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2012年の予測 その5 ユーロ3月危機

2012.01.09(15:57) 983

ユーロ安が止まりませんね。9日は一時97円30銭前後までユーロ安が進んでいます。1月12日のスペイン、イタリアの国債入札から始まって1月から3月にユーロ圏全体で約24兆円の国債発行が予定されています。

おまけに切れ目なくイタリア、スペイン、ドイツ、フランスが市場からの資金調達を予定しています。
お金は集まるのでしょうか?イッキにユーロ圏の大混乱が起こりそうな感じです。

おそらく、今年に入ってからのユーロ安は、12日から始まる国債入札を懸念してユーロが売られまくっているのでしょう。

今月末には円に対し95円を切る可能性が出てきました。3月には90円そこそこになっているかもしれませんね。


結局、ユーロはドイツだけが得しているんですね。為替リスクなしにユーロ圏の他国に輸出ができているわけでして、現状のユーロ安も輸出を進めたいドイツにとっては追い風なんですよね。

だからドイツのメルケル首相はギリシャのことを悪く言っていますけど、ドイツにすればユーロ安は輸出のチャンスなので、ユーロ安によって益々ドイツが豊かになっているんですよね。

このままいくと、ユーロ圏ではドイツだけが豊かになって、他の国は国債が格下げされるし、貧しくなっていくのでたまらないでしょうね。特にフランスはどこかでドイツと袂を分かつんではないでしょうか。

「ドイツばかりが得をしている」とフランスが言い出して、そのうち揉めそうな気がしています。

どんな形でユーロが収束(あるいは終息)するかは予想が難しいですが、収束する前にユーロ圏、EUに輸出をしている中国、韓国ともに大きな打撃を受けることになるでしょう(日本もユーロ圏に輸出している会社は厳しいと思います)。

EU及びユーロ圏と中国、韓国は相当な経済混乱が予測されますね(日本も無傷とはいきませんが、中国、韓国ほどには打撃を受けないと思います)。


ユーロ圏の大混乱が中国に波及し、バブル崩壊の追い打ちになるような気がします。3月頃から世界経済の危機になるかもしれません。

次回は日本について述べたいと思います。
<続く>

古賀光昭のビジネス教室



2012年01月09日
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