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駒野友一選手に江川卓さんが贈った言葉

2010.07.18(11:51) 524

昨夜の日本テレビ『Going! Sports&News』で、駒野友一選手が語る「あの瞬間」という企画が放送されていました。以下は駒野選手にW杯でのPKについて聞いたインタビューの言葉です。

「本当に申し訳ないというか、本当に自分の責任で負けたと思っていました。(PKの後は)ずっと泣いていたんでけど、あまり周りの声は耳に入ってこなくて、自分の世界というか、周りは気にできなかったです。」

「松井がずっと隣で肩を組んでくれたのは分かっていたんですけど、色んな人や色んなチームメートに声をかけてもらって、ずっと下を向いていたので、その時は誰が来てくれたのか分からなかったです」

「(試合後のロッカーでは)阿部ちゃんがずっと励ましてくれて、闘莉王も「自分が蹴っていたら外していた」という言葉をもらいました」

「(試合後のホテルでは)部屋を出るのが怖かったです。(帰国して)帰って来てからすれ違う人の目線が怖くて
合すことができなかったです」

「日が経つにつれ、少しずつ(試合のVTRが)流れていても見るようにして、自分から逃げ出さないようにしようと思って見てました」


以上が駒野友一選手の言葉でした。ほんと、辛かったことだと思います。そんな駒野選手にこの番組のコメンテーターの江川卓さんが言葉を贈っていました。

以下は江川卓さんの言葉です。

「まず、彼がいなかったらベスト16に来ていないと思いますね。そういう意味では彼が重要なポジションにいたのは事実です。」

「我々、スポーツをやっていたものは100%を出して物事をやったときに、失敗とは呼ばないんです。自分が手を抜いたという意識がある時に失敗というんです」

「100%で物事をやって結果が出た時は失敗とは言わない、それはそういう結果が出ましたというだけなんです」

「(W杯やこの番組の)VTRを拝見していると、彼は本当に全力で戦って、PKを蹴っていたので、あれは失敗ではなくて、勝利の女神がいるとしたら、勝利の女神がそういう結果をもたらしたということだと思います」

「彼がこれからやることは、あのPK以上のものを、4年後にもう一回、同じようなところで入れて決めると、4年前のことが消えると思います。ぜひそれを実現してほしい。」


このように江川卓さんは駒野友一選手を励ましていました。

駒野選手の苦しみはやった者にしか分からない辛いものだと思います。しかし、これを糧として、よりよいサッカー人生を送っていただけたらと思います。

駒野選手、ぜひ頑張ってください!

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2010年07月18日
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