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引っ張ってきた人材が自社でうまくやれるかどうかを見抜くポイントとは?

2010.07.08(23:20) 515

昨日のブログで、経営者は、自分の後継者の人物を見ぬかなければならないと述べました。今日はその続きで、見抜くコツをお話ししましょう。

後継者に限らず、外から人材を会社に採用するとき、又はスカウトするときのポイントは、その人物が入社する会社を「上から目線で見ている人」なら失敗する可能性が高いです

私も何社も経験していて、よその会社から引き抜かれた人で、その新しい就職先をバカにしている人は皆うまくいっていませんでした。

例えば、元商社の人がメーカーに入ったらメーカーを見下していましたし、IT系企業の人は広告会社に入って、そこを見下していました。

結局、小馬鹿にしているといいましょうか、新しい会社になじもうとしないんですね。そして、前の職場と比較をして不平不満を言うことになります。


入社前に馬鹿にしているかどうかは分からないという意見もあると思います。

その時は、面接の時に自社の属する業界について質問を繰り返してください。馬鹿にしていたり、見下したりしていたら、どこかでその雰囲気がでるかもしれません。

あるいは、採用を決める前に(幹部でしたら)食事に行って、そこで雑談をする中で、業界について率直な意見を言ってもらったらいいでしょう。

そこで業界について、見下しているのが感じられたら、同じように自社に対しても見下してくるとみていいでしょう。こういう人は決して採用してはいけません。

どんな立派なキャリアを持っていても、それを偉ぶることなく、謙虚に会社に溶け込んで一諸に繁栄していこうとする気概のある人を採用してください。


余談ですが、カルロス・ゴーンさんが日産の社長としてやっていますが、ゴーンさんが社長をやっている限り、日産は良くならない、発展しないと以前から思っていました。

なぜなら、日産のV字回復も、中身は資産を売却したり、リストラしたり、研究開発費を削ったりと、コストカットによって業績を回復したからです。

研究開発費まで削っては、自動車会社としての先の発展が望めないでしょう。

ゴーンさんを是とするか非とするかは日産の株主さんが判断することですので、立ち入ったことを言う立場にはありませんが、経営者を選ぶということは本当に難しいことだと思います。

古賀光昭のビジネス教室



2010年07月08日
  1. 引っ張ってきた人材が自社でうまくやれるかどうかを見抜くポイントとは?(07/08)