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なぜ阪神タイガースは弱いのか

2011.05.23(11:36) 804

最近、固い話しが続きましたので、久しぶりに「我らが阪神タイガース」の話題を書きたいと思います。

それにしても、阪神、弱いです。。。5月22日時点で、12勝18敗の5位ですか。。。

なぜ阪神タイガースは弱いのでしょう?

根本的な問題は、調子が良い選手ではなく、名前のある(過去に実績のある)選手を使い続けたことだと考えます。

その最たる例が、ロッテからFA移籍した小林宏投手をセットアッパーで使い続けたことでしょう。

開幕当初、打てない打線を投手陣が良くカバーしていたのですが、小林宏投手が救援に何度か失敗し、勝てる試合を落としたことで、波に乗れなくしたのは痛かったと思います。


次に打線では、ケガで調整が遅れている金本選手城島選手を使い続けたことです。

何か契約事項があるのかもしれませんが、2割そこそこの打率しかない2人を使い続けたことも問題でしょう。おまけに、金本選手は肩が思わしくないので、ランナー2塁でレフトにヒットが行くと、相手に得点を与えてしまっていました。

あの守備では投手は「野球ができない。」と思うのではないでしょうか。

金本選手の阪神への貢献には感謝していますし、金本選手も城島捕手もすごい選手だと思います。しかし、ケガの影響でまともにプレーできない選手を使うのは、プロとして恥ずかしいことではないでしょうか。


それから、統一球の影響で調子を崩しているマートン選手ブラゼル選手も問題です。

今年から飛ばない統一球が導入されました。ブラゼル選手は自分のアピールポイントはホームランだと思っているので、統一球は脅威だと感じたのでしょうね。特に甲子園球場は浜風が吹き、左バッターが引っ張ってホームランするのが難しい球場です。

プルヒッターのブラゼル選手にすれば、ホームランが打てないとなると、首になるかもしれない事態です。統一球に対して神経質な反応を示し、バッティングがおかしくなったのではと推測しています。

マートン選手もボールを遠くに飛ばそうと、バッティングフォームを変えて失敗しています。マートン選手はいずれかのタイミングでフォームを去年に戻すでしょうが、もし戻さなければ、2割7分くらいの打率で終わるでしょうね。


残念ながら、阪神はこのまま今年は低迷する可能性がありますね。統一球の影響で「まぐれがホームラン」のような出来事が起きないので、バッターが調子を戻すことがとても難しいと思います。



それにつけても阪神タイガースは世代交代の準備ができていないチームですね。

レギュラーに名前のある人が多すぎて、調子が悪かろうが、力が衰えようがポジションが与えられているものですから、下から這い上がってくるものが極端に少ないチームです。

今はケガ人も多く、若手にもチャンスがたまたま出ていますけど、開幕前でしたら若手が一軍でレギュラーを取ることに現実味が無かったと思うんですね。

ある意味、阪神の若手、二軍選手は「戦う本能が弱められている」ようなものだと思うのです。

ですから、急に一軍に上がっても、一軍で戦う気構えができていないというか、気持ちが二軍のままなので、結果を出し続けられないのだと思います。


私は元阪神の野球選手の方に聞いたのですが、二軍は、いると居心地がいいそうです。

練習も高校時代の野球部のように厳しくはないし、給料はもらえるし、試合のプレッシャーもないので、楽をしたければ二軍は結構居心地がいいみたいですね。

そんな雰囲気が阪神の二軍にあるとしたら、世代交代もできませんし、強いチームなんて不可能でしょう。

巨人がこうした失敗を何年も前に既にしてくれたのに同じ轍を踏むなんて、やはり阪神は巨人に憧れているんですかね。

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2011年05月23日
  1. なぜ阪神タイガースは弱いのか(05/23)