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消費税増税ではなく、議員定数削減と報酬減から始めるべき

2010.07.16(00:21) 523

先日の参議院選挙で、消費税の論議が起こりましたね。選挙速報の番組だったかで「ちょっと待てよ!」と思ったことがありました。それは、どなたか司会者みたいな人が、「消費税はいずれは、上げなければならないことは、どの党も分かっている」と消費税を上げることは当然のことだと言っていたことです。

でも皆さん、私達は今でも十二分に税金を払っていると思いませんか?


例えば、税金ではないですけど、健康保険料と厚生年金料。これらを税金として考えたらいかがでしょうか?健康保険は、会社が属している組合に払っている人が多いでしょうが、健保組合に加入していない会社や国民健康保険だったら都道府県に払っています。

では、これらの費用、いくら払っているかをご存知ですか?


仮に月給30万円の人なら、健康保険と厚生年金で約4万円をご本人が負担しています。月給の13%を有無を言わさずに引かれているのです。そしてプラス4万円を会社が負担しています。なんと、月給30万円の人で、8万円が健保厚生という税金みたいなもので引かれているのです。

同じく、月給が10万円の人なら健保厚生で13,000円が本人負担、会社負担が13,000円です。月給の13%が皆様の意思に関係なく天引きされ、企業負担を合わせると26%が支払われているのです。

そして、所得税は、30万円の月給で扶養がなければ約8,000円、扶養2人なら5,000円です。

これに住民税(市県民税)を加えると、30万円の月給なら6万円くらいが税金(所得税、健保厚生、住民税)で天引きされることになります。所得の20%が引かれる計算です。

その上、車を持っている人なら自動車税、家を持っている人なら固定資産税がかかります。私達は既に結構税金を払っているのです。

こんな状況で消費税を上げるなんてことをしたら、大変なことになります。


消費税は、所得が低い人にとっては税負担がかなり大きくなります。また、全般的に物を買い控えるので、経済が更に不況になります。増税なんてもっての他だと思います。


7月15日にTBSの番組で「スパモク!!ニッポンが崩壊する!緊急生放送スペシャル みのもんたVS国会議員 ずばっとコロシアムⅦ」というのがあり、そこですごい数字を見ました。

議員報酬や期末手当(ボーナス)、JR交通費負担、法律を作る雑費(よく分かりませんが、年間780万円をもらっているそうです)、政党交付金、秘書の費用などで、国会議員一人当たりに年間1億1357万円の税金が支払われているそうです(共産党など一部には政党交付金をもらっていない党があります)。

ひどい話しです(ちなみに、民主党は政党交付金を170億円、税金からもらうことになっています)。

消費税等の増税の前に、仕分けをする前に、まずは議員に支払われている税金を削減すべきでしょう。
国会議員の数も多すぎるので、議員定数も削減すべきだと思います。

それにしても、庶民の感覚からずれた人が政治をする「恐ろしさと難しさ」を感じた番組でした。

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駒野友一選手に江川卓さんが贈った言葉

2010.07.18(11:51) 524

昨夜の日本テレビ『Going! Sports&News』で、駒野友一選手が語る「あの瞬間」という企画が放送されていました。以下は駒野選手にW杯でのPKについて聞いたインタビューの言葉です。

「本当に申し訳ないというか、本当に自分の責任で負けたと思っていました。(PKの後は)ずっと泣いていたんでけど、あまり周りの声は耳に入ってこなくて、自分の世界というか、周りは気にできなかったです。」

「松井がずっと隣で肩を組んでくれたのは分かっていたんですけど、色んな人や色んなチームメートに声をかけてもらって、ずっと下を向いていたので、その時は誰が来てくれたのか分からなかったです」

「(試合後のロッカーでは)阿部ちゃんがずっと励ましてくれて、闘莉王も「自分が蹴っていたら外していた」という言葉をもらいました」

「(試合後のホテルでは)部屋を出るのが怖かったです。(帰国して)帰って来てからすれ違う人の目線が怖くて
合すことができなかったです」

「日が経つにつれ、少しずつ(試合のVTRが)流れていても見るようにして、自分から逃げ出さないようにしようと思って見てました」


以上が駒野友一選手の言葉でした。ほんと、辛かったことだと思います。そんな駒野選手にこの番組のコメンテーターの江川卓さんが言葉を贈っていました。

以下は江川卓さんの言葉です。

「まず、彼がいなかったらベスト16に来ていないと思いますね。そういう意味では彼が重要なポジションにいたのは事実です。」

「我々、スポーツをやっていたものは100%を出して物事をやったときに、失敗とは呼ばないんです。自分が手を抜いたという意識がある時に失敗というんです」

「100%で物事をやって結果が出た時は失敗とは言わない、それはそういう結果が出ましたというだけなんです」

「(W杯やこの番組の)VTRを拝見していると、彼は本当に全力で戦って、PKを蹴っていたので、あれは失敗ではなくて、勝利の女神がいるとしたら、勝利の女神がそういう結果をもたらしたということだと思います」

「彼がこれからやることは、あのPK以上のものを、4年後にもう一回、同じようなところで入れて決めると、4年前のことが消えると思います。ぜひそれを実現してほしい。」


このように江川卓さんは駒野友一選手を励ましていました。

駒野選手の苦しみはやった者にしか分からない辛いものだと思います。しかし、これを糧として、よりよいサッカー人生を送っていただけたらと思います。

駒野選手、ぜひ頑張ってください!

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ドラッカーの言葉 「社長はいい車に乗るべきである。」の意図は

2010.07.19(16:50) 525

P.F.ドラッカーは、「社長といわれる人たちはいい車に乗るべきである。しかも決して自分で運転してはいけない」と言っています。

これはどういう意味だと思いますか?


これは、社長は疲れる職業なので、後部座席でゆっくりと眠ってください、という意味ではありません。



経営トップは重要な意思決定を毎日のように行っています。そのために十分に考える時間を持たなければなりません。

したがって、車に乗っている時間もおろそかにできません。ガタガタ車に乗っていたのでは考えがまとまらないし、ましてや自分で運転したら考えることはできません。

だから、「いい車の後ろに乗って、経営について常に考えなさい」という意味です。


現在のデフレ経済や、日本のように鉄道が発達している社会では、すこしずれているような気がする部分もありますが、ドラッカーが意図するところを経営者の皆様は掴んでいただきたいと思います。


結局、経営トップは常に重要な意思決定について考えなければいけませんし、考えるための貴重な時間を意識して作りだすようにしなければいけないということですね。


懸命に考えるところに経営のヒント(インスピレーション)は降りてきます。


とにかく考えに考えてください。

いい知恵がきっと湧いてくるはずです。

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民放テレビ局は経営危機では?と思う、その理由

2010.07.20(00:01) 527

俗に言う“三連休”が終わりましたね。前にブログにも書きましたけど、土曜日や日曜日、祭日が休みではない会社もたくさんありますが、テレビのニュースでは“三連休”という言い方をするんですよね。関係のない人からすると「何言ってんの」という感じなんですけどね。

この土日と祭日に出勤した方、お疲れさまでした。次のお休みまで、何とか頑張ってください。


話しは全く変わりまして、最近テレビ番組表を見て思ったことがあります。

まず、衛星放送の番組で、「韓国ドラマ」がやたらに多いということです。どうもこれは韓国側からの働きがあるようで、すごい安い金額で放送できるように契約していたり、場合によっては韓国側がお金を払って放送をお願いしたりしていることもあるそうです。

まぁ、韓国側としては、韓国の文化にもっと親しみを持って欲しいというねらいがあるようですね。

ただ、日本側から見ますと、衛星放送で放送する番組コンテンツがあまり無いということだと思うんですね。スポンサーがつくような番組があまり無いということかもしれません。


また、もう一点最近のテレビ番組を見て感じることは、NHKが総合エンターテインメントとして民放を圧倒しているのではないかということです。

大河ドラマにお金をかけることは前からやっていますけど、教育テレビの「テストの花道」では所ジョージさんや城島茂さんを起用したり、「あさイチ」では井ノ原快彦さん、バラエティー番組「クエスタ」にネプチューンの名倉潤さんが司会をしたりと、司会進行役に有名芸能人を多数起用しています。

そして音楽系番組では、「SONGS」ではミスチルなどの豪華アーティストを取り上げたり、「佐野元春のザ・ソングライターズ」も豪華ゲストが出てきたりしています。

少し前には西田敏行さんと武田鉄矢さんのコントや、タモリさんを使った「ブラタモリ」までやっていました。

NHKは総合エンターテインメントとして、民放を完全に突き放して番組を制作しているように見えるのです。

私がここで思うのは、NHKが受信料という“税金”でぜいたくな番組を作っていることを批判したいのではなく、民放は経営が苦しくて、制作費があまりないのではないかということです。

だから有名な芸能人やミュージシャンは、NHKにやたらと出演しているのではないかと推測しています。

真相はどうなんでしょうか。


やたらと多い韓国ドラマやNHKの極度のエンターテインメント性は、民放のテレビ局の危機を表しているのではないかと思う今日この頃です。

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ミスチル桜井和寿さんが大切にしている2番のサビと裏にある真実

2010.07.21(00:01) 528

NHKの『佐野元春のザ・ソングライターズ(The Songwriters)』にMr.Childrenの桜井和寿さんが出ていたものを再放送していました。私はミスチルの曲をよく聞くので番組を見ました。その中で、桜井和寿さんが興味深いことを話していたので、ご紹介したいと思います。


ミスチルの桜井和寿さんは、2番のサビを大事にしているそうです。

佐野元春さんが、「『名もなき詩』の「愛はきっと奪うでも与えるでもなくて気が付けばそこにあるもの」は、キラーライン、人の心をぐっと掴む歌詞だと思うんですけど、これが浮かんだときはどうでしたか?」と聞いた時に、桜井さんはこのフレーズが浮かんだときはとても嬉しかったと述べていました。そして、続けて次のように語っていました。

「2番のサビはすごい強いとこで、自分の中では大事にしているところです。2番のサビって、必ず一番この歌の中で言いたいことが現れてほしいなと願って書いているので(嬉しかったですね)。」

「愛はよく与えるものと言われて、奪う愛はいけないと、でも実はどっちでもないんじゃないかなというのがあって、いつも心がけているのは世の中にあふれている常套句やテーゼ、既成概念の裏にある真実を言葉で発見したときが嬉しい時で、その瞬間を待っています」


確かに桜井和寿さんが言うように、既成概念や常套句に限らず全てのものには表面に現れている意味だけではなく、違った意味、別の意味合いや考え方はあると思うんですね。ちょっと難しい言い方になりますが、一つの概念は必ず多様な価値を持っていますから。

例えば、人を殺してしまうということは普通では犯罪ですし、決して許されることではありません。ところが戦争になると敵兵をたくさん殺した人が英雄になることがあります。また、その戦争も人を殺す面では悪に見えますが、戦争のために考え出された戦略や戦術がビジネスに活かされたり、武器の開発が社会の進歩発展に貢献したりして、プラス面を生み出すことがあるんです。

このように、どのようなことでもプラス面、マイナス面があり、一般的に見えている面と、裏に隠れている真実もあります。物事には必ず多様な価値が含まれているので、見方によっては、如何ようにも見えるということです。


しかし、大事なことは物事には多様な価値があるから、色々な見方をすればいいということではないと思います。

多様な価値の中から「現時点での、自分に与えられた環境での、最善とは何か」を見抜き、それを選びぬくことが大切だと思うんです。

多様な価値に引きずられて、「これも正しい、あれも正しい」と、どっちつかずのあやふやな判断をしてはいけないと思います。

常に、今の環境で、このタイミングで、ベストの価値判断は何かを考え、選択して決断していくことが大切なことだと思います。

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金元工作員を日本に呼ぶ必要はあったのか

2010.07.22(11:41) 529

金賢姫(キムヒョンヒ)元北朝鮮工作員が拉致被害者横田めぐみさんのご両親と面会をしましたが、新しい情報は得られなかったようです。

考えましたら、金元工作員は大韓航空機爆破事件の後に北朝鮮に帰っているわけではないので、新しい情報や、めぐみさんについての核心的な情報を持っているとは思われなかったはずです。話すことがあるとしたら、北朝鮮時代の思い出話しくらいでしょう。


しかしながら、さも何か新情報があるのではないかと期待をさせて、わざわざ日本に金元工作員を呼び寄せて、日本政府は何をやっているのでしょうか?


拉致被害者の家族も、期待して残念な結果に、更に傷つく思いをされたのではないでしょうか。家族の方の感情を弄んでいるようで、心が痛みます。

同じ日本人として、子を持つ親として、突然他の国に愛するわが子を連れ去られた思いは、耐えがたいつらさだったと思います。

日本政府は、金元工作員を日本に呼ぶといった問題解決につながらないことに血税を使うことなく、北朝鮮にダイレクトに交渉をしてほしいです。


嗚呼、気概のある政治家は日本にはいないのでしょうか。。。

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「リーダーは、男兄弟が多いなかで育った人から出てくる」という説

2010.07.23(12:13) 530

昭和59年に発刊されたあるビジネス書を読んでいたんですが、興味深いことが書いてありました。その作者が調べたところ、「男の兄弟が多いなかで育った人にリーダーが多く、一人っ子で育った人にはほとんどリーダーがいない」ということがわかったそうです。

また、昔、陸軍士官学校では男兄弟が多い人間の方が優先入学させられていたのに対し、女の中の男一人というかたちで育てられた人間は、リーダーの素質なしということで、敬遠されていたらしいです。

うーん、要するに、男兄弟の中で育たないとリーダーには向いていないということなんですね。


色々な反論があるかもしれませんが、ここでは、仮にこの説を正しいとしましょう。

そうなると、今のような子供の数が少ない時代には、リーダーに適した人材が出てこないということになりますね。

少子高齢化がリーダーシップにも大きく影響してくる可能性があるということです。


少子化は経済全体のパイを小さくして、経済の活力を失わせています。

ただ、単にそれだけではなく、兄弟間の競争がなくなったり、子供同士の競争機会も減って来たりして、精神面でのリーダーシップを育てる機会が圧倒的に不足していっているような気がします。


少子化は、「国が衰退する原因」だと改めて考えさせられました。

世界を変える若き企業家たちへ



2010年07月
  1. 消費税増税ではなく、議員定数削減と報酬減から始めるべき(07/16)
  2. 駒野友一選手に江川卓さんが贈った言葉(07/18)
  3. ドラッカーの言葉 「社長はいい車に乗るべきである。」の意図は(07/19)
  4. 民放テレビ局は経営危機では?と思う、その理由(07/20)
  5. ミスチル桜井和寿さんが大切にしている2番のサビと裏にある真実(07/21)
  6. 金元工作員を日本に呼ぶ必要はあったのか(07/22)
  7. 「リーダーは、男兄弟が多いなかで育った人から出てくる」という説(07/23)
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