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芸術や建築物の偉大な力(☆祝200回)

2009.12.16(12:18) 221

今日で、連載200回となりました。私が経営する株式会社ビクトリーのHPにある「孔明の経営相談室」と合わせると288回目となります。これもひとえに皆様のご支援をおかげでございます。本当にありがとうございます。

今年の5月21日から始めたブログも、もうすぐ7カ月となります。「継続は力なり」といいますが、振り返ると続けて良かったなと思いますね。

まぁ、ブログの素人で方法も分からずに本を見ながら書き始めましたが、内容はともかく文章を書く経験ができたことと自分の考えを残せたことについては良かったのではないかと思っております。

何にせよ、今まで読んでいただきました読者の皆様あってこそのブログです。感謝申し上げます。ありがとうございました。


さて、今日、NHKのBShiの「100年インタビュー」で、小澤征爾さんが出ていました。途中から一瞬だけ見たので正確ではないかもしれないのでご容赦ください。

小説家の井上靖さんが小澤征爾さんに「音楽はいいよ。自分の小説は翻訳されて世界に拡がるが、中にはどんな翻訳家が翻訳したかも分からずに、自分の本が翻訳されて世界で売り出されている。でも音楽は世界中(言葉がなくても)どこでも通じるから素晴らしいよ。」といった内容を言われて励まされたそうです。

なるほど、言葉を媒介として世界へ拡げるものの難しさを改めて知りました。例えば、小説、思想、哲学、宗教、学術などは日本語で書いていたら、翻訳しなければなりません。小説や思想などは、微妙なニュアンスを翻訳で伝えるのは難しいですね。

ところが、音楽や絵画やスポーツなら、言葉を抜きにして感動を世界中へ伝えることができます。ある意味、漫画も絵がある分、世界に伝えやすいものかもしれません。

こうしたことを考えると、ドイツのケルン大聖堂の意味が分かるような気がします。

私はドイツでケルンの大聖堂を見ましたが、すごい建物です。圧倒されます。建物の芸術性、大きさ、凄いです。

あれを見るとキリスト教の偉大さが伝わってきます。私はキリスト教について、教えの中身をほとんど知りませんが、建物が言葉に代わって、「信仰の偉大さ」を伝えていたのだと思います。

世界に何らかの思想を拡げるには言葉の障害があります。しかし、言葉がなくとも、それを補う芸術や建築物があるのだということを学びました。

ドイツでの感動が、一つの「気づき」につながり、今日はいい一日となりそうです。

世界を変える若き企業家たちへ



2009年12月16日
  1. 芸術や建築物の偉大な力(☆祝200回)(12/16)