今日が6回目です。社長が見ていない時の営業マンの行動を左右するのは、「社長の方針」です。
「社長の方針」とは、例えば「お客様の要望には全て応えること」や「クレーム処理は最優先すること」、あるいは「粗利益率30%を守ること」などのように、社長が経営の中で絶対に実行したいことです。
それは、商品に関する方針もありますし、得意先に関する方針もあります。また、人事に関する方針もあれば、販売に関する方針もあります。
会社経営に関して、社長が「こうしたい」と思う考えを、社長の方針として明文化してください。
これは社長の考えだけを書けばいいです。
最終責任者として「我社はこうする」ということだけを文章に書いてください。
そこで大事になるのが経営理念です。
「社長の方針」の元になるのは経営理念です。
我社の使命は何なのか、何のために存在しているのか、どの方向へ向かおうとしているのかを明らかにするのが経営理念になります。
これは、社長が心の底から思っていることを明文化しなければなりません。
しかしながら、経営理念は簡単に明文化できるものではないのですよね。
最初は他の会社の経営理念を参考にしながら、真似から入るのがいいでしょう。そして、社長の心境が上がって来るにつれて何度も修正し完成してくるものだと思います。
本物の経営理念ができたときは、社長本人は分かります。
真実の経営理念が出来れば涙が出ます。
心に浮かんだ経営理念のイメージが出たときにも涙が出ますし、それを文字にして読んだら再び涙が出るはずです。
なぜそうなるかというと、社長の生まれ持った使命にカチーンと当たるからなのですね。
あえて言葉にして説明すると「ああ、私はこのために生まれてきたのだ」という感覚が、何ともいえないようにして得られるのです。
別に「このために生まれてきた」と思わなくても、何も意識をしていないのに涙がスーッと流れてくると思います。
「え?! 何で、俺は泣いているんだろう?」というのが一番近いかもしれません。
本当の経営理念に気づけて、それを言葉で書いたときには、それぐらいの感動があります。
ただ、涙が出ないからといって、今掲げている経営理念を全くダメなものだと考えないでください。
今の心境で最善の理念というのはあります。
完璧な理念が出来るまでは、経営理念を明文化しないというのもいけません。
今の社長の心境で、考えうる限りの最高の経営理念を掲げてください。
そのうち、徐々に「何か違うなぁ」というのが分かってきますので、その時に修正すればよいのです。
<続く>
「社長の方針」とは、例えば「お客様の要望には全て応えること」や「クレーム処理は最優先すること」、あるいは「粗利益率30%を守ること」などのように、社長が経営の中で絶対に実行したいことです。
それは、商品に関する方針もありますし、得意先に関する方針もあります。また、人事に関する方針もあれば、販売に関する方針もあります。
会社経営に関して、社長が「こうしたい」と思う考えを、社長の方針として明文化してください。
これは社長の考えだけを書けばいいです。
最終責任者として「我社はこうする」ということだけを文章に書いてください。
そこで大事になるのが経営理念です。
「社長の方針」の元になるのは経営理念です。
我社の使命は何なのか、何のために存在しているのか、どの方向へ向かおうとしているのかを明らかにするのが経営理念になります。
これは、社長が心の底から思っていることを明文化しなければなりません。
しかしながら、経営理念は簡単に明文化できるものではないのですよね。
最初は他の会社の経営理念を参考にしながら、真似から入るのがいいでしょう。そして、社長の心境が上がって来るにつれて何度も修正し完成してくるものだと思います。
本物の経営理念ができたときは、社長本人は分かります。
真実の経営理念が出来れば涙が出ます。
心に浮かんだ経営理念のイメージが出たときにも涙が出ますし、それを文字にして読んだら再び涙が出るはずです。
なぜそうなるかというと、社長の生まれ持った使命にカチーンと当たるからなのですね。
あえて言葉にして説明すると「ああ、私はこのために生まれてきたのだ」という感覚が、何ともいえないようにして得られるのです。
別に「このために生まれてきた」と思わなくても、何も意識をしていないのに涙がスーッと流れてくると思います。
「え?! 何で、俺は泣いているんだろう?」というのが一番近いかもしれません。
本当の経営理念に気づけて、それを言葉で書いたときには、それぐらいの感動があります。
ただ、涙が出ないからといって、今掲げている経営理念を全くダメなものだと考えないでください。
今の心境で最善の理念というのはあります。
完璧な理念が出来るまでは、経営理念を明文化しないというのもいけません。
今の社長の心境で、考えうる限りの最高の経営理念を掲げてください。
そのうち、徐々に「何か違うなぁ」というのが分かってきますので、その時に修正すればよいのです。
<続く>