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明日のメシの種を見つける方法  後編

2011.05.22(15:39) 803

今回も、明日のメシの種、すなわち「これから有望なビジネス」を見つける方法をお話ししたいと思います。

新しいビジネスや世の中の変化を見つけようとするときに最も大切な事は、人を見ることです。

ピーター・F・ドラッカーさんは、自分のことを未来学者ではなく、社会生態学者だと言っていますが、ドラッカーさんの視点は良く当たりますし、本の内容が古くなりません。誰もがその慧眼に驚きを禁じ得ませんね。

では、なぜドラッカーさんは言うことがズバズバと当たるのでしょうか。


おそらくドラッカーさんは人間に対する洞察が深く鋭いのだと思います。

人間とはどういう発想をして行動するものなのか、こういう場合にはどのような反応をするのか、などなど人間を知り尽くしているのではないかと思うのです。

社会を構成しているのは人間です。製品を作り、あるいはサービスを提供するのは人です。その製品やサービスを購入するのも人です。そして、経済に影響を与える政治家も人です。

全ては当たり前のことなのですが、私達の目の前に現れている経済活動は全て「人の心」を元に「人が行動して」成り立っています。


つまり、人の心を洞察できれば、「これから有望なビジネス」も「メシの種」も見えてくることになります。

ところが、言葉でいうのは簡単ですが、人の心が分かるには知識が必要ですし、本人も厳しい経験をする必要もあり、並大抵のことではありません。

歴史や文学、心理学、哲学、宗教等の知的な学習にプラスして、倒産、大病、家族との別れのような辛い経験や、失恋、失業・リストラ、学校浪人などのような失敗・挫折を体験し、それを乗り越えていかないと、なかなか人の心は見えてこないと思います。

そうしないと、人を深いところで理解できないと思いますね。


そういえば、ドラッカーさんも「マネジメントは人間学である。」と言われています。(P・F・ドラッカー、上田惇生編訳『チェンジ・リーダーの条件』ダイヤモンド社)


組織は人で構成されていますから、マネジメントは必然的に「人間の心、人間の本質」に関わることになります。

結局、マネジメントもマーケティング(メシの種を見つけること)も全ては“人間への深い洞察が鍵”だということですね。


富の源泉は知識であり、智恵ある人のことだということを、ブログ「富の源泉とは?」でお話ししましたが、更に言うと、「人を知ることも富の源泉である」ということですね。

知識社会は、人及び人間の心に、大きなビジネスチャンスがあると思います。


今日のブログが、何か皆さまの“ひらめき”に繋がり、豊さが拡がることを心から願っています。

世界を変える若き企業家たちへ



2011年05月22日
  1. 明日のメシの種を見つける方法  後編(05/22)