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司馬遼太郎さんが、諸葛孔明をどう評価していたのかが分かる本

2010.10.14(22:24) 612

三国志だったら何を読めば良いかといえば、私は必ず吉川英治さんの『三国志』を薦めています。

よく横山光輝さんの漫画の『三国志』を薦める方も多いですが、私はまず吉川英治さんのを読んでから漫画を読むのを薦めています。

といいますのは、漫画を読んでしまうと、人物のイメージが先に出来てしまい、自分なりの人物像を描きにくくなるからです。

要は、吉川英治さんの小説を読んでいる時に、横山光輝さんが描いた人物の顔が浮かんでくるので、想像する楽しみが薄れてしまうからなんですね。

さて、その「三国志」ですが、『竜馬がゆく』、『項羽と劉邦』などを書いた司馬遼太郎さんにも「三国志」を書いて欲しかったなと思うんですが、司馬遼太郎さんは「三国志」を書くことはありませんでした。

理由は分かりませんが、国民的歴史小説である「吉川三国志」があるから、自分は書く必要が無いと司馬さんが思われたと、私は勝手に推測しています。


でも司馬さんが諸葛孔明のことをどう評価していたんだろうというのが、皆さんは気になりませんか?

私が知っている本で、司馬さんが諸葛亮について語っているのは唯一『街道をゆく20』です。


街道をゆく 20 中国・蜀と雲南のみち (朝日文庫)街道をゆく 20 中国・蜀と雲南のみち (朝日文庫)
(2008/12/05)
司馬 遼太郎

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この中に「中国・蜀のみち」という紀行文があり、司馬さんが諸葛孔明を中心に劉備や蜀についても語っています。

ここで詳しい内容を紹介はしませんが、一つだけ引用します。

『三国志』の筆者陳寿が、最後の成功をおさめなかった孔明について、軍略はイマイチだったのではと書いていることに対し、司馬さんは次のように書いています。

「むしろ、現実性の希薄な蜀漢帝国をそこまで保(も)たせた、ということへの驚きを陳寿はもつべきだったのではないかと思えるのである。」

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2010年10月14日
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