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何によって憶えられたいか

2012.03.23(18:20) 1043

P.F.ドラッカーの『プロフェッショナルの条件』に素晴らしい言葉があります。それは「何によって憶えられたいか」という言葉です。

プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))プロフェッショナルの条件―いかに成果をあげ、成長するか (はじめて読むドラッカー (自己実現編))
(2000/07)
P・F. ドラッカー

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これはドラッカーが13歳のときに、宗教の先生に言われたことで、その牧師は「今、答えられるとは思わない。でも、50歳になっても答えられなければ、人生を無駄にしたことになるよ」とおっしゃったそうです。

そしてドラッカーがすごいのは、その問いを、生涯自らに問い続けていたことですね。

まぁ、ドラッカーのように成功した方なら、「何によって憶えられたいか」という問を発する必要はなさそうですし、普通の人なら自らに問うこともないでしょう。

でも、ドラッカーは自らの成長を促す問いとして、一生を通じて自らに問い続けていったんですね。

そしてドラッカーは、こうした問いを人生の早い時期に問いかけてもらえる人は、運の良い人と言っています。

私がこの本を読んだときは30代の後半でしたから、少し遅かったとは思いますけど、有難い言葉でした。


では、その答えは何かということになるかもしれませんが、それは置いておきまして、自分の子供達に「何を残すのがよいのか」ということをお話したいと思います。

子供たちに財産、家やお金を残せるのなら残すにこしたことはないと思いますけど、もっと大切なものがあるのではないかと思っています。

それは「生き方」です。

父親として、どう生きたかです。

一人の男性として、どう生きたかです。

子供たちにとっては、父親がどのように生きていったのか、何を大切にして生きていたのか、苦しい時にどう乗り切っていったのか、そうしたことを残してあげることが、何よりの財産だと思っています。


「綺麗に整った道路」のような人生ではなくても、「完璧な人生」ではなくても、つまずきながらも正しく生きようとすることが大切なのではないでしょうか。


子供たちの父の記憶は、そうしたものであってほしいと思っています。

世界を変える若き企業家たちへ



2012年03月23日
  1. 何によって憶えられたいか(03/23)