FC2ブログ


タイトル画像

『経営者の条件』 ドラッカーに学ぶ その3

2010.08.27(00:01) 565

一日空きましたけれども、P.F.ドラッカー著『経営者の条件』(上田惇生訳 ダイヤモンド社)について再びお話しをしたいと思います。今日は「その2」でテーマとして出しました「成果をあげるための習慣」に関してまとめていきます。

成果をあげる習慣は、五つあります。

第一は、「何に自分の時間が取られているかを知ること」です。

ここで『経営者の条件』の最も大切なキーワードが出てきました。

それは、「時間」です。


ドラッカーは、「成果をあげる者は、時間が制約要因であることを知っている。成果の限界を規定するものは、最も欠乏した資源(時間のこと)である。」と述べています。

言い換えますと、時間が無いと、誰も成果をあげることはできないということですね。

そして、ドラッカーは、「何にもまして、時間は簡単に消滅する。蓄積もできない。昨日の時間は永久に過ぎ去り、決して戻らない。したがって、時間は常に不足の状態にある」というんですね。


成果をあげる最大の鍵は、時間なんです。

そこで、ドラッカーは初めに「時間が何に取られているかを明らかにすることからスタートする」といい、次に無駄なことに時間を使うなというんですね。


そのためには、
リアルタイムに何に時間を使ったかを記録し、体系的に時間を管理しなさいといっています。

体系的に時間を管理するとは、時間を浪費する非生産的な活動を見つけ、それをできるだけ排除し、自由に使える時間をひとまとめにすることです。

具体的にいいますと、全く時間の浪費のような仕事を止めます(例えば、会議など)。
また、他の人にできるものは他の人にやってもらいます。


そして自由に使える時間を大きなまとまりの時間として確保します。

例えば、毎週火曜日と木曜日と金曜日の午前中は、来客も電話も受けない時間帯にして、重要な仕事(重要な案件について考えたり、意思決定の判断をしたりすること)の時間にあてるのです。


これが身につけるべき習慣の一つ目です。


<続く>

古賀光昭のビジネス教室



2010年08月27日
  1. 『経営者の条件』 ドラッカーに学ぶ その3(08/27)