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ソニー、最後は金融だけが残るのか?

2014.02.07(22:57) 1317

今朝の産経新聞の1面は「ソニー1100億円赤字転落」でした。従来予想では300億円の黒字だったようですが、赤字になってしまうようです。

また、バイオで知られているパソコン事業を投資ファンドに売却し、国内では1500人の人員削減を実施するとのことでした。

なんとも、残念なニュースです。

私は昔からソニーが好きでして、音楽プレーヤーはウォークマンですし、テレビもDVDプレーヤーもオーディオもソニー製です。

ゲーム関連もソニー・コンピュータエンタテインメントばかりです(任天堂のゲーム機は子供に全部譲っています)。

パソコンは以前バイオを使っていました。

しかしながら、今は富士通製です。

バイオは壊れたんですよね。

プレイステーション2と3も全て壊れていますし(PS2は最初型と、薄型の2つとも壊れました。任天堂のハードはファミリーコンピュータ、スーファミ、64、キューブ、ウィー、DS、ゲームボーイその他一台も壊れていません)、CDオーディオプレーヤーもウォークマンも壊れました。

我が家で買ったソニー製品で壊れていないものが少ないというのが正直な印象です。

最終製品に会社の姿がよく表れているような気がしてなりません。

モノづくりがおかしくなっているのでしょうね。


何か裏付けがあって言うわけではありませんが、ゲーム、映画や音楽などのソフト方面や生命保険、損害保険などの金融方面に向かっていってそちらにパワーを使い、元々の製造部門が弱っていったのかなと推測しています。


ところで、パソコン事業は売却しますが、スマホとタブレットは残すらしいですね。

これもどうかなと思いました。

今あるものの世界でシェアを取り合っても、消耗戦になるだけだと感じます。

それに軽薄短小の分野では、良いものを創っても、すぐにマネされますしね。


簡単なことではないですが、現在は無いもので、かつマネされにくいものを創るしか、生き筋はないような気がします。

それができないと、製造部門は全部売却になりかねませんね(ゲームも撤退し、最後は金融だけが残るかもしれません)。


ソニーには、「人のやらないことをやる」ソニー・スピリットで、再び輝いてほしいと思っています。

世界を変える若き企業家たちへ



2014年02月07日
  1. ソニー、最後は金融だけが残るのか?(02/07)