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名言集 チャーチル『チャーチルの強運に学ぶ』

2011.05.08(00:20) 789

今日は、イギリスの首相ウィンストン・チャーチルの言葉をご紹介します。参考図書は、『チャーチルの強運に学ぶ』(ジェームズ・ヒュームズ著、渡部昇一/下谷和幸訳。PHP、2000年)です。

  - 守るべき極めて重要な約束がひとつある。
「断じて絶望するなかれ」ということだ。 絶望という言葉は禁句である。 -


チャーチルは、すごい有名な政治家なので、順風満帆な政治人生を送っているのかと思いきや、最初の選挙で落選しています。第一次大戦後は、3回くらい続けて落選もしています。

リンカーンも同じですけど、歴史上に残る政治家というのは、まっすぐな出世をするのではなく、挫折や失敗を経験して、トップに上り詰めるようですね。

ある意味、彼らの生き方そのものが、私達に自分の夢をあきらめずにチャレンジを続けることの大切さを教えてくれているのだと思います。

チャーチルのすごいところは、物事の本質をズバリ見抜くことです。

軍事に関しては素人だったのですが、タンク(戦車)がいいと聞けば、タンクを導入することをしています。

専門家の意見を聞くと、何が幹で何が枝かがすぐに分かるタイプだったのでしょうね。素人のアイディアで次々と正しい判断を下しています。

また、ヒトラーが台頭してきたときに、イギリスの首相チェンバレンは宥和(ゆうわ)政策を取りましたが、それを批判しています。実際、宥和政策はナチスドイツに軍事力を増大させる準備時間を与えたことになりました。

また、スターリンの危険性にも気づいていました。アメリカの大統領のルーズベルトは見抜けていなかったので、すごいと思いますね。

  - 勇気はいみじくも人間の第一の美質だと考えられている。
勇気がある人物ならば他のすべての美質も備えていると思って間違いないからである。 -


チャーチルは、勇気を最も良きものと考えていたようですね。

この言葉は、女性が男性を見るときの参考になるのではないでしょうか。
「勇気さえあれば、他も大丈夫だよ」とチャーチルが太鼓判を押してくれているわけですから。

世界を変える若き企業家たちへ



2011年05月08日
  1. 名言集 チャーチル『チャーチルの強運に学ぶ』(05/08)