるのではなく、自らが時間を取って直接話した方が良いです。

そして研修は成り行きに任せたものではなく、プログラムを作り研修後の着地点を明確にしておきましょう。

着地点の一例としては、お客様の前で商品説明が一通りできるレベルだとか、経営理念を正しくお客様へ説明ができるレベルなどですね。

1週間後、1か月後、3か月後、6か月後などの着地点(目標)を明確にして、それに向かってのプログラムを策定しましょう。


私も経験がありますが、中小企業によくあるのは、研修期間に「人につける」ケースです。

「先輩社員の誰々について(同行して)勉強しろ」みたいなパターンです。

これでは先輩の力量や社員の吸収力で研修成果がバラバラになります。

そうではなく、社長が主導して、しっかりとしたプログラムを策定し共通の知識を得られるように工夫してください。


それから、これは社長が教えなくてもいいですが、社内外でやり取りしている言葉が分からないということがあります。

業界特有の言葉は外から入ってきた人には分かりません。

専門用語や会社内の独特の言い回しもあるでしょう。

それら分からない言葉を書面にて教えてあげるだけでも大分違います。


とにかく社長から見て、社員を戦力化するために必要なことを文字にして教育をしてください。社長の頭の中にある知識経験を言葉として文字として教えることがポイントです。

<続く>

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3年で売上を倍増する方法 9

2014.03.03(12:31) 1339

今日が9回目です。前回は、経営理念や社長の方針を、社員研修で社長自らが教育すべきだと述べました。

ここで一番大切なことは、経営理念や社長の方針、事業計画を「経営計画書」としてまとめることです。

「経営計画書」一冊に、社長の考え、事業計画(利益計画など)、会社の戦略そして方針などをまとめて、社員に持たせることです。

そして、経営計画書は毎日社員に一部を読ませるようにしたら良いでしょう。例えば、経営理念や方針の一部を読み上げるというようにです。

事業計画は5か年の利益計画を立てるといいです。

ただし最初から5か年計画を立てるのは無理だということでしたら、3か年計画を立ててみてください。

3年だったら、ある程度イメージができる範囲だと思います。

売上は現在の2倍だとして、人員は何人必要だろうか、販売促進費はいくら必要だろうか、設備投資はどうするかなどを考えます。

それゆえ3か年の利益計画(表の並びは損益計算書のようなものと思ってください)、人員計画、設備投資計画、商品別販売計画、得意先別販売計画、部門別販売計画などを策定する必要があります。

どうしても作るのが難しいと言うことであれば、まず1年間の利益計画を立ててみてください。

そして一度立てた計画は特別な大事件(リーマンショックや天変地異)でもない限り、決して計画の修正をしてはいけません。

計画に達しないからといって、計画を下方修正しては意味がないのです。

利益計画は社長が立てた「会社が存続するための目標」なのです。下方修正をするのではなく、計画を達成するにはどうすればよいか、何をすればよいかを考える材料にしてください。

計画の未達分を何で補うかを考えることが大事なんですね。

経営計画書は社長の魂が文章化されたようなものです。魂を込めて策定いただけたらと思います。

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3年で売上を倍増する方法 10

2014.03.04(20:10) 1340

今回が最終回です。今日は採用に関して述べたいと思います。

社長は優秀な人材を採用したいと考えておられることが多いと思います。

ただ私は、優秀な人を採用するより、社長の経営理念に共感、共鳴してくれる真面目な人を採用した方がずっといいと思います。

私も結構転職していますが(申し訳ございません)、転職市場にいる人材は、あまり定着しません。

それに優秀な人だと独立を考えるでしょう。

また、仮に社長より優秀な人が入ってきたら、おそらく社長もやりずらいです。下手をすれば自分(社長)の居場所が無くなってしまいます。

「できる人」ではなく、「根気のある人」を採用するのがいいのではないでしょうか。

そして、そこそこ「運を持っている人」なら、もっといいでしょうね。


それから中小企業では社長が最終面接で会って採用を決めるようにしたほうがいいです。

やはり、企業は人です。

一番大事な人に関することを、他人任せにしてはいけません。

社長が面接して、経営理念を話して、共感してくれる人かどうかを見抜けばいいと思います。

面接に来た人は、口では理念を否定はしないでしょうから、反応を見て、本音をきちんと読み取ってくださいね。


さて、10回に渡って「3年で売上を倍増する方法」を書きました。

ポイントをまとめておきます。


社長が総指揮者となって、社員が自分で仕事をできる仕組みを作ってください。

それは仕事の分業でもあるし、アプローチ・ブックのようなアシストをするツールでもあります。

また、経営理念と社長の方針をきちんと立て、それを社長が社員に直接教育してください。

社員教育に時間をかけることを厭わないようにしてください。

3年で売上を2倍にする事業計画を立て、経営理念と方針と一緒に「経営計画書」にまとめます。

そして、新規採用は、経営理念に共感する人を社長が面接して決定してください。


結論を一言でまとめると、「経営理念を中心にし、個人技から組織で仕事をする会社に替える」ということになりますかね。

何か参考になりましたら幸いです。

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言うのはタダの「リンガーハット」と「幸楽苑」の味

2014.03.07(22:19) 1341

今日、コンサルティングの帰りに遅い昼食をとる機会がありました。3時半頃でしょうか、以前にもお話に出しました「リンガーハット」という長崎チャンポンの店です(笑)。

今日は場所が違って、国道16号線沿いにあるお店です。

「リンガーハット」では注文をすると必ず「餃子はいかがですか?」と聞いてくるんですね。

私はあまり量を食べる方ではないので、その言葉に乗らないのですが、一瞬忘れていた注文を思い出させるような効果があると思います。

実際、私が食事している間に二人(いずれもお一人様)のお客様が来て、年配の女性は「餃子って聞かれたら、食べたくなるね。じゃ、3つ頂戴」って、「リンガーハット」の手にまんまと乗っていました(笑)。

言うのはタダですけど、お金を生み出す効果のある一言なのだと思いました。


お客様の側からすれば、断るときに心理的に負荷がかかるので、”うざい”言葉になるのでしょうけど、言うのはタダなので、社長の方針で店員に言わせているのでしょう。

そういえば、店内のBGMはジャズでした。これは何でなんですかね?店に合わないと思うんですが。


BGMがジャズと言えば、「幸楽苑」というラーメンのお店もジャズを流しています。

関西にいる頃は全く幸楽苑を知りませんでしたが、東証一部上場の企業です。

柏に来たころは、安くて美味しいラーメンがあるんだなと感心して、よく利用していたのですが、最近中華そばを食べても美味しくないんですよね。


特にめんが美味しくなくなったと思いますし、スープ、チャーシューも微妙に変わったような気がしてなりません。

原材料が高騰していて、質をこっそりと落としているのではないかと推測しています。


幸楽苑のHPのIR情報をざっと見ましたが、既存店は、やはり売上、客数や客単価を下げているようです。

このブログで細かな分析をするつもりはないので、単なる一顧客目線から言わせてもらうと、「味が落ちているな」ということと、店内にジャズが流れているのは違和感があるということです(昼間です)。

BGMについては店員さんに聞きましたら、アルバイトでよく分からないようでした。たぶん本社で決められた放送になっているのでしょう。

夜ではなく、明るい時間帯の、ラーメンを食べる雰囲気に合う音楽というのもあると思うんですけどね。


ちょっとしたことのようですけど、小さな点でも、お客様の視点を忘れているところがあるとしたら、結構大きなところでつまづくんですよね。以前ブログに書いたマクドナルドが、まさにそうだと思います(メニューの表示の仕方や持ち帰り袋の話)。

幸楽苑は一旦店舗拡大を止めて、もう一度美味しいものを作り、お客様に食事を楽しんでもらう原点を再確認した方がいいと思いました。

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コトラーのマーケティング3.0

2014.03.14(20:33) 1343

今日は本のご紹介です。4年前の本なので、読まれた方もいらっしゃるかと思います。マーケティングの神様と言われるコトラーの下記の本です。

コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則
(2010/09/07)
フィリップ・コトラー、ヘルマワン・カルタジャヤ 他

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コトラーによると、マーケティングは1.0、2.0、3.0という三段階の進化を遂げてきています。

マーケティング1.0は製品中心のマーケティングで、製品を販売することが目的でした。

次のマーケティング2.0では、消費者志向のマーケティングになります。そこでは、消費者を満足させ、つなぎとめることが目的です。

そして、機能的価値と感情的価値を提案します。お客様第一主義や顧客志向というのが、このマーケティング2.0に当たります。


では、第三段階のマーケティング3.0では何が目的になるのでしょうか。

それは「世界をよりよい場所にすること」と書かれています。価値主導のマーケティングと定義されてもいます。

2.0が提供した機能的・感情的価値にプラスして精神的価値を提案するのがマーケティング3.0なのです。

コトラーはマーケティング3.0をスピリチュアル・マーケティングとも定義しています。

これは「霊的な」というよりは、「精神に訴えるマーケティング」というニュアンスです。

例えば、その企業が人間の幸福にどのように貢献しているかを消費者が認識できるように伝えることができれば、利益は自ずとついてくるということになります。


この本には遠い未来ではなく、既に始まっている未来の姿が書かれていると思いました。

示唆に富む内容になっていますので、未来の方向性のヒントになるのではないかと思います。


追伸 それにしても、欧米のビジネス書は完全は論文ですね。注もしっかりとしていて、読み応えがあります。


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「笑っていいとも」とプーチン大統領のこと

2014.03.25(21:13) 1344

先日、安倍首相「笑っていいとも」に出演していましたね。私も少し興味があって、途中からですが、見てみました。

その中で安倍首相がタモリさんに「32年もやって嫌になったりしないんですか?」というような質問をしていました。

タモリさんのこたえは「よく聞かれるんですけど、一度もないですね」ということでした。

私はタモリさんは「偉いなぁ」と思ったんです。

本音はどうか知りません。今日はスタジオアルタに行きたくないなとか、面倒くさいなとか、本当はあったのかもしれません。

しかし、それを言っては「おしまい」ですよね。


嫌々やっている人の番組を見ているとしたら、見ている人も不幸ですし、お金を出しているスポンサーもバカバカしくなりますよね。

生放送の場で決して言ってはいけないことだろうし、影でも言ってはいけないことだと思うんですね。

当たり前のことのようですが、それをきちんとしているタモリさんに感心しました。


安倍首相といえば、話は変わりますが、G7に行っています。

ロシアがクリミアを編入したので、G8から外すとかがニュースになっていました。

クリミア編入の是非は置いておきまして、いい悪いは別にして、プーチン大統領という人物をテレビで見ると大国のトップの器というのは、こういう人なんだなと感じています。

プーチン大統領にはトップのオーラといいいますか、歴史上のリーダーはこういう感じだったのかなと思うような雰囲気を持っていますよね。


それに比べてオバマ大統領の人相はさえませんね。

どんよりとした、貧相な顔に見えてしまいます。

オバマ大統領も、初めて大統領になったときにはもっと覇気があったのですが、今は誰かがモノマネをしているそっくりさんのようです(普通の人という意味です)。

アメリカという大国のトップとしては器が足りなかったのかなと思います。

アメリカのリーダーシップが落ちてきているようなので、世界の流れが変わっていくのかもしれませんね。


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2014年03月
  1. 3年で売上を倍増する方法 8(03/01)
  2. 3年で売上を倍増する方法 9(03/03)
  3. 3年で売上を倍増する方法 10(03/04)
  4. 言うのはタダの「リンガーハット」と「幸楽苑」の味(03/07)
  5. コトラーのマーケティング3.0(03/14)
  6. 「笑っていいとも」とプーチン大統領のこと(03/25)