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これから可能性のある業界、その2

2010.03.01(00:01) 326

今日は「これから可能性のある業界」の第二回目です。前回はキッチン周りにビジネスの可能性があるのではないかとの問題提議をしました。今日は、住宅のリフォームを私が押すもう一つの理由である”バリアフリー化”について述べたいと思います。

高齢化の進展に伴い、手すり、またぎやすい高さの浴槽、車いすが通行可能な廊下幅、段差のない屋内など設備の需要が見込まれます。

おまけに国の住生活基本計画(2006年度策定)では、高齢者が居住する住宅については2015年時点での数値目標が設定されています。

「一定のバリアフリー化」住宅の比率を75%(2003年は29%)、「高度のバリアフリー化」住宅の比率を25%(2003年は6.7%)に引き上げるのが目標になっています。

こうした国の施策には、減税など各種の支援策が講じられる追い風があります。また、住宅金融支援機構ではバリアフリー化住宅を建設する場合の金利を優遇する仕組みも用意されています。


高齢化というニーズに加え、国の目標値が設定されているので、住宅市場の新しい潮流として注目されると思いますね。


住宅リフォームは、キッチン周りとバリアフリー化という二つの大きな可能性があると思います。その中に入っていこうと考える会社は、どこに生き筋を見つけるかというところがポイントになります。


部品や部材の供給者になるのか、全体をコントロールするリフォームアドバイザー(コンサルタント)になるのか、工事を請け負う会社になるのか、道はそれぞれだと思いますが、自社の強みと重なる部分がある会社は考えてみるのも面白いと思いますね。

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松下政経塾の志審査とは?

2010.03.02(11:21) 327

約20年ほど前に、松下政経塾の入塾審査(入塾してよいかどうかを決める最終面接)をされているある大学の先生から次のような言葉をお聞きしました。

「松下政経塾では、”志審査”(こころざししんさ)をやっている。審査に通るかどうかは、それ一本である。その志は、”着眼大局、着手小局”(ちゃくがんたいきょく、ちゃくしゅしょうきょく)があるかどうかである」


”着眼大局、着手小局”というのは、孔明流に説明をしますと、(政治家として)大きな展望やビジョンを持っているが、まず着手するところは、小さなところや身近なところ、着実なところから始めるということだと思います。

これは政経塾のような政治家を目指す人だけではなく、経営者にとっても同じだと思うんです。

会社のビジョンは大きく持たなければなりません。小さくビジョンを描いてしまうと、縮んでしまって発展しなくなります。

しかし、大きなビジョンや将来構想を持っていても、手を付けるのが堅実なところ(日々に起こるような平凡なことをきちんと行うこと)からでないと、「絵に描いた餅」になってしまうのです。


大局を見る目と小局を見る目の両方を持っていたいものですね。

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家族にとって大事なもの

2010.03.03(11:56) 328

今日はひな祭りですね。我が家にも、お内裏様とお雛様が飾ってあります。結婚前に娘ができたら、大きなひな人形を買ってあげようと思っていましたけど、14年前に実際に買ったのは一段だけの「お内裏様とお雛様」でした。

昨日娘に、「ごめんね、本当は大きな“ひな人形”を買ってあげたかったんだけど・・・」といいますと、
「あれでいいんだよ~。あの人形は可愛くて、いい人形なんだから。」と言ってくれました。
娘はそのひな人形を可愛がっているようです。

親とすれば、息子なら“立派な鯉のぼり”を買ってあげたいとか、娘なら“立派なひな人形”を買ってあげたいとか思ったりもするんですが、うちの子供たちは親に気を使っているのか、そんなことを気にするそぶりがありません


子供たちは、家族にとって大事なものが何かをしっかりと分かっているんでしょうね。

そんな子供たちに育ててくれた家内と、子供たちに感謝です。

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評論家の差別化戦略(ちょっと奇妙なお話し)

2010.03.04(11:24) 329

今日は「評論家の差別化戦略」と題し、ちょっと変わったお話しをします。奇妙な話しかもしれません。これからやると“もしかしたら”大ブレイクするかもしれない仕事についてのお話です。

それは「宇宙人研究家」です(笑)。

日本では、昔『木曜スペシャル』とかいう番組で、“チャララーン!”って驚かせるような音楽を流して、どちらかというと「怪しい、胡散臭い」雰囲気一杯の番組が放送されていました。ま、最近では全くありませんね。

おそらくですけど、ノストラダムスの予言がはずれた(1999年に人類が滅亡するという部分)ので、ちょっと怪しい臭いのする「この手の番組」が作られなくなったのではないかと推測しています。そうした番組は、それなりに面白かったんですけどね。

アメリカのテレビドラマでは、『Xファイル』とか『V』とかありましたよね。
最近では、映画『The 4th Kind フォース・カインド』というのがありました。こちらは、面白いというより、宇宙人に拉致される怖いお話しです。


さてと、ここから仮定の話に入ります。

仮にですよ、仮に、もし宇宙人が日本に堂々と現れたら、誰がテレビで解説するんでしょうか?
『ムー』という雑誌に文章を書いている人でしょうか?

日本では正式な(公式な)“UFO学者”もいないでしょうから、自称「宇宙人研究家又は専門家」にコメントを求めるしかないですよね。

もし、海外の宇宙人文献をきちんと読み込み、整理できている人がいて、ルックスも普通で、理論的にコメントできる人なら、引く手あまたになりますよね。宇宙人が出てきたら、超売れっ子になると思います。


ま、ある意味、評論家の「差別化戦略」ですが、実現するかどうかは“運任せ”?ですね。


ちなみに、私はやりませんけど。

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春の特別企画! 小冊子プレゼントのお知らせです

2010.03.05(00:01) 330

経営者の方の才能を正しく活かすのに必要なのは正しい戦略です。経済状況が困難な時であればあるほど、経営資源を最大限に生かすには戦略が必要になります。

そこで、古賀光明(こがこうめい)は、小さな会社向けの戦略をまとめた小冊子『小さな会社のための弱者の戦略』(仮題)を作成中です。詳しい内容は株式会社ビクトリーのHPのブログに記載しています。
     ↓
http://www.victory777.jp/category/blog/

全て書きおろしの内容になっていまして、日頃のご愛顧のお礼としまして、春の特別企画として先着10名様限定で配布致します。

ただし経営者の方で、かつ日本国内の方のみに限定させていただきます。
今回は無料の配布物ですので、ご了承ください。

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偉人、安藤百福(ももふく)さんに感謝

2010.03.06(00:53) 331

昨日、TBSテレビで日清食品の創立者で、「チキンラーメン」の生みの親である安藤百福(ももふく)さんの物語をやっていました。いやー、すごい人です。本当の偉人ですね。安藤百福さんは。

若い頃、実業家として成功していた安藤百福さんは、太平洋戦争で一度財産をなくしています。

その後、立て直すのですが、ある信用組合に理事長になることを頼まれ、再び財産をなくしています。百福さんは二度財産をなくしているのですが、へこたれずに、人々を明るく幸せにすることを目標にして頑張っていくんですね。

「食足世平」、日清食品の企業理念です。これは、食が足りてこそ、世の中が平和になるという意味です。戦後の寒風の中、ラーメンに長蛇の列をなして並んでいる人の姿を百福さんが見たのが「チキンラーメン」の原点になっているそうです。

百福さんは人々が幸せになるのは、食べることができることが元になっていると考えたんですね。ですから、人々が明るくなるために、おいしいものを簡単に食べられるようにしたいという情熱が湧きあがって、そして、それはラーメンだと思われたようです。

「チキンラーメン」は百福さんが47歳のときに開発に取り組み、苦労の末1年後に完成しています。ドラマではラーメンの素人の百福さんが色々な試行錯誤をして、家族の人に助けられながら開発していく姿が描かれていました。


また驚いたのは、完成後にインスタントラーメンの製法の特許を公開しているということです。多くの企業にもおいしいものを作ってもらえたらいいということだそうです。なかなかできないことですよね。すごいですよね。


考えたら百福さんが「チキンラーメン」を完成させたのは48歳の時です。人生遅すぎるということはないということが、この実例を見ても分かりますね。


百福さんが数々の挫折や困難の中、「チキンラーメン」を開発を投げたしていたら、今私達はおいしいインスタントラーメンを食べることができなかったんでしょうね。

困難な仕事を投げ出さなかった、あきらめなかった百福さんに感謝の気持ちで一杯です。生き方に勇気もいただきました。ありがとうございました。

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会社の嫌われ者が重要なポジションにいる理由とは

2010.03.08(11:38) 332

今日はサラリーマンの方、特に中間管理職の皆様向けのお話しをさせていただきます。

会社内で、「なんであんな人が役員(あるいは部長)なんだろう?」と思うような人がいませんか? また、「なんであんなひどい人(あるいは嫌われ者)が重要なポジションにいるんだろう?」と思ったことはありませんでしょうか?

私なんか、良く思いましたよ。なぜあんな悪い人が上にいるんだろうって。

段々その理由が分かってきましたね。よく人は「上に媚を売っているからだ」とか言うことがあります。
ま、そんな面も一部にはあろうかと思います。

ただ今の時代だと、そんな「よいしょ」だけで人を重要なポジションに置いておくことはないと思うんです。


だいたい社内の嫌われ者の方は、「社長が厳しく言いたいけど言えない。もしくは、社長が言うと“終わり”になってしまうから言えないので、社長の代わりに厳しい事を下に言う」人なんですね。

私がサラリーマン時代に見てきたものはそうでした。

例えば、経理部門でルールを厳しく言う人や営業本部長で下に厳しくあたる人は、社長がやって欲しい、言って欲しいと思っている事を、いい意味で“社長の代わりに嫌われ者になってやっている”面があるんですね。

社員や中間管理職からすると、「うるさくてかなわん。」、「責められてつらいから、いなくならないかな」と思う人も、社長からすれば「自分の代わりに厳しく指導して、会社の雰囲気を引き締めてくれている。そうでなければ、厳しい企業競争を勝ち残っていけない」と思っているのではないでしょうか。

中にはリストラの実行などの“汚れ役”をやってくれてありがたいという人もいるでしょう。


そのように、社員から見たら嫌われ者でも、経営者から見ると必ずその人を置いておかなければならない何らかの理由があるのです。その理由は必ずしも正しいものとは限りませんが、経営者は何らかの評価をしていると思って、間違いがないと思います。


大事なことは、経営者の考えを「良い悪い」、「善か悪か」で判断するのではなく、まず経営者の心をおしはかる度量を持たれたらいいと思うのです。なぜそうした人を評価しているのかを客観的に考えてみるのです。そう考えてみることで、心に少し余裕ができてきます。

「そうか、ああいう面をきちんとしたいから、あの厳しい人をあのポジションへ置いているんだな」と思えるだけで、その厳しい人との人間関係にも少し余裕ができてくるはずです。

そして悪いところは決して似ないようにすればいいのです。

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2010年03月
  1. これから可能性のある業界、その2(03/01)
  2. 松下政経塾の志審査とは?(03/02)
  3. 家族にとって大事なもの(03/03)
  4. 評論家の差別化戦略(ちょっと奇妙なお話し)(03/04)
  5. 春の特別企画! 小冊子プレゼントのお知らせです(03/05)
  6. 偉人、安藤百福(ももふく)さんに感謝(03/06)
  7. 会社の嫌われ者が重要なポジションにいる理由とは(03/08)
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