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倒産からの学び  ワイキューブ

2012.06.05(16:41) 1096

経営者は他の会社の成功事例だけではなく、失敗事例も参考にされていると思います。どうして会社が倒産したのかを知ることは、自分への戒め、反省の材料にもなりますから、一般に公開されている事例からお話をしたいと思います。

今回の学びは、民事再生法の適用を申請したワイキューブです。

下記の本を参考にしました。

私、社長ではなくなりました。 ― ワイキューブとの7435日私、社長ではなくなりました。 ― ワイキューブとの7435日
(2012/02/28)
安田 佳生(やすだ よしお)

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私は経営の核として次の2つを最重要視しています。

「顧客第一主義」「資金重点主義」です。

簡単に説明しますと、お客様の意向を第一考え、徹底したお客様サービスをすることと、
資金ショートをしないように「資金の入りと出」を管理して経営をすることです。

そして、内部管理については、お客様の要望を達成するために内部を整えるのが正解なのですが、社長は人事と財務からは決して目を離してはいけません。

また小規模な企業で夫婦で経営をされている会社は、夫婦円満が大切だと言うことです。


まとめますと

1. 経営の核は「顧客第一主義」と「資金重点主義」

2. 社長は内部については人事と財務から目を離してはいけない。

3. 夫婦円満が繁栄のもと。


これらの基本は今後の倒産の考察で関連して出てきますので、覚えておいてもらうといいですね。


さて、ワイキューブの安田佳生さん、本の最初の方で次のように書かれています。

「他人の決めたルールは価値観に沿って生きることに意味を見いだせない性格は、基本的には変わっていない。」


社会、会社又は法人というのはルールだらけですからね。

税務申告のルールから、労働基準法、会社法とか、他人が作った嫌になるくらいたくさんのルールの中で経営をしていかければならないのが社長です。

こうした考え方をしていたこと自体が社長に向いていませんよね。

ただし、創業型の社長には、こうした方もいらっしゃると思うんですけど、そういう場合には社長へ直言してくれる参謀のような片腕役員か、厳しく指導してくれる顧問を持たないと、まず経営はできないでしょうね。

では次回から具体的に考察していきましょう。


<続く>

古賀光昭のビジネス相談



2012年06月05日
  1. 倒産からの学び  ワイキューブ(06/05)