私は大学院にて英語学を研究していました。英文科だと、なんとなく英文学作品を読んで研究するのではないかと、まだイメージがわきやすいと思うのです。
ところが、英語学というと「一体何をやっているの?」と思われるでしょう。
英語学で研究対象になるのは、英語そのものです。シェイクスピアのような文学作品を扱うのではなく、英語そのものに関係するものなら何でも研究対象になります。
例えば、英語文法論、英語音声学や語源学などです。私は語源学の中で、借用語を研究しました(借用語(しゃくようご)とは、ある言語が他の言語から言葉を借りて自分達の言葉として使っていることです)。
一見とっつきにくそうな英語学ですけど、結構面白いところがあります。
その一つが「英語史」です。
このブログはビジネス向けのブログですが、今や世界の国際語になった英語がどのような歴史をたどってきたのかを一般の人に分かりやすくお話をすることは、ビジネスマン、ビジネスウーマンにとってもプラスになるのではないかと思っています。
参考文献は『英語の歴史』(渡部昇一著、大修館書店)です。
さて、英語の歴史を一行で表現しますと、
「北ドイツの方言が国際語のような大言語になった」となります。
日本の紀伊半島くらい地域の住民の言葉が1500年後に国際語になったのが英語の歴史です。
では、次回からなるべく簡単に、興味深いテーマに絞って、英語の歴史について語っていきたいと思います。
<続く>
ところが、英語学というと「一体何をやっているの?」と思われるでしょう。
英語学で研究対象になるのは、英語そのものです。シェイクスピアのような文学作品を扱うのではなく、英語そのものに関係するものなら何でも研究対象になります。
例えば、英語文法論、英語音声学や語源学などです。私は語源学の中で、借用語を研究しました(借用語(しゃくようご)とは、ある言語が他の言語から言葉を借りて自分達の言葉として使っていることです)。
一見とっつきにくそうな英語学ですけど、結構面白いところがあります。
その一つが「英語史」です。
このブログはビジネス向けのブログですが、今や世界の国際語になった英語がどのような歴史をたどってきたのかを一般の人に分かりやすくお話をすることは、ビジネスマン、ビジネスウーマンにとってもプラスになるのではないかと思っています。
参考文献は『英語の歴史』(渡部昇一著、大修館書店)です。
さて、英語の歴史を一行で表現しますと、
「北ドイツの方言が国際語のような大言語になった」となります。
日本の紀伊半島くらい地域の住民の言葉が1500年後に国際語になったのが英語の歴史です。
では、次回からなるべく簡単に、興味深いテーマに絞って、英語の歴史について語っていきたいと思います。
<続く>