日本がデフレ経済になって10年以上経っていると思います。私が尊敬する国際エコノミストの長谷川慶太郎さんは「デフレ=不景気は大間違い」と10年以上前から言っていました。
ただ、実際にインフレの時代とデフレの時代の両方を経験している私が肌で感じる感覚は、「デフレはアカン」と
いうものです。
長谷川慶太郎さんはデフレの例えに、「買い手に天国、売り手に地獄」と言っています。
デフレでは、すべての商品とサービスは供給過剰になり、売り手は厳しい競争と、買い控えに耐えぬかなければなりません。片や最終の買い手である消費者は商品やサービスが年々安くなり天国だということです。
でも私がよく購入する本やCDは、かえって高くなっています。
また、デフレだというのに社会保険料は毎年値上がりしていますし、教育関係費は決して安くなっているとは思えません。
それに買い手と売り手を国内だけでみたら、消費者としては「買い手」の人も、仕事では「売り手」ということが多いでしょう。
つまり、仕事の上では地獄(サービスや商品の売り手)ということもあると思うので、家やプライベートでは消費者になって天国(買い手)といっても、きついと思うんですね。
経済は理論だけではなく、人々の実感も大事だと思うんです。
生きている人間の感覚として、私はインフレがいいと感じますね。
そのうち政府の政策で「インフレターゲット」ということが議論されないかなと期待しています。
ただ、実際にインフレの時代とデフレの時代の両方を経験している私が肌で感じる感覚は、「デフレはアカン」と
いうものです。
長谷川慶太郎さんはデフレの例えに、「買い手に天国、売り手に地獄」と言っています。
デフレでは、すべての商品とサービスは供給過剰になり、売り手は厳しい競争と、買い控えに耐えぬかなければなりません。片や最終の買い手である消費者は商品やサービスが年々安くなり天国だということです。
でも私がよく購入する本やCDは、かえって高くなっています。
また、デフレだというのに社会保険料は毎年値上がりしていますし、教育関係費は決して安くなっているとは思えません。
それに買い手と売り手を国内だけでみたら、消費者としては「買い手」の人も、仕事では「売り手」ということが多いでしょう。
つまり、仕事の上では地獄(サービスや商品の売り手)ということもあると思うので、家やプライベートでは消費者になって天国(買い手)といっても、きついと思うんですね。
経済は理論だけではなく、人々の実感も大事だと思うんです。
生きている人間の感覚として、私はインフレがいいと感じますね。
そのうち政府の政策で「インフレターゲット」ということが議論されないかなと期待しています。