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結論が見える経営者が陥りがちな間違いとは?

2010.05.27(19:47) 460

経営者の方は、得てして結論が見える方が多いように思います。感が働くといいましょうか、「こうすれば儲かる!」というのが分かる方が多いと思われます。

しかしながら、同時に結論までのプロセスが飛んでしまうことも、ままあったりします。

あるいは、儲け話や儲かりそうな製品に、次から次へと飛びついてしまって、資金がショートしてしまったり、商機を逃してしまったりしてしまいます。

当たり前のことなんですが、経営資源は限られていますので、優先順位をつけて、確実に仕事をしていくことが大切です。

戦争で言うと「各個撃破」ですね。一つ一つ着実に勝っていく戦法、兵法がポイントです。


経営者の方は普通の人よりは嗅覚が異常に鋭いので、どうしてもこうしたタイプの方が多くなります。そして見えている結論は間違っているのではなく、タイミングや経営資源が合えば成功するものなのです。

経営者ご自身でバランスを取って舵を取れる方はいいですが、そうではない方は性格や考え方の違う人を身近に置くのがいいでしょう。


猪突猛進のタイプなら、慎重なタイプをそばに置く。

アイディアマンの社長なら、アイディアを実行できる実務家を置く。

お金を散在する人なら、計画的に大切にお金を使える人を置く。


自分の足りないところを客観的に分析して、会社の戦力を補強しておくことが大切です。

世界を変える若き企業家たちへ



2010年05月27日
  1. 結論が見える経営者が陥りがちな間違いとは?(05/27)