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落合博満氏、5勝できるピッチャーを何人作るか

2012.04.01(12:20) 1050

昨日のブログに、元中日ドラゴンズの落合博満監督NHKのプロ野球番組で話した言葉を紹介しました。

実は他にも落合博満元監督が面白いことを言っていました。

それは中日ドラゴンズの投手陣は「よく良い、良いと言われるけれど、そんなことないよ」という話です。

落合監督によると中日は毎年二桁勝てる絶対的なエースはいなかったと。吉見だって、去年だけだろと。

だからピッチングコーチといつも考えていたことは、5勝、7勝できる投手を何人作るかであって、それらの投手をやりくりしていたということなんですね。

5勝できる投手が10人いれば50勝できるということですね。

そして7勝から10勝できる投手が3人いれば71勝~80勝になるということだと思います。

これは他チームも参考にすべきことだなと思いましたね。


それから以前のブログで、落合中日は相手の嫌がることをやっているので強いのではないかと書いたことがあります。

やはり番組で、落合監督は相手の嫌がることをやっていたというような発言をされていました。
逆に他チーム(巨人など)は、こっち(中日)が嫌がることをするのではなく、助かることをやってくれていたと。

だから自分のチームでやりたい戦い方と、相手が嫌がる戦い方は違うんだと言っていました。

素人の私でも分かっていたことなのですが、当事者の監督の方々は分からなくなるのでしょう。

巨人などは、中日が嫌がる作戦、攻め方ではなく、中日を助けるような攻め方をしていたようです。


さて、これらを経営にも生かせるように考えてみましょう。

絶対的なエースがいない会社でも、5勝できるピッチャーをたくさん作ることを考えるといいということになります。

相性の良いチームにその5勝レベルの投手をぶつけて勝つ方法は、社員の強みを見つけて小さくとも確実に成果を上げる方法ですね。

すごい社員がいない会社でも、社員が力を合わせれば勝機はあるってことですね。

それから競合会社には、競合が嫌がることを仕掛けることになりますね。具体的な方法は、過去のブログに書きましたランチェスター戦略の「強者の戦略と弱者の戦略」が参考になります。

では、今日はここまでにしたいと思います。明日から新年度の会社様も多いと思います。

頑張って行きましょう!

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落合前監督、短気を抑えて平静を装っていた

2012.04.02(18:55) 1051

落合博満元監督の話が二回続きました。最後にもう一つだけ、書きたいと思います。

NHKの野球の番組で、中日ドラゴンズの前監督、落合博満さんの試合中のしぐさについての話です。

梨田前監督(北海道日本ハムファイターズ)がNHKの対談で聞いていました。

「試合中によく汗を拭いていたけど、あれはどうしてなの?」と。

落合さんによると、「選手が自分(落合監督)の思うような動きをしない」ので、カーっとなって熱くなるそうです。

それも首から上だけが熱くなるので、それで汗を拭いていたとか。

梨田さんが「いつも(落合監督が)平静にしているから、それを聞いて皆も安心したと思う」と言うと、

「俺、短気だもん。」と実際は頭に血が登ってカーっとしていたのだと、落合監督が白状していました。

いつも冷静にしていた落合監督ですが、実は短気を抑えて、我慢して平静を装っておられたのですね。


経営者の皆様も参考にすべきところがありますね。

会社の調子の良いときは感情を出して喜んでもいいでしょうけど、「ここは浮かれてはいけない」と思ったときは、少し冷静な態度を取るべきでしょうね。社員の心を引き締める意味で。

逆に、会社にマイナスのことが起きた時は、社員と一緒になって「どうしよう」と“やばい顔”をしていたら、社員も動揺してしまいます。

そういうときは、内心は動揺していても、態度は堂々として「大丈夫だ」という姿勢が求められるでしょう。

社員は社長の顔色をよく見ていますからね。


さて、落合監督の話からの教訓を私なりにまとめてみます。


落合監督のような大監督、名選手でも、内心は「カッ!」ときたり、心は動揺しているということ。

しかし、他の人との差は、それをそのまま出すか、出さないかの違い。

落合監督の場合、自分の感情の変化が、自軍の選手や他チームに与える影響を考えて、表情に出ないように意図的にしていた。(逆に言えば、表情に出すべき時には、出すということです)

では、落合監督のように、「感情をコントロールするにはどうすればよいか」を次回は書きたいと思います。

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感情をコントロールする方法

2012.04.03(12:25) 1052

昨日のブログで中日ドラゴンズの前監督、落合博満さんが、カーっとなるのを我慢して平静な顔をしていたことをお話しました。

今日は、こうした感情のコントロールをどうすればできるのかについて説明したいと思います。


さて、感情のコントロールはなかなか難しいものです。

全ての感情をいっぺんにコントロールするのは無理でしょう。

そこで、ピンポイントに感情をコントロールすることを考えるといいです。特定の感情をコントロールできるようになったら、別の感情をコントロールできるようにと、1つずつ統御していく方法ですね。

まず、「怒り」を抑えることを意識して取り組むことをお薦めします。「怒り」はマイナス面が多いので、最初にコントロールできるといいと思います。


とにかく、頭に来ることがあっても、“カーっ”とならない、“怒りを出さない”ことを意識してください。

そして、ポイントは「言葉に気をつける」ことです。


だいたい、すぐにカッと来る人は、同時に怒りの言葉も出しています。

怒った瞬間に、口からも怒った言葉を発していますよね。

だから、怒りの言葉を出さないように意識するのです。

頭に来ることがあっても、それをそのまま言葉にするのではなく、一旦飲み込んで出さないようにしてください。


言葉に気をつけるだけで、だいぶ感情のコントロールができます。

まずは悪い言葉を出さない、怒りの言葉を発さないことを心がけてみてください。


感情のコントロールの方法は、他にも色々とありますけれども、今回は言葉を整えることによって感情をコントロールする方法をお伝えしました。

皆様の参考になれば幸いです。

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名言集 二宮尊徳「積小為大」

2012.04.04(16:53) 1053

最近はあまり見なくなりましたけど、薪を背負いながら本を読む二宮金次郎像で有名な二宮尊徳(二宮金次郎)が
次のように述べています。


「大事をなさんと欲せば、小さなる事を、怠らず勤しむべし、小積もりて大となればなり。

大きな目標を掲げても、目前の小さなことを怠る人が多い。

また望みがかなわないことを嘆くが、できることをきちんとやっていないから、望みをはたすことができない。

つまり、小を積み重ねて大になることを知らないからだ。

(中略)

千里の道も一歩ずつの歩みがあるから踏破できるである。

小さいことに励めば大きなことは必ず成就する。

小さいことを軽んずる者には大きなことはできない。」
(『夜話14』)


これは「積小為大」(せきしょういだい)と言いまして、「小を積み重ねて大を為す」という意味ですね。

私も大切にしている考え方です。

スポーツでも、仕事でも、経営でも、全てに当てはまることですよね。

小さな事をきちんと行なって、ブロックを積んでいくように、成果を出していっていただきたいと思います。

頑張って行きましょう。

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夫婦で経営、意見が違うことは良いこと

2012.04.05(19:17) 1054

中小企業では、ご夫婦で経営をされているところが結構あると思います。

夫婦で意見が合わないとか、考え方が違うということで、困っておられる方も多いのではないでしょうか。

私はご夫婦で経営をされていて、意見が違うのはいいことだと思っています。

性格が違うというのも正解だと思います。


例えば、ご主人が「ものすごくポジティブ」で、奥様が「すごい慎重な性格」というのもあるでしょう。

あるいは、ご主人が「お金の投資をバンバンするタイプ」で、奥様が「しっかりとしめるタイプ」というのもあるでしょう。

また、ご主人が「性格がきつい」けど、奥様が「優しい」とかあるでしょう。

まぁ、色々なパターンがあると思います。


夫婦というものは「本質は似た者同士」ですよね。

しかし、本質ではなく、表面に現れてくるのものは違った部分が出てくるので、違ったタイプに見えるのではないでしょうか。

言うなれば、本質は「似ているので引きつけあって」、表面は自分にないものを持っているような気がするので「惹かれ合う」のだと思います。


そこで、夫婦で経営をしていると意見がわかれることが多くあると思うのですが、意見がわかれることはいいことですよね。

慎重な性格の妻と、とことん前向きな性格の夫だから、経営のバランスが良いと思いますね。

あるいは、一方(妻)がお金をきちんと管理して、一方(夫)がお金を使って打って出るタイプならバランスが取れていますよね。

両方同じような性格、考え方をする夫婦の場合、うまくいっているときはいいのですが、ダメなときは止める人がいませんので、危険な面があります。


夫婦で経営会議をすると、いつも夫婦で意見が対立するという会社もあると思いますが、意見の対立はリスク管理の面からは良いのだと考えてくださいね。

タイプ、性格の違う夫婦で経営をされている会社はラッキーですよ。

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桜塚高校の関東の同窓会でした

2012.04.08(13:35) 1055

昨日4月7日は、高校の同窓会でした。私は大阪の公立高校、桜塚高校を卒業しました。大阪の高校ですから、メンバーはほとんど大阪に在住しているのですが、関東で生活しているメンバーに声がかかり、30年ぶりに7名が集まりました。

高校時代に別のクラスだったために、初めて話すメンバーが3人いたり、大阪から来てくれた友人が一人いたりして、とても感慨深く、楽しい会になりましたね。

30年経って会っても、不思議なもので「同じ学校に通っていた」というだけでも、強い絆を感じました。

ほんと、同窓会っていいものですし、桜塚高校へ行って良かったなと、心から思いましたね。

素晴らしい友人に恵まれたと思います。


みんなが、それぞれ30年間、楽しかったことや、辛かったことを経て、今、話をすると、お互いに理解しあえるものが多くて、もっと早く会いたかったなっていうのが本音です。

でも、時が随分経ったから、話せることもあるだろうし、心が許せることもあるだろうし、笑えることもあるでしょうし、このタイミングがベストだったのかもしれませんね。


正午に靖国神社で待ち合わせして、4時間ほど歓談(まさに同期の桜)。それからお茶をした後に、夜は千鳥ヶ淵緑道の夜桜を見て歩きました。

綺麗でしたけど、寒かった!


高校時代は高校に行くのが嫌だったんですが、30年経って高校のメンバーに会えることが、こんなにいいものだなんて、20歳の頃には想像もできませんでした。

時の魔法ですかね。

桜塚高校の親愛なるメンバーに乾杯!

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夫婦喧嘩にも暗黙のルールがある

2012.04.10(13:17) 1056

テキサス・レンジャーズダルビッシュ有投手がメジャー初登板で初勝利でしたね。相手はイチロー選手川崎宗則選手のいるシアトル・マリナーズでした。

ダルビッシュは勝ったものの、何かしっくりこない感じで投げていたようですが、段々と順応していくでしょう。

また、イチロー選手や川崎宗則選手のマリナーズは敗れましたが、イチロー選手はヒットを3本打ったり、川崎選手はヒットを打ち、守備でもいいプレーを見せたりして存在感を見せていました。


さて、メジャーリーグといえば、ルールブックに載っていないルールがあるそうですね。

大量得点差で、バントをしないとか、盗塁をしないとか、ホームランを打ってガッツポーズをしないとかです。

そうした相手を辱めるようなプレーをして、ルールを破る者には、制裁としてデッドボールを投げるようなのですが、その当てる体の位置も背中お尻と決まっているそうです。


話は変わりますが、夫婦喧嘩のときに、私は絶対やってはいけないこと(ルール)を心に決めていました。

まぁ、結婚して20年ですから、一度も夫婦喧嘩しないってことはありません。

でも、絶対に「暴力だけはしない」と決めています。

やっぱり、夫婦は男と女の喧嘩なので、手を出すというのは普通はアンフェアだと思うんですね。

女性側がむちゃくちゃ強い場合は話が違うかもしれませんけど、普通は男が手を出したら、それはいけないのかなと。


そして家内も「夫の経済力」について、喧嘩したときに言うことはありませんでしたね。

「あなたの稼ぎが悪いからこうなる」みたいなことを言われたことはありません。

たぶん、私が暴力を振るわないのと同じように、家内は「夫の稼ぎ、出世、働き」に関することは、喧嘩をしても触れないことをルールにしていたのだと思います。

やっぱり、親しき仲にも礼儀ありで、やってはいけないルールって必要ですよね。

言葉に出して取り決めたわけでもないルールなんですけど、それらが当たり前のようにあることで、お互いを信頼できているのかもしれませんね。

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2012年04月
  1. 落合博満氏、5勝できるピッチャーを何人作るか(04/01)
  2. 落合前監督、短気を抑えて平静を装っていた(04/02)
  3. 感情をコントロールする方法(04/03)
  4. 名言集 二宮尊徳「積小為大」(04/04)
  5. 夫婦で経営、意見が違うことは良いこと(04/05)
  6. 桜塚高校の関東の同窓会でした(04/08)
  7. 夫婦喧嘩にも暗黙のルールがある(04/10)
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