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「リーダーは、男兄弟が多いなかで育った人から出てくる」という説

2010.07.23(12:13) 530

昭和59年に発刊されたあるビジネス書を読んでいたんですが、興味深いことが書いてありました。その作者が調べたところ、「男の兄弟が多いなかで育った人にリーダーが多く、一人っ子で育った人にはほとんどリーダーがいない」ということがわかったそうです。

また、昔、陸軍士官学校では男兄弟が多い人間の方が優先入学させられていたのに対し、女の中の男一人というかたちで育てられた人間は、リーダーの素質なしということで、敬遠されていたらしいです。

うーん、要するに、男兄弟の中で育たないとリーダーには向いていないということなんですね。


色々な反論があるかもしれませんが、ここでは、仮にこの説を正しいとしましょう。

そうなると、今のような子供の数が少ない時代には、リーダーに適した人材が出てこないということになりますね。

少子高齢化がリーダーシップにも大きく影響してくる可能性があるということです。


少子化は経済全体のパイを小さくして、経済の活力を失わせています。

ただ、単にそれだけではなく、兄弟間の競争がなくなったり、子供同士の競争機会も減って来たりして、精神面でのリーダーシップを育てる機会が圧倒的に不足していっているような気がします。


少子化は、「国が衰退する原因」だと改めて考えさせられました。

世界を変える若き企業家たちへ



2010年07月23日
  1. 「リーダーは、男兄弟が多いなかで育った人から出てくる」という説(07/23)