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日本のゲームメーカー、頑張ってよ!

2014.01.23(18:31) 1304

以前からブログを読まれている方はよくご存じなのですが、私はかってゲーマーでした(笑)。今もやってますけど(笑)。

先日任天堂が、平成26年3月期の営業損益が1千億円の黒字予想から、350億円の赤字にと下方修正をしました。産経新聞には「任天堂ショック」と題して、1月21日、22日にコラムが載っていました。

記事の内容は「ゲーマーはPS4、ライトユーザーはスマホ」ということが書いてあり、任天堂がつかんでいたライトユーザー(年に数本しかソフトを買わない人)がスマホのゲームに移行したとの見解でした。

特に据え置き型ゲーム機のWiiU(ウィー・ユー)の売れ行きが伸びなかったのが痛いと。

はてさて、任天堂の売上比率の7割は海外らしいのですが、海外のライトユーザーはスマホのゲームに行っているんですかね?そんなに単純な話なのかな?


ま、産経のコラムの検証をしても仕方はないので、それはさて置き、私は日本のゲームメーカーにぜひとも頑張って、いいゲームを創ってほしいので、エールを送るつもりで意見を述べようと思います。


据え置き型ゲーム機なのですが、これは任天堂よりはソニー・コンピュータエンタテインメントに言えることなんですけど、グラフィックに力を入れ過ぎて、ゲーム性が落ちているんですよね。

画像は綺麗になっていても、ゲームがただ複雑になっていたり、ゲームとしての面白味がなくなってきています。


私が実際にやったゲームで言えるのは、「グランツーリスモ」シリーズです。

「グランツーリスモ」はリアル・シミュレーション・ドライビング・ゲームで、実際の車を運転しているような体験ができるというもので、グラフィックは実写のような美しさです。

でも、リアルなドライビングといっても、普通の人はコントローラーで遊びます。わざわざ15,000円くらいするハンドルとアクセルのコントローラーを買ってする人はコアなファンだけでしょう。


それに、このゲームはレースで勝利し、テストをクリアしないと先に進めないゲームです。それゆえ、やりたくもない車(感心のない車やコース)で、ひたすらコントローラーを使ってレースをしなければいけないことがあります。

これって、結構苦痛です。RPGの経験値稼ぎ以上に、ゲームをやらされている感があります。
(「じゃ、するなよ」って、言われそうですが(笑)、それをするのがゲーマーたるゆえんか)


それに私が思うに、なぜ全部レースなの?って根本的に思うこともあります。

たまには競わずに、自分が欲しかった車や憧れの車で悠々と走りたいなと。


このゲーム、競うか、タイムを図られるばかりで、唯一フォトモードという写真を撮るモードがありますけれども、それ以外は、常に競争社会に放り込まれているようなものです(フォトモードも限られた数か所での撮影のみ)。


「グランツーリスモ」シリーズは、ずっとやってきましたが、リアルな車を走らせるだけではゲーム性が乏しいので、このままでは売れないソフトになるでしょうね。残念です。

作り手の方向性が、「リアル」にだけ向かっているようなので、もう少しユーザーの意見に耳を傾けた方がいいのかなと思っています。

ソニー・コンピュータエンタテインメントが特に当てはまるのですが、据え置き型ゲーム機の不振は「グラフィックに偏り過ぎて、ゲーム性(ゲーム自体の面白さ)がなくなってきている」ことが大きな理由だと思います。

他にも理由がありますが、長くなりましたので、続きは明日書きます(^^)

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2014年01月23日
  1. 日本のゲームメーカー、頑張ってよ!(01/23)