FC2ブログ


タイトル画像

2012年の予測 その8  世界中のお金が日本にやってくる

2012.01.17(12:22) 990

久しぶりに「2012年の予測」の続きを書きます。最終回の日本編です。

日本では東日本大震災の復興需要が景気を押し上げると言われています。

私はその効果は限定的かなと思っています。関係する業界や地方は特需になるでしょうが、日本経済に対する影響は少ないのではないでしょうか(その論点とは別に、被災地のために政府は早く復興を進めて欲しいですね)。


でも、世界大恐慌になったらお金がどこに向かうかというと、やっぱり日本かなと思っています。外国資本は、日本の国債、株式、場合によっては不動産を買うのではないでしょうか(ただし、恐慌直後は、株式や不動産が全く買われず大きく下がると思います。不動産は本当の底になるまでは手を出さないのが無難です。国債は少し金利が上がると思いますけど、買われるでしょう)。

日本は「失われた20年」といわれるくらい、ずーっと低迷した経済が続いています。日本企業の株価も決して高い水準ではないでしょう。

ある意味、日本人は20年、不況に耐えているのですね。恐慌みたいな状態をずっと耐え続けています。

ですから、今世界が直面していることを日本はやってきているんです。

先日テレビでスペインの人が話していました。外のお店でパーティをするのをやめて、家で皆が集まって食事をするようにしていると。

ヨーロッパの方ではきちんと正装をして外で食事に行くのを大切にしています。それらをやめて節約しているんだというレポートです。

日本では、既にやっていることですね。

食事に限らず、不況になっている国は日本と同じような行動を取っていくでしょうね。

日本はなんといってもデフレ先進国ですから。

世界最大のお金持ちの国ですし、デフレ先進国で物の値段、株価が安いとなれば、世界中で行き場を失ったマネーが日本にやってくると考えても不思議はありません。

私が大金持ちでしたら、世界大恐慌になって日本の株価が下がったときに株を買うでしょうね(笑)。

まぁ、世界中からお金がやってくると思っておいた方がいいでしょう。


ただし、戦争、大地震や火山の噴火が起きたら話しは別です。

地震学者の木村政昭さんが「2015年に富士山が噴火する」と言っています。

富士山は活火山なので、いずれは噴火するでしょう。これは予言のようなものではなくて、活火山ですから仕方がありません。それがいつくるか、タイミングの問題です。


別に富士山に限らず、今年も防災グッズ等は売れると思います。

とにかく外交、経済、環境等、様々なリスクがやってきますので、リスクに備えるもの、ノウハウ、対応等はニーズがあるでしょうね。


話が横道にそれましたが、世界が日本に解決方法を求めてくると思います。これは直接聞くだけではなく、日本のやってきたことを参考にするでしょう。

付加価値の高いビジネスは、まだまだ日本で伸びます。ニッチなところで、「安全」、「安心」、「安価」をキーワードにしたビジネスを見つけ出して下さい。

<了>

古賀光昭のビジネス教室



2012年01月17日
  1. 2012年の予測 その8  世界中のお金が日本にやってくる(01/17)