FC2ブログ

記事一覧

ドラッカーと一倉定、そしてネクスト・ソサエティ  その1

アメリカやヨーロッパの経済状態を見ていますと、今までの経済学や経営学、経営理論の限界が来ているのかなという気がしています。 また、世界で有名なコンサルティング会社のコンサル手法も、問題解決能力に乏しいなと思ってしまいますね。 「戦略の神様」といわれるマイケル・E・ポーターの『競争の戦略』がありますけれども、私は「後づけで市場環境を分析して体系化している」だけにしか見えないんですが、ポーターの競争戦略...

続きを読む

ドラッカーと一倉定、そしてネクスト・ソサエティ  その2

前回は今までの経営学、経営理論や経済学では解決が難しく、世界的なコンサルティング会社でも現代の経済経営に対する有効な手立ては難しいだろうと述べました。 また、著名なエコノミストやコンサルタントでも、今後の展開が非常に読みにくいとお話をしました。 ま、そんな大変な時代ですけど、やはりピーター・F・ドラッカーは偉大でしたね。 他の経営理論や経営手法、コンサル手法は、観念的といいますか、成功している企業を分...

続きを読む

ドラッカーと一倉定、そしてネクスト・ソサエティ その3

前回は、日本の中堅、中小企業は一倉定さんの「社長学」を参考にすると良いとお話ししました。 ただし、一倉理論にも弱点といいますか、考慮しなければならない点があります。 それは、一倉定さんの経営理論は“インフレ”時代のものだということです。 確かに不況期の経営についてのアドバイスはたくさんあるのですが、今の日本のような“デフレ”環境の元で書かれたものではありません。 これは一倉さんの著書に限らず、デフレ時代に...

続きを読む

ドラッカーと一倉定、そしてネクスト・ソサエティ  その4

前回は、中小企業が参考にした方がいいのは一倉定さんの経営理論だが、インフレ時代の理論であるなど、考慮しなければならない点があると述べました。 さて、ネクスト・ソサエティが、「どのような社会になって、経営者やビジネスマンはどう生きていけば良いのか、何を参考にして経営をしていけばいいのか」を、ここからは考えてみたいと思います。 まず日本のネクスト・ソサエティはデフレ社会であることを認識しなければなりませ...

続きを読む

ドラッカーと一倉定、そしてネクスト・ソサエティ  その5

前回は、日本のネクスト・ソサエティ(次の社会、未来社会)はデフレ社会である。デフレではインフレとは違う戦略を取らなければならない。その一つに銀行から借入があり、ネクスト・ソサエティでは借入をしない経営が求められるのではないかというお話をしました。 実はこの考えは新しいものではなく、1998年に出版された『稲盛和夫の実学』にも書いてあります。読まれた方は「土俵の真ん中で相撲をとる」という稲盛和夫さん...

続きを読む

ドラッカーと一倉定、そしてネクスト・ソサエティ その6

前回は日本のネクスト・ソサエティでは無借金経営が求められることと、外注や外部の専門家を上手に使って固定費を下げる話をしました。 さて最近の話題の一つに円高があります。 円高になると、すぐテレビに深刻な経営者の顔が登場します。私が不思議に思っているのは、「円建てで貿易をしている会社はないのかなぁ」ということです。 ドル建てで貿易をすると為替のリスクがいつもつきまといますから、対処している企業はどれくら...

続きを読む

ドラッカーと一倉定、そしてネクスト・ソサエティ その7

円高がネクスト・ソサエティの日本では強みになるというところまで、前回は書きました。 その理由をお話しする前に、ネクスト・ソサエティがどういったものになるのかをできるだけ考えてみましょう。 ピーター・ドラッカーが『ネクスト・ソサエティ』の中で「ネクスト・ソサエティはまだ到来していない。しかし、ネクスト・ソサエティに備えてとるべき行動については検討できる段階に来ている」と書いています。 すなわち、我々は...

続きを読む

プロフィール

古賀光昭

Author:古賀光昭
経営思想家であり経営コンサルタント。上智大学博士前期課程英米文学専攻修了。複数の上場企業等を経て、2009年5月に千葉県柏市にて独立。社外No.2の総務部長として人事、財務、経営計画書のアドバイスを行っている。このブログは「世界を変える志を持った若き起業家」へのメッセージ。

カレンダー

10 | 2011/11 | 12
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -