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ミスチル桜井和寿さんが大切にしている2番のサビと裏にある真実

2010.07.21(00:01) 528

NHKの『佐野元春のザ・ソングライターズ(The Songwriters)』にMr.Childrenの桜井和寿さんが出ていたものを再放送していました。私はミスチルの曲をよく聞くので番組を見ました。その中で、桜井和寿さんが興味深いことを話していたので、ご紹介したいと思います。


ミスチルの桜井和寿さんは、2番のサビを大事にしているそうです。

佐野元春さんが、「『名もなき詩』の「愛はきっと奪うでも与えるでもなくて気が付けばそこにあるもの」は、キラーライン、人の心をぐっと掴む歌詞だと思うんですけど、これが浮かんだときはどうでしたか?」と聞いた時に、桜井さんはこのフレーズが浮かんだときはとても嬉しかったと述べていました。そして、続けて次のように語っていました。

「2番のサビはすごい強いとこで、自分の中では大事にしているところです。2番のサビって、必ず一番この歌の中で言いたいことが現れてほしいなと願って書いているので(嬉しかったですね)。」

「愛はよく与えるものと言われて、奪う愛はいけないと、でも実はどっちでもないんじゃないかなというのがあって、いつも心がけているのは世の中にあふれている常套句やテーゼ、既成概念の裏にある真実を言葉で発見したときが嬉しい時で、その瞬間を待っています」


確かに桜井和寿さんが言うように、既成概念や常套句に限らず全てのものには表面に現れている意味だけではなく、違った意味、別の意味合いや考え方はあると思うんですね。ちょっと難しい言い方になりますが、一つの概念は必ず多様な価値を持っていますから。

例えば、人を殺してしまうということは普通では犯罪ですし、決して許されることではありません。ところが戦争になると敵兵をたくさん殺した人が英雄になることがあります。また、その戦争も人を殺す面では悪に見えますが、戦争のために考え出された戦略や戦術がビジネスに活かされたり、武器の開発が社会の進歩発展に貢献したりして、プラス面を生み出すことがあるんです。

このように、どのようなことでもプラス面、マイナス面があり、一般的に見えている面と、裏に隠れている真実もあります。物事には必ず多様な価値が含まれているので、見方によっては、如何ようにも見えるということです。


しかし、大事なことは物事には多様な価値があるから、色々な見方をすればいいということではないと思います。

多様な価値の中から「現時点での、自分に与えられた環境での、最善とは何か」を見抜き、それを選びぬくことが大切だと思うんです。

多様な価値に引きずられて、「これも正しい、あれも正しい」と、どっちつかずのあやふやな判断をしてはいけないと思います。

常に、今の環境で、このタイミングで、ベストの価値判断は何かを考え、選択して決断していくことが大切なことだと思います。

古賀光昭のビジネス教室



2010年07月21日
  1. ミスチル桜井和寿さんが大切にしている2番のサビと裏にある真実(07/21)