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日本復興と経済発展の理論 その10(最終回)

2011.05.03(14:02) 785

私が最終回で言いたいことは「英雄待望論」です。

英雄たちが出てこなければ、日本復興も経済発展もありません。

どんなにアイディアがあっても、実行する人がいなければ、虚しい響きとなるだけです。

このままの日本を放置すれば、貧困は減らず、自殺も減らず、
悲しい思いをして亡くなっていく人々が絶えないことになってしまいます。


日本は、数多(あまた)の先達が、命を賭して守ってきた素晴らしき国です。

今度は、いま生きている私達が後世の人々のために、素晴らしき日本を残していく番です。


「英雄よ、出でよ! 参謀よ、出でよ! 豪傑よ、出でよ!」 

力を合わせて日本を救おうではありませんか!


これからの10年は日本にとって勝負の時です。

この10年に経済が衰退すると、国力は急速に落ちていき、台頭している中国の属国になる危険性もあります。

断じて、そのような結末を迎えてはなりません。


では、現代の英雄とは何でしょうか?

一つは企業家であります。

企業家が創造する新しい価値が、経済発展の原動力です。

日本から貧困を叩き出すことができるのは、企業家です!
中国のGDPを抜き返して、アメリカを超える経済大国まで持っていくのも企業家です!

知恵と勇気と愛のある企業家が、現代の英雄なのです。


その他の英雄候補としては、言論人政治家がいます。
そして英雄を支える人々の存在があります。

海の物とも山の物とも分からない英雄の卵を、伏龍と見抜き、資金や人脈を提供する人が必要です。
また、企業家の会社で補佐をしたり、勤めたりする人も必要です。

日本復興は、総力戦です。たくさんの人の協力がなければ、成し遂げることはできません。


最後にもう一度言います。

「英雄よ、出でよ! 今がその時である!

英雄とは、自らが英雄だと自覚した者こそが英雄なのだ!

日本はあなたの出現を待っているのだ!」と。


日本復興と経済発展の成否は、英雄がどれだけ出てくるか、ここに尽きると思います。

<全10回 完>

世界を変える若き企業家たちへ



2011年05月03日
  1. 日本復興と経済発展の理論 その10(最終回)(05/03)