アメリカやヨーロッパの経済状態を見ていますと、今までの経済学や経営学、経営理論の限界が来ているのかなという気がしています。
また、世界で有名なコンサルティング会社のコンサル手法も、問題解決能力に乏しいなと思ってしまいますね。
「戦略の神様」といわれるマイケル・E・ポーターの『競争の戦略』がありますけれども、私は「後づけで市場環境を分析して体系化している」だけにしか見えないんですが、ポーターの競争戦略理論で現在の企業を蘇らせることができるのか疑問です。
一世を風靡した『コア・コンピタンス経営』(C・K・プラハラード、ゲイリー・ハメル)で絶賛された企業、EDS社はヒューレット・パッカード社に買収されてしまいました。
『エクセレント・カンパニー』(トーマス・J・ピーターズ他)に紹介されていた企業14社のうち、10社が倒産又は買収されています。
また、『ブルー・オーシャン戦略』(W・チャン・キム、レニー・モボルニュ)もありましたけど、そんなブルー・オーシャンなんてあるんでしょうか(苦笑)?
「ゲーム理論」もありますけど、経営に活かせるんでしょうかね?
ボストン・コンサルティングやマッキンゼーとか、巨大なコンサルティング会社がありますけど、世界の企業を救うような経営理論を出してもらいたいものです。
マッキンゼーといえば、大前研一さんがいます。大前さんは雑誌『サピオ』に「増税か、デフォルトかの二者択一しかない」と日本のことを言っています。私はギリシャのことを書いているのかと思ったのですが、日本のことを書いていまして(笑)、びっくりしてしまいました。
国債のほとんどが自国通貨建てで、かつ購入しているのが日本の金融機関、機関投資家、日本人が90%以上を占めている日本がデフォルトするはずはありません。
そう言えば、私が尊敬する長谷川慶太郎さんも「国債が紙くずになる」(!?)とおっしゃっています。
最近の長谷川慶太郎さんの予測を読んでいても、外れるものが出てきていますけど、あれだけの識者でも「これからの世界は読めないのかなぁ」と思ってしまいます。
著名なエコノミストでも、これからの見通しは読めないし、今の経営学、経済学や経営理論では解決方法を見出すのは難しいと言えるのでしょうね。
<続く>
また、世界で有名なコンサルティング会社のコンサル手法も、問題解決能力に乏しいなと思ってしまいますね。
「戦略の神様」といわれるマイケル・E・ポーターの『競争の戦略』がありますけれども、私は「後づけで市場環境を分析して体系化している」だけにしか見えないんですが、ポーターの競争戦略理論で現在の企業を蘇らせることができるのか疑問です。
一世を風靡した『コア・コンピタンス経営』(C・K・プラハラード、ゲイリー・ハメル)で絶賛された企業、EDS社はヒューレット・パッカード社に買収されてしまいました。
『エクセレント・カンパニー』(トーマス・J・ピーターズ他)に紹介されていた企業14社のうち、10社が倒産又は買収されています。
また、『ブルー・オーシャン戦略』(W・チャン・キム、レニー・モボルニュ)もありましたけど、そんなブルー・オーシャンなんてあるんでしょうか(苦笑)?
「ゲーム理論」もありますけど、経営に活かせるんでしょうかね?
ボストン・コンサルティングやマッキンゼーとか、巨大なコンサルティング会社がありますけど、世界の企業を救うような経営理論を出してもらいたいものです。
マッキンゼーといえば、大前研一さんがいます。大前さんは雑誌『サピオ』に「増税か、デフォルトかの二者択一しかない」と日本のことを言っています。私はギリシャのことを書いているのかと思ったのですが、日本のことを書いていまして(笑)、びっくりしてしまいました。
国債のほとんどが自国通貨建てで、かつ購入しているのが日本の金融機関、機関投資家、日本人が90%以上を占めている日本がデフォルトするはずはありません。
そう言えば、私が尊敬する長谷川慶太郎さんも「国債が紙くずになる」(!?)とおっしゃっています。
最近の長谷川慶太郎さんの予測を読んでいても、外れるものが出てきていますけど、あれだけの識者でも「これからの世界は読めないのかなぁ」と思ってしまいます。
著名なエコノミストでも、これからの見通しは読めないし、今の経営学、経済学や経営理論では解決方法を見出すのは難しいと言えるのでしょうね。
<続く>